日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

日本エコミュージアム研究会「全国大会in山梨・都留」開催のご案内

日本エコミュージアム研究会会長    馬場憲一
2024年度全国大会担当理事  森屋雅幸 須田英一

日本エコミュージアム研究会の2024年度全国大会を山梨県都留市で開催することにしましたので、下記の通りご案内いたします。

大会を開催する山梨県都留市は、全国に先駆けて1980年代からフィールド・ミュージアムの取り組みがはじまり、現在でも尾県郷土資料館を拠点とした地域住民によるさまざまな地域づくりにつながる活動が取り組まれています。今回の全国大会では、都留市をはじめ、山梨県東部地域を中心としたエコミュージアムに関する取り組みを紹介し、それらの発表を通してエコミュージアムの地域博物館としての活動と人間性の回復の試みなどについて参加者とともに考えていく機会にしたいと思っています。多くの方々の参加をお待ちしております。

2024年9月15日

1.日 時  2024年10月26日(土) 午前10時~午後4時20分

2.会 場  尾県郷土資料館 (午前の部) 山梨県都留市小形山1565-1
ミュージアム都留(午後の部) 山梨県都留市上谷1-5-1

3.大会テーマ 地域博物館活動と人間性回復の試み
―山梨県東部のエコミュージアムの取り組みから―

4.開催趣旨
近年、博物館は観光振興に資するものとして、活用が促され、経済的な活性化を生み出す場として期待されています。一方で、最新のICOMの博物館の定義では、コミュニティの参加が謳われ、住民のWell-being(身体的、精神的、社会的に満たされた状態)の関わりも議論されるようになり、いわば経済的な価値に寄らない人間の成長を願い、Well-beingといった人間性を回復させるような博物館像が示されています。

山梨県東部地域では、1980年代後半から、フィールド・ミュージアムをはじめ、住民主体のエコミュージアムに類した活動が現在まで取り組まれています。こうした活動は必ずしも地域の経済的な活性化を目指すものでなく、住民の教育や楽しみ、生きがいに寄り添う内容が中心であり、現代に求められる博物館像に近似したものといえます。

本大会では、山梨県東部地域で取り組まれてきたエコミュージアムに関する活動を振り返るとともに、現在も引き続き取り組まれている活動を紹介します。そして、これらの活動が住民や地域に何をもたらしてきたのか振り返り、エコミュージアムの取り組みと住民のWell-beingの実現という人間性の回復との関わりについて考える機会にしたいと思います。

5.大会内容

○午前の部 小形山地区まちあるき

場 所 尾県郷土資料館 ※山梨県都留市小形山1565-1
時 間 10:00~12:00(尾県郷土資料館集合、小雨決行)

定 員 20名(要申込)
参加料 100円(保険料)(予定)
講師:井上武氏(山梨県文化財保護指導委員・都留市文化財審議会委員)
※午前の部は人数によってはグループに分けて行います。

○午後の部 発表会

場 所 ミュージアム都留エントランスホール ※山梨県都留市上谷1-5-1
時 間 14:00~16:20
定 員 60名(要申込)

開 会 14:00
開会あいさつ
開催趣旨説明 14:10~14:15           淑徳大学 森屋雅幸氏
司会:法政大学 馬場憲一氏

発表 14:15(各20分)

「山梨県内のエコミュージアムの取り組みについて―東部地域を中心にして―」

淑徳大学 森屋雅幸氏

「都留まるごと博物館の取り組みについて」
都留市教育委員会 知念浩生氏

休 憩 14:55(10分)

発表 15:05(各20分)

「浅利を知る会の取り組みについて」
大月市教育委員会・大月短期大学 稲垣自由氏

「ルチャ・リブロと尾県学校の活動からみえるもの―アジールを手づくりする―」

人文系私設図書館 Lucha Libro 青木真兵氏

質疑・意見交換 15:45(35分)

閉会あいさつ

解 散 16:20

※ ミュージアム都留は16時30分閉館となりますので、
館内の見学は発表会開始前にしていただくことをおすすめします。

6.参加申込み
参加ご希望の方は、以下のグーグルフォームから10月21日(月)15時までに申し込みをお願いいたします。

https://forms.gle/U5SszVcifAvyDSgD8

7.主 催:日本エコミュージアム研究会・都留市教育委員会
※今回の全国大会は、都留市制70周年を記念して共同で開催いたします。

8.問合せ先
ご不明の点などがありましたら以下までお問合せください。
大会担当理事:森屋 jecoms2021@gmail.com

以上

機関誌「エコミュージアム研究」30号の自由投稿原稿の募集

担当:編集委員会  (大山、井上、吉兼、森屋)

執筆要領(機関誌29号掲載)に沿って、

●「論文」(400字×45枚)刷り上がり10頁まで

●「報告」(400字×25枚) 刷り上がり6頁まで

●「書評」「レターズ」(400字×10枚)刷り上がり2頁までを公募いたします。

「論文」については査読します。提出いただいた原稿を査読し、コメントに対応した再投稿をお願いすることがあります。

応募者は次の応募期限にしたがって電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)に書き込み投稿して下さい。

[応募期限] 2024年8月31日
投稿原稿の種別(例えば「論文」「報告」など)と仮題を記し執筆の申し込みを下記編集委員長宛てにお送りください。

[投稿原稿締切] 2024年10月25 (レイアウトまで含めた完成原稿を、メールにて下記編集委員長宛お送り下さい。その際、電子メール本文にタイトル、氏名、所属を明記してください)

*締切に遅れた場合は次号掲載にしますので、必ず10月25日までにご提出ください。

【原稿用紙】:下記からダウンロード出来ます。

JECOMSホームページ→各種書式→機関誌などへの投稿書式
… 論文、報告フォーマット(Word文書)
www.jecoms.jp/format/

【原稿等提出先】
★E-mailアドレス お手数ですが、大山、井上の両者へお送り下さい。

yumikok@museum.or.jp 編集委員長  大山由美子 あて

s-inoue@andrew.ac.jp 編集委員  井上 敏 あて

(以上)

2024年度研究大会 開催・参加のご案内

日本エコミュージアム研究会では、今年度の研究大会を開催いたします。会員の方はもちろんのこと、会員以外の方でご関心ある方も奮って参加ください。

1.日 時:2024720日(土) 13時~1630

2.会 場:リモートによるオンライン研究会(Zoom使用)として実施します

3.プログラム:

13:00 開会のあいさつ

13:05 プログラムの説明

(各発表20分、質疑15分〈交代・準備時間含む〉)

13:10 発表1

発表者: 淺野敏久 (広島大学)

共同発表者:塩路恒生(広島大学)・池田誠慈(広島大学)・川島尚宗(広島大学)

タイトル:「発見の小径」活用策としてのオリエンテーリング・アプリの
開発と試用

要旨:広島大学総合博物館では,キャンパスまるごと博物館の活動を続けている。250ヘクタールに及ぶキャンパスの中には,いろいろな自然・文化遺産が存在する。これらを博物館の展示解説(現地案内・観察会)で活用することを,かねてより行ってきたが,昨年度は,博物館のデジタルコンテンツを参照しながら,チェックポイントを回って学習する,オリエンテーリング・アプリを開発した。その仕様やそれを使った行事での実際について報告し,今後の展開可能性について議論したい。

13:45 発表2

発表者: 池田誠慈(広島大学総合博物館)

共同発表者: 坪田博美(広島大学)・川島尚宗(広島大学)・清水則雄(広島大学)・塩路恒生(広島大学)・淺野敏久(広島大学)

タイトル:エコミュージアムのリアルとバーチャルの接続
~広島大学デジタルミュージアムと学生ボランティアの参画を事例として~

要旨:広島大学総合博物館ではコロナ禍前後においてエコミュージアムの在り方について様々な模索を行ってきた。その一環で2018年よりキャンパスの生物情報の収集に学生ボランティアが参画し,生物相調査とデジタルミュージアムを活用した情報の蓄積と発信を行い始めた。その結果,学生ボランティア参画以前に比べてWebサイトのアクセス数の顕著な増加が見られた。本発表では,デジタルミュージアムを活用した学生主導のエコミュージアムの展開例を報告する。

14:20 発表3

発表者: 森屋雅幸(淑徳大学)

タイトル:山梨県におけるエコミュージアム・フィールドミュージアムの歴史的展開に関する研究 ~1980年代から2020年代までを対象として~

要旨:本発表は、1980年代から2020年代にかけての山梨県内のエコミュージアム・フィールドミュージアムの歴史的変遷と各エコミュージアム・フィールドミュージアムの提唱・設置年、所在地、対象地域、提唱・設置者、現所管、形態、対象分野を明らかにしたうえで、それぞれの特徴を確認する。また、各年代の特徴についてその当時の社会的背景や政策の影響を考察する。

14:50 休憩(10分)

15:00 発表4

発表者: 趙 孫暁(広島大学)

タイトル:中国における「伝統村落」保全事業と「生態博物館」の実践の比較

要旨:工業化と都市化の進展に伴い,中国の農村地域では労働力の流出や賑わいと活力の喪失,住民の農村の伝統文化への無関心等の問題に直面している。こうした農村部の現状への懸念と伝統文化の価値への認識が深まる中で,2012年から国レベルにおいて古い村落を適切に保全し,発展させることを目的とした「伝統村落」保全事業が発足した。一方,1995年以降,中国は世界のエコミュージアムの実践の波に乗り出し,その現地化の道を模索し始め,「生態博物館」と称する取り組みが試みられてきた。本報告では,中国における「伝統村落」保全事業と「生態博物館」の実践の経緯を整理し,その相違点や共通点などについて検討する。

15:35 発表5

発表者: 今橋克寿鈴寿坊・イーハトーブ・エコミュージアム総合研究所)

タイトル: 工業都市の原点となった鉱山の記憶を生かしたエコミュージアム活動

要旨:国内屈指の日立鉱山(1981年閉山)の職員・坑夫のための厚生施設だった『共楽館』。その再生とそれを活かした地域創生にチャレンジするNPO『共楽館を考える集い』は、工業都市の出発の起点となった鉱山の発展とその後の地域の変容を真摯に辿りながら、その中から学び汲み取った先人の教えと思いを大切にして、活動に邁進してきた。当にエコミュージアムの理念に合致した市民活動である。長年の活動から、幅広い個人・団体のネットワークが構築される中で、近年は『エコミュージアム』を標榜する活動を展開している。

16:10 発表に対する全体での意見交換

16:20 まとめ

16:25 事務連絡(今後の予定など)・閉会のあいさつ

16:30 終了

4.参加費:無料(本研究会会員の有無に関わらず)

5.参加定員:100名(定員を超える申し込みがあった場合は本研究会会員を優先し、非会員は先着順とします)

6.参加申込み:事前申込が必要です。

事前申込はこちらからお願いします。

申込みの締切りは717日(水)15時とします。

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=sb-1T4BW5EuWg3l2H74wvGGLvr5Ev-VAg5-zCykeWENUQ0tNVU5VMUNMRUlHUDJOTU5GNzVJNFpXRCQlQCNjPTEu

当日のZoomへの接続先は事前に申し込みをいただき、定員内で参加が認められた方のみにお知らせいたします。お届けいただいたメールアドレスにお送りいたします。

3日前までメールが届かない場合は事務局

E-mailアドレス jimu@jecoms.jp までご連絡ください。

2024 JECOMS研究大会・発表者募集のご案内

皆様お変わりなくお過ごしのことと思います。

さて2024年度の研究大会の発表者募集を下記の要領により行いますので奮ってご参加をお願いいたします。

担当理事  吉兼秀夫

1.開催日:2024年7月20日(土)午後1時30分開催予定

2.開催形式: Zoomによるオンライン開催

3.研究発表の応募について

(1)発表テーマ:自由 (エコミュージアムに関する研究ならば何でも可)

(2)応募資格:本会会員。複数での発表者の場合は本会の会員が含まれていること。

(3)発表時間は各発表15分、質疑10分。

(4)応募締切り:2024年6月15日(土)

(5) 申し込み必要事項:

1 氏名 (共同発表の場合は共同発表者の氏名)

2 所属 (勤務先や所属団体など)

3 連絡先(住所、E-mail)、

4 発表題目と発表要旨 (200字程度)

(6)申込み方法

吉兼秀夫あてにE-mailで申し込んでください。

1. 件名JECOMS研究発表申込みとして

2. E-mailアドレスこちらまでh_yoshik@kufs.ac.jp

3. 本文に、上記の申し込み必要事項4項目をを記入してください。

(7)その他

1 発表当日の時間的制約もあり、応募が多数あった場合には選考を行うこともありますので、
あらかじめご了承ください。

2 発表は、後日、機関誌『エコミュージアム研究』第30号に論文(機関誌10頁以内)、または研究報告
(6頁以内)として投稿していただくことになっておりますので、よろしくお願いします。

「 2023 JECOMS 全国大会 in 金目 」のご案内

日本エコミュージアム研究会では、例年開催している全国大会の開催地として、会員から見学訪問の希望の出ている地域の中から、今年度は平塚市の「金目エコミュージアム」での開催を企画しました。2019年9月の台風でやむを得ず中止した国際会議では見学および報告を予定しておりましたが、今回可能な範囲で同地で開催することにより、全国的にも希有な活動例として地域博物館との連携に成功している「金目エコミュージアム」での活動から市民活動と地域博物館の連携を学ぶ、との趣旨です。ふるってご参加をお願いします。  (大原一興)

●開催日時 2023年11月12日(日曜日)13:00~16:30
●開催場所 平塚市 金目エコミュージアム
●会場 平塚市金目公民館(平塚市南金目966)および金目地域

金目公民館への行き方案内 (下記の地図参照)

JR平塚駅から2番乗り場「平73・東海大学」、3番乗り場「平77・東海大学」、
7番乗り場・平71,74,75「秦野駅」「秦野駅南口」行きバスで「南金目」下車
(約20分360円)


●内容

13時 開会
(12:30頃から、公民館にて展示をおこなっていますので観覧ください)

13:10~ 研究会  エコミュージアムと地域博物館
―市民・公民館発のエコミュージアムと地域博物館との協働事例から-

報告1 金目エコミュージアムの活動 金目エコミュージアム会長 米村康信氏

報告2 市立博物館との連携について 平塚市博物館学芸員 早田旅人氏

質疑討論 地域博物館とエコミュージアムの関係について(予定)

14:30~16:30 金目エコミュージアム散策

16:30 解散予定

●申し込み:日本エコミュージアム研究会  下記のgoogle Formから

https://forms.gle/agSE3425xbpeqBD56

●参加費 会員 無料
学生 無料
会員外・一般 1,000円

●資料代 500円程度

機関誌「エコミュージアム研究」29号の自由投稿原稿の募集

担当:編集委員会 井上 敏

執筆要領(機関誌25号掲載)に沿って、

●「論文」(400字×45枚)刷り上がり10頁まで、

●「報告」(400字×25枚) 刷り上がり6頁まで、

●「書評」「レターズ」(400字×10枚)刷り上がり2頁までを公募いたします。

「論文」については査読します。提出いただいた原稿を査読し、コメントに対応した再投稿をお願いすることがあります。

応募者は次の応募期限にしたがって電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)に書き込み投稿して下さい。

[応募期限] 2023年10月15日
投稿原稿の種別(例えば「論文」「報告」など)と仮題を記し執筆の申し込みを下記編集委員長宛てにお送りください。

[投稿原稿締切] 2023年11月30日 (レイアウトまで含めた完成原稿を、メールにて下記編集委員長宛お送り下さい。その際、電子メール本文にタイトル、氏名、所属を明記してください)

【原稿用紙】:下記からダウンロード出来ます。

JECOMSホームページ→各種書式→機関誌などへの投稿書式
… 論文、報告フォーマット(Word文書)
www.jecoms.jp/format/

【原稿等提出先】
E-mailアドレス s-inoue@andrew.ac.jp 編集委員長 井上 敏 あて

(以上)

2023全国大会 in 金目  開催予告

日本エコミュージアム研究会では、例年開催している全国大会の開催地として、会員から見学訪問の希望の出ている地域の中から、今年度は平塚市の「金目エコミュージアム」での開催を企画しました。2019年9月の台風でやむを得ず中止した国際会議では見学および報告を予定しておりましたが、今回可能な範囲で同地で開催することにより、全国的にも希有な活動例として地域博物館との連携に成功している「金目エコミュージアム」での活動から市民活動と地域博物館の連携を学ぶ、との趣旨です。ふるってご参加をお願いします。

開催日時 2023年11月12日(日曜日)13:00~16:30

開催場所
平塚市 金目エコミュージアム

会 場: 金目公民館と金目地域

13:00  開会
13:10~ 研究会  エコミュージアムと地域博物館
―市民・公民館発のエコミュージアムと地域博物館との協働事例から-

報告1 金目エコミュージアムの活動

報告2 平塚市博物館との連携

14:30~16:30 金目エコミュージアム散策

参加費:調整中

申し込み
方法や詳細は,後日このページでご案内します。

2023JECOMS関東例会の開催

フォーラム「生態博物館と文化資源の保存・活用」

開催趣旨
中華人民共和国の生態博物館では、エコミュージアムの理念のもと、生活文化の保護と伝承や地域の発展を目指し、文化資源や創造の過程などのアーカイブ・保存・継承の活動が大学との連携によって行われています。この度、生態博物館の建設や地域の文化資源保護・継承活動を推進している復旦大学の杜暁帆教授(同学・国土と文化資源研究センター長)をお招きし、生態博物館と文化資源の保存・活用をテーマとしたフォーラムを開催いたします。エコミュージアムの課題となる「情報の整理・発信、次世代への引き継ぎ、人材育成」について、参加者の皆様と情報交換できる機会となれば幸いです。

1 日 時 2023年8月9日水曜日 13:30~16:30 (受付は13:00~)

2 場 所 東京藝術大学 音楽学部5号館401講義室 (上野キャンパス)

https://www.geidai.ac.jp/access/ueno

3 内 容
(1)基調講演 13:40~15:10
「中国における生態博物館と文化財保存」
復旦大学文物と博物館学系・教授 杜 暁帆

(2)フォーラム 15:30~16:20

「生態博物館と文化資源の保存・活用 -中国の実践から何を学ぶか-」
復旦大学国土と文化資源研究センター・センター長 杜 暁帆

東京藝術大学未来創造継承センター・センター長  毛利嘉孝

日本エコミュージアム研究会・会長        大原一興

4  主 催  東京藝術大学未来創造継承センター

- 共 催    日本エコミュージアム研究会

5 申込み方法:
締め切り8月5日(土)

東京藝術大学・在学生教職員の方は
Google Form ページから

https://forms.gle/QzuZECSe24YuqGc67

●日本エコミュージアム研究会・関連の方は⇒
Google Form ページから

https://forms.gle/3HGLXos1Qw3LXzSf9

資料代;JECOMS会員1,000円 一般1,500円 学生500円
(当日、お支払いください)

6 フォーラム終了後に、懇親会を開催します。17:00~19:00

● 懇親会:3,000円 (会場:国際交流棟2階「藝大リビング」

*懇親会へ参加希望の方は、フォーラム資料代とは別に当日3,000円を頂戴します。

———————————-

杜 暁帆
復旦大学文物と博物館学系教授、復旦大学国土と文化資源研究センター長
UNESCO Chair Programme?Living Heritage and Community Development 代表、東アジア文化遺産保護学会副会長、中国文物保護技術協会副理事長等。専攻:文化遺産保護理論研究と実践。

———————————-

毛利嘉孝
東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授、音楽学部音楽環境創造科教授、未来創造継承センター・センター長。社会学者。専門はメディア/文化研究。特に現代美術や音楽、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を推進

———————————-

大原一興
日本エコミュージアム研究会会長、横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門教授。研究分野はエコミュージアム、ファシリティマネジメント、医療福祉施設、建築計画、高齢者住宅、博物館など

———————————-

2023 JECOMS・研究大会のご案内

主催:日本エコミュージアム研究会

日本エコミュージアム研究会では2023年度研究大会を以下の通り開催します
ので、会員の方はもちろんのこと会員以外の方でもご興味ある方は奮ってご参
加ください。
担当理事  馬場憲一 須田英一  森屋雅幸

1.日時
2023年7月22日(土) 午後1時30分~4時  (開場 午後1時)
※参加費無料
2.会場
法政大学大学院棟 2階 202教室
(東京都新宿区市谷田町2-15-2 市ヶ谷キャンパス)
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/  参照

3.発表テーマ・発表者・発表要旨  (発表と質疑の時間は1テーマ30分を予定)

●発表テーマ:パブリックアートとエコミュージアム
-タイムストーンズ400再創造プロジェクトを中心に-

中原 薫(京都芸術大学大学院芸術研究科研究員)

【発表要旨】
大阪市東淀川区JR新大阪駅1F駐車場に位置する今井祝雄作『タイムストーンズ
400』は、「大大阪の21世紀計画」と「大阪城築城400年祭」にちなみ大阪北
ライオンズクラブが建立者となったパブリックアートである。制作は日本の現
代美術を代表する具体美術協会元会員の今井祝雄、施工乃村工藝社により1982
年(昭和57年)に完成した。地域社会に奉仕することがモットーだったため『
タイムストーンズ400』は当時の国鉄に寄贈された。しかし新大阪駅のある
国鉄はJR西日本とJR東海となり、当初設置された土地はJR西日本から大阪市へ
等価交換されたため管理者が不明の状態が続いている。令和3年度文化庁「大学
における文化芸術推進事業」大阪大学大学院人文学研究科アーツ・プラクシス
人材育成プログラムにおいて展覧会・トークイベント・シンポジウムを実施し
た。プロジェクトの実践結果を報告するとともに、パブリックアートのエコミ
ュージアム化への課題を検討する。

●発表テーマ:
植栽樹木ネームプレートとデータベースを使った オリエンテーリング的自然
観察

-エコミュージアムにおけるQRコード活用の仕掛け-

淺野敏久(広島大学)・塩路恒生(広島大学)・池田誠慈(広島大学)

【発表要旨】
本報告では,「キャンパスまるごと博物館」の活動を行っている広島大学総合
博物館が,キャンパス内に設置した植物ネームプレートと,ウェブサイト内に
設けた構内樹木データベースを活用したキャンパス歩きの取り組みを紹介する
とともに,データベースとQRコード表示板とネイチャーゲームのアクティビテ
ィ(めざせ名探偵!)を結びつたこの仕組みを,「地域まるごと博物館」に展
開するための提案や実施する上での課題について報告する。

●発表テーマ:
文化遺産の保存機能としてのエコミュージアム活動について
-山梨県大月市賑岡町浅利区の事例から-

稲垣自由 (大月市教育委員会社会教育課)

【発表要旨】
大月市賑岡町にある浅利区では、区民を中心に地域の歴史や文化について学習
する「浅利を知る会」が組織され、月に一度活動を行い、また、区内の情報共
有や情報発信のため、「ホームページ委員会」を設立して区営のホームページ
が運営されている。
地域の文化遺産を用いた学習は、地域住民による学習の場と機会を提供し、同
時にそれは文化遺産の存在理解を促進させ、現地での保存に結び付いている。
活動拠点は公民館(分館)であるが、公開施設として運営されていない。しか
し、浅利区には区営のホームページが存在し、「浅利を知る会」の活動によっ
て蓄積された情報にアクセスすることができ、区内および区外への情報発信の
媒体になっている。
本発表では、浅利区の「浅利を知る会」と「ホームページ委員会」の活動を紹
介し、このような活動をエコミュージアム活動と位置づけ、エコミュージアム
活動のもつ保存機能について論じる。

●発表テーマ:
市内全コミュニティによるエコミュージアム活動の実践

(茨城県日立市)
今橋克寿 (鈴寿坊・イーハトーブ・エコミュージアム総合研究所)

【発表要旨】
国内有数の電気関連の企業の城下町である工業都市日立市において、全コミュ
ニティにより20年以上にわたって取り組まれている『地域の魅力発見ツアー』
は、すぐれてエコミュージアム的な生涯学習、人づくり、まちづくり事業と言
えるものである。その実績と成果並びに課題から、エコミュージアムの一つの
姿の検証を試みる。

●発表テーマ :
日本型エコミュージアムの要件とその提唱-その設置に向けた一試論-

馬場憲一 (法政大学エコ地域デザイン研究センター)

【発表要旨】
日本各地で「エコミュージアム」と称する取り組みが試みられている。日本で
のそれらの試みはエコミュージアムの概念を柔軟に変化させ取り組まれている
が、ミュージアムとして本来有すべき機能などの点からみていくと多くの課題
がある。そのためフランスのエコミュージアムと日本の「エコミュージアム」
活動の比較や近年の文化財行政の動向を紹介し、日本にふさわしい「日本型エ
コミュージアム」の要件を提示し、その設置を提唱していく。

4.開催形式
会場での対面とZoomでの配信を併用して実施します。
※ただし発表者は会場に参集して対面での発表を行います。

5.参加申し込み
事前申込はこちらからお願いします。申込みの締切りは7月14日(金)としま
す。

https://forms.gle/3JaGtNm9aTHvdhxS7

当日のZoomへの接続先は事前に申し込みをいただいた方のみにお知らせいたし
ます。お届けいただいたメールアドレスに3日前までお送りいたします。メール
が届かない場合は事務局 jimu@jecoms.jp までご連絡ください。

6.個人情報の取り扱い
参加者の個人情報はこの企画の連絡と事後アンケートのみにしか使用いたしま
せん。

2023 研究大会・発表者募集のご案内

皆様お変わりなくお過ごしのことと思います。
さて2023年度の研究大会の発表者募集を下記の要領により行いますので奮ってご参加をお願いいたします。

担当理事  馬場憲一 須田英一  森屋雅幸

1.開催日2023年7月22日(土) 午後1時30分~(研究発表終了まで)

2.大会会場法政大学・市ヶ谷キャンパス 大学院棟 2階 202教室
東京都新宿区市谷田町2-15-2

3.開催形式:会場での対面とZoomでの配信を併用(予定)。
※ただし発表者は会場に参集して対面での発表をお願いいたします。

4.研究発表の応募について
(1)発表テーマ:自由 (エコミュージアムに関する研究ならば何でも可)
(2)応募資格:本会会員。複数での発表者の場合は本会の会員が含まれていること。
(3)発表時間は各発表20分、質疑10分。
(4)応募締切り:2023年6月10日(土)

(5) 申し込み必要事項:
①氏名(共同発表の場合は共同発表者の氏名)
②所属(勤務先や所属団体など)
③連絡先(住所、E-mail)、
④発表題目と発表要旨(200字程度)

(6)申込み方法
○馬場憲一あてにE-mailで申し込んでください。
○送付先
件名「JECOMS研究発表申込み」として
E-mailアドレスこちらまでkenbaba@hosei.ac.jp

(7)その他
①発表当日の時間的制約もあり、応募が多数あった場合には選考を行うこともありますので、あらかじめご了承ください。
②発表は、後日、機関誌『エコミュージアム研究』第29号に論文、または研究報告として投稿していただくことになっておりますので、よろしくお願いします。
以上 (馬場憲一 須田英一  森屋雅幸)

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