日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

メルマガ8号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 8号  <2006.8.2>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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[目次]
1. 「文化財行政・既存博物館との連携部会」のお知らせ
2. 機関誌11号の原稿の公募
3. 2006年度全国大会の予告
4. 2006年度研究大会の報告
5. 2006年度総会の報告
6. 2006年度理事会の報告

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■1.「文化財行政・既存博物館との連携部会」
(2006年度第1回研究会)のお知らせ
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1、開催日時
2006年8月26日(土) 午後1時30分~4時30分

2、開催場所
法政大学92年館(大学院棟) 203教室(2階)
〔住所〕東京都新宿区市谷田町2-15-2
〔交通アクセス〕
・JR総武線市ヶ谷駅         徒歩10分
・地下鉄有楽町線市ヶ谷駅 5番出口  徒歩 3分
・地下鉄新宿線市ヶ谷駅 A1出口    徒歩10分

3、研究会テーマ
「エコミュージアムづくりに求められるもの-学術性担保への課題-」

4、研究会のねらい
日本国内には、エコミュージアムを「地域おこし」事業と考える関係者も多く、
本来、エコミュージアムに求められるべき学術性が十分議論されない中で、
エコミュージアムづくりが進められてきている。
「エコミュージアム」はミュージアム(博物館)であり、学術性が担保される
ことによって初めて名実共にエコミュージアムと称することができるものと考える。
その学術性を担保していくのためにはどうしていったらよいのか。地域博物館で
行われている学術的な活動や、エコミュージアムづくりの実践報告などを通して、
日本におけるエコミュージアムの学術性の問題について考えていくことにした。

5、内容
〔問題提起〕   (1時30分~2時)
「エコミュージアムにおける学術活動の課題」
馬場憲一 (JECOMS理事・法政大学教授)
〔個別発表〕
「地域博物館の学芸員とその仕事」 (2時~2時50分)
佐藤 広 (八王子市郷土資料館館長)
「エコミュージアムづくりにおける課題」(3時~3時50分)
佐野秀樹(パシフィックコンサルタンツ主席研究員)
〔質疑〕 (3時50分~4時30分)

6、参加費
無  料 (準備の都合もありますので、参加ご希望の方は恐れ入りますが、
下記FAX またはEメールにて、お名前と所属を明記して事前に申込みをしてください)

7、部会設置の趣旨
エコミュージアムは、発祥地フランスでの成立の経緯やその呼称から考えて、
当然、機能的には既存「博物館」の延長線上にある施設(機関)と規定できる。
しかし、現在、既存地域博物館の関係者の多くは、日本国内に設置されている
エコミュージアムの現状などから、エコミュージアムを地域おこし事業の一つ
として捉え、既存地域博物館とは関係ないものとみる傾向が強い。
この部会では、このような状況に対しエコミュージアムを博物館の革新運動の
一つと捉え、既存地域博物館との新たな関係や連携を模索していくことにした。
さらにエコミュージアムには「文化遺産などの現地保存」「住民参加」「集積
されるべき資料や知識の問い直し」など既存地域博物館にはない発想が
含まれており、これらに対する考え方の確立も急務と考えている。特に、
それらのうち、文化遺産などの現地保存については、日本には明治以来の
文化財保護行政の蓄積などもあり、それらの成果や実績を活かすため、
文化財保護行政との連携も視野に入れながらエコミュージアム活動を展開
することが強く望まれる。
そのため、この部会では以上のような問題意識に立って既存地域博物館(従来型
博物館)や文化財保護行政との連携やその課題などを様々な視点から検討していくことにした。

8、問合せ・申込み先
法政大学  大学院人間社会研究科 / 現代福祉学部  馬場研究室
〒194-0298 町田市相原町4342
〔TEL〕  042-783-2854 (研究室) 〔FAX〕  042-783-2824 (資料室)
〔E-mail〕 kenbaba@mt.tama.hosei.ac.jp

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■2.機関誌12号の自由投稿原稿公募のお知らせ
機関誌12号編集委員長 馬場憲一
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日本エコミュージアム研究会の投稿規定、執筆要項に沿って、「論文」10頁まで、
「報告」6頁まで、「書評」「レターズ」2頁までを公募いたします。
ただし、「論文」とされたものについては、査読するという原則から、提出いただいた
ものに簡単なコメントをつけてお返しし、再投稿をお願いすることがあります。
応募者には電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)を送付致しますので、
次の期限にしたがってご応募下さい。

募集期限:2006年8月20日までに、論文テーマ、氏名、所属を、メールにてJECOMS
事務局宛お送りください。
原稿受付期限:2006年10月20日までに、レイアウトまで含めた完成原稿を、
メールにてJECOMS事務局宛お送りください。

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■3.第12回日本エコミュージアム研究会
全国大会inいしかわ(案)の予告
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・目 的
エコミュージアムの理念にそった学びと、それに基づく持続可能な地域づくりの実践
について、石川県内各地のフィールドを体験しながら、それぞれの活動を知り、経験を
分かち合い、検証する場を創出する。

・開催日 2006年10月28日(土)13:00~29日(日)17:00

・会 場 石川県野々市町を主会場に金沢市及び加賀市など

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■4.2006年度研究大会の報告
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日本エコミュージアム研究会・2006年度研究大会報告(060529三橋案)
日 時:2006年5月27日(土)13:00~17:00
会 場:京都テルサ
参加者:20名
配付資料:2006年度研究大会・一般研究発表、憲章WGでの議論と新憲章作成について
発 表:PPTによる口頭発表(15分)、質疑(5分)
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<研究報告>
13:00~13:05
発表大会についての説明  三橋俊雄(京都府立大学)

13:05~13:25
(1)「志和堀手作りミュージアム ―持続可能な地域社会形成を目指して」
林浩三(広島エコミュージアム研究会)

13:25~13:45
(2)「嵯峨嵐山における竹林分布と竹材利用の変遷および景観としての竹林について」
木村栄理子(京都府立大学院)、深町加津枝、古田裕三(京都府立大 学)

13:45~14:05
(3)「京丹後市におけるアイデンティティの確立と継承」荒木康太(京都府立大学大学院)、
三橋俊雄(京都府立大学)

14:05~14:25
(4)「エコミュージアム活動における統合的情報マネジメントの提案-大原野森林公園を
事例に」阿部薫(株式会社千趣会)、笹谷康之(立命館大学)

14:25~14:45  休憩

<特別セッション>
14:45~16:55
憲章セッション 進行 井上敏(桃山学院大学)

16:55~17:00  あいさつ  会長 吉兼秀夫(阪南大学)
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研究報告は4件であったが、(1)では、地域で展開されているエコミュージアム活動の
「これから」についての展望・課題について、活動の現場からの発があった。
(2)では、嵐山における竹林変遷の実態に対して竹材の利用、景観保全のあり方
についての研究が報告された。(3)では、合併後の京丹後市アイデンティティの
とらえ方について、文献と踏査による中間的発表があった。
(4)では、大原野森林公園におけるエコミュージアム活動を行う団体に対 しての情報
マネージメントの整備について報告があった。活動現場、学術研究双方の 視点からの
課題が論議された。

憲章セッションでは、今までの憲章成立の経緯、2004年の理事会で挙げられた
問題点などが説明され、その後、参加者全員から活発な意見が、以下のように交換された(抜粋)。

エコミュージアム憲章は、フランス・リビエールの直訳であっても、2001年の時点では、
日本のエコミュージアム活動推進にとって意味のあるものであっ た。
・ 「学校、研究所、保存機関」という言葉が唐突である。
・ 「定義」に「教育的事業」を加えた方がよい。
・ 地域づくりの人々にもわかりやすく、学芸員関係者にも意味ある表現に。
・ フランスのエコミュージアムに接し、日本のエコミュージアムはこれで良いのか、危機感を持った。
・ エコミュージアムの実践において学術性・専門性の担保は守りたい。
・ 研究会では、「博物館」が誤解されている。
・ 「地域博物館」がまさにエコミュージアム活動を実践している。
・ 「学校、研究所、保存機関」は、エコミュージアムの機能。
・ 「学校、研究所、保存機関」に「地域活動」を加えたい。
・ 「地域社会の内発的・持続的な発展に寄与」と表現したい。
・ 「憲章」とは、内にはメンバーの合意のために、外にはメッセージの発信のために。
・ 「目的」「活動」「機能」として現憲章を解釈している。
・ 日本のNPO制度も、フランスのそれに近づきつつある。
憲章セッション-憲章WGでの議論と新憲章作成について-

憲章担当理事の井上より、憲章WGでの議論について以下のように報告された。

憲章WGでは憲章2001への批判の大部分はその策定過程であり、内容については
簡潔でよくまとまっている、と評価している。しかし、この憲章2001を後向きに
捉えるのではなく、前向きに評価、解釈して、新たな憲章を作成していくべきである、と考える。

その後、憲章セッションに参加者で憲章2001について、意見を出し合った。

・この憲章はG・H・リヴィエールの発展的定義を日本的に解釈したものなので、
日本語として違和感があったり、日本のエコミュージアムの現状とは異ったりしている
部分もあるのではないか。特に「組織」の項では「非営利組織」や「委員会」については
多くの意見が出された。

・憲章の前半(「定義」「対象」「組織」)と後半(「学校」「研究所」「保存機関」)との関係を
もう少し整理してはどうか。特に後半の「学校」「研究所」「保存機関」は「エコミュージアムの
機能」という項目を作って、その下に細目として書けば、専門家以外の人にも分かりやすく
なるようになるのではないか。
といった意見が出された。

今後も会員からの意見を募り、集約しつつ、また憲章WGでの議論も行い、
新憲章作成に向けての作業を進めていくこととして、セッションは終了した。

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■5.2006年度総会議事録
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日時:2006年5月27日(日)11:00~12:00
場所:テルサ京都第3会議室

議事
1号議案 2005年度事業報告
・下記のとおり事業報告が承認された。
全国大会:東京大会(10月8日) 立教大学  参加者数:78名
研究大会:キャンパスプラザ京都(5月29日) 参加者数:20名
研究例会:石川県白山市(9月29日) 参加者数:40名程度
博物館連携部会と兼ねた京都例会(1月21日)
博物館連携部会例会:キャンパスプラザ京都(1月21日) 参加者数:20名
機関紙11号の発行
メールマガジンの発行(6回)
エコミュージアム憲章の見直し
Xoopsを使ったWebサイトの更新
会員数:229(内 団体会員12) 2006.3.31現在

2号議案 2005年度決算・監査報告
・下記のとおり決算が承認された。
費目   予算 決算
収入 年会費   \541,370 \376,710
機関誌販売   \50,000 \48,050
参加費   \50,000 \25,500
繰越金   \1,440,866 \1,440,866
利息   \10 \1
全国大会払戻金     \886
合計   \2,082,246 \1,892,013

支出 全国大会 謝金/郵送費 \80,000 \90,160
研究大会/例会 研究大会/白山例会 \100,000 \33,250
機関誌 11号(含む封筒印刷/機関誌郵送費) \600,000 \681,968
部会 博物館連携 \60,000 \13,950
通信   \120,000 \36,206
ホームページ プロバイダ契約/ホームページ作成 \200,000 \139,920
理事会 理事会2回分の交通費 \140,000 \341,475
総会   \20,000 \5,216
憲章WG   \100,000 \0
一般管理   \50,000 \5,220
予備費   \612,246 \0
合計   \2,082,246 \1,347,365
繰越金 2006年度へ   \544,648
監査の結果、上記のとおり相違ないことを確認しました。
2006年5月24日
瀧端 真理子 押印
菊地 直樹  押印

3号議案 2006年度事業計画
・下記のとおり事業計画が承認された。
全国大会:石川県で秋(10月28日、29日を予定)に全国大会を開催する
研究大会:テルサ京都(5月27日)で開催する
研究例会・博物館連携部会例会:適宜開催する
機関紙12号の発行:2007年3月発行を予定する
メールマガジンの発行:随時発行する
メールマガジン2回分程度をまとめて希望する会員に郵送する
Webサイトの活用
エコミュージアム憲章の見直し
その他本会の規約に照らして必要な事業

4号議案 2006年度予算
・下記のとおり予算が承認された。
費目
年会費      \700,000
機関誌販売    \30,000
例会等参加費   \30,000
繰越金      \544,648
利息            \1
通信費       \10,000
合計       \1,314,649

全国大会      \100,000
研究大会/総会  \50,000
機関誌      \650,000
部会        \30,000
例会        \30,000
憲章WG      \30,000
理事会      \220,000
一般管理     \80,000
メルマガ郵送   \10,000
予備費      \114,649

合計      \1,314,649

一般管理費に、選挙管理、会計監査、ホームページを含む

5号議案 規約の改正
・監事から提出された下記の会務監査報告の説明があった。
2006年5月24日
200名強の会員で、3000円の会費では、60万円ほどの収入の全てが機関誌に
使われて おり、会費の値上げは不可避である。ただし、経費節減の努力が必要である。
未納者に対して、2004年度は何度も会費請求をしたが、2005年度は会費請求の回数
が少なかった。2006年度以降は、未納者に対してしっかりと会費請求をする。
会員拡大策が必要である。
機関誌の印刷費を、合い見積もりを取ってより安くする。
機関誌の文字を、より小さいポイントにして、ページ数を圧縮する。
理事会を東京よりも、京都や大阪でやった方が安くつくのならば、京都や大阪で行う。
Webページを検索エンジンにサーチされやすく改善する。また、Webページの、
機関 誌販売や入会案内を、目立つようにする。
機関誌の現金販売の領収書を、複写式にして、手元に残す。
菊地 直樹  押印
瀧端 真理子 押印

・監事の提案を踏まえつつ、議論して、下記の規約改正案を承認した。
第4条 「事業」
(4)機関誌及びニュースレターの発行 → 機関誌及びメールマガジンの発行
(5)シンポジウム、フォーラム、セミナー、ワークショップ等の開催 →(削除)
(5)(追加) → Webサイトの運用
第6条 「会費」
(1)正会員 3000円 → 正会員 4000円
第7条 「理事」
(2)理事 20名程度 → 理事 15名程度
第9条 「委員会」
2 編集委員会は常設委員会であり、機関誌の編集に必要な事項を審議する。
委員長 は委員会で互選する。 → 編集委員会は常設委員会であり、
機関誌を編集する。委 員長は理事会で選出する。
付則
本規約は2006年5月27日から施行する。
(ただし、正会員の会費は、2007年度から4000円とし、2006年度までは3000円とする。)
団体会員の会費は値上げしないが、送付する機関誌の冊数を3冊から2冊に減らす。

6号議案 2006年度、2007年度の選挙管理委員の選出
理事会から推薦された近藤隆二郎、福田珠己、本多孝の3名の会員を、選挙管理委員 に選出した。

その他議題
学生会員制度について検討してほしいという意見が出されて、理事会で検討することになった。

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■6.2006年度第2回理事会議事録
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日時:2006年5月27日(土)10:00~11:00、12:00~12:20
場所:京都テルサ 第3会議室
出席者:吉兼、井上、今橋、大山、笹谷、中野、馬場、三橋
委任状提出者:淺野、阿部、安藤

議題:
【審議事項】
1. 規約の改正
・総会に提出する規約改正案に、下記の修正案を追加することを決めた。
第9条 「委員会」
2 編集委員会は常設委員会であり、機関誌の編集に必要な事項を審議する。
委員長 は委員会で互選する。 → 編集委員会は常設委員会であり、
機関誌を編集する。委 員長は理事会で選出する。

2. 会務の改善
・監事の会務執行監査報告を受けて、以下の議論がされた。
収入不明金や機関誌6号の欠号という負の遺産を整理して、機関誌を定期的に発行する
など会務を軌道に乗せて、余剰金を本年度で使い果たすので、一定限度の 会費の改定
に対する会員の理解が得られる。
現在の規模で活動を続けていくには、会費を3000円から5000円に改定しないと、
やっ ていけない。
会費を5000円に値上げするのは、値上げ率が大きく、機関誌等のサービスに対する
対価として、負担感が大きくなる。
4000円の会費で活動を続けていくためには、300名規模の会員数が必要である。
JECOMSのWebページに、エコミュージアム、まるごと博物館、エコ、ミュージアムなど
のキーワードのタグを記載して、検索エンジン最適化を図る。
自治体のエコミュージアムのアンケート調査を行う。(担当は吉兼)
自治体アンケート調査を踏まえた上で、全国エコミュージアムサミットなどのイベン トを企画する。
Xoopsの会議室などを、理事会全体で利用して活性化する。
公式的なWebページのXoopsに記しにくいつぶやきは、リンクするブログなどを使って いく。
編集委員会とは別に、論文審査委員会を設けて、適正な審査を図る。
総会資料に、財産目録が必要である。
入会金の2000円や、学生の入会金免除のルールを、明文化すべきである。

3. 2006年度全国大会
別紙の計画案に沿って10月28日、29日に石川県で行う案が承認された。

4. 今後の予定
博物館連携部会と理事会を7月から8月にかけて、法政大学で行う。
秋から冬にかけて、羽村市で関東例会を行うことを、東京在住の理事で検討していく。

【審議事項】
馬場編集委員長から、機関誌12号の副編集長に有田洋人会員を選任した旨の報告があった。

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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学理工学部環境都市学系 笹谷康之気付
電話:077-566-1111(内線8781) FAX:077-561-2667(笹谷宛)
E-Mail:sasatani@se.ritsumei.ac.jp
ホームページ:http://jecoms.main.jp/
郵便番号:00170-0-74380
銀行口座:UFJ銀行草津支店(店番号452)普通3965004
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メルマガ7号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 7号  <2006.5.12>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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日本エコミュージアム研究会の総会と研究大会のお知らせ
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日 時:2006年5月27日(土)
場 所:
京都テルサ(京都市南区新町通九条下ル 京都府民総合交流プラザ内)
tel:075-692-3400 fax:075-692-3402
午前:第3会議室、午後:第2会議室
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html
京都駅八条南口から歩いて10分
場所は都合で変更になりました。キャンパスプラザではありません。
研究大会参加費(資料代)
会 員:1000円
非会員:2000円
学 生:1000円

プログラム
【総会】
11時~12時  日本エコミュージアム研究会 総会
1号議案 2005年度事業報告
2号議案 2005年度決算・監査報告
3号議案 2006年度事業計画
4号議案 2006年度予算
5号議案 規約の改正
6号議案 2006年度・2007年度の選挙管理委員の選出

【一般研究発表】
13時~13時5分 一般研究発表についての説明
京都府立大学 三橋俊雄
13時5分~13時25分 (1)志和堀手作りミュージアム
―持続可能な地域社会形成を目指して―
林 浩三(広島エコミュージアム研究会)
13時25分~13時45分 (2)「嵯峨嵐山における竹林分布と竹材利用の
変遷および景観としての竹林について」
木村 栄理子(京都府立大学院)、深町 加津枝、古田 裕三
13時45分~14時5分 (3)京丹後市におけるアイデンティティの確立と継承
荒木 康太(京都府立大学大学院) 三橋俊雄(京都府立大学)
14時5分~14時25分 (4)エコミュージアム活動における統合的情報
マネジメントの提案-大原野森林公園を事例に-
阿部薫(株式会社 千趣会)笹谷康之(立命館大学)

14時25分~14時45分  休憩

【エコミュージアム憲章セッション】
14時45分~15時10分 憲章2006の検討に向けて 井上 敏
15時10分~16時10分 会員からの憲章2006への意見表明と議論
〈司会 井上 敏)
16時10分~16時30分 休憩
16時30分~16時55分 まとめ

16時55分~17時00分 あいさつ   会長 吉兼秀夫

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総会と研究大会の出欠を、事務局までメールまたはFAXにてご連絡ください。

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「憲章2006」へのご意見をください。特に「フランスのエコミュゼ憲章や
『憲章2001』に盛り込まれていなかったとされる、日本固有の博物館/地域
社会/NPO制度等の事情を、どういう形で反映させれば良いのか」という点を
中心にご意見をいただければ幸いです。セッションに参加できる方は当日に、
参加できない方は5月23日までに憲章担当理事の井上までメールまたは
FAXでお願い致します。
アドレス:s-inoue@andrew.ac.jp
FAX(職場の事務室に着くので井上宛と記して下さい):0725-54-3202
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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学理工学部環境都市学系 笹谷康之気付
電話:077-566-1111(内線8781) FAX:077-561-2667(笹谷宛)
E-Mail:sasatani@se.ritsumei.ac.jp
ホームページ:http://jecoms.main.jp/
郵便番号:00170-0-74380
銀行口座:UFJ銀行草津支店(店番号452)普通3965004
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メルマガ6号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 6号  <2005.11.8>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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[目次]
1.第11回全国大会(東京大会)の速報

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■1.第11回全国大会(東京大会)の速報
担当理事 大山由美子
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[はじめに]
2005年10月8日に、立教大学池袋キャンパスにおいて、「日本におけるエコミュー
ジアム:これまでの10年、これからの10年」をテーマに開催された。今大会では、
日本各地で推進されている活動の成果を振り返り、共通の課題や地域での課題を
見い出すことで、日本におけるエコミュージアムの新たな展望について意見交換
を行った。

[基調講演]
基調講演では、「田園空間整備事業について」というテーマで山田和広氏(農林
水産省農村振興局整備部地域整備課)と、「文化財保護の目指すもの -天然記念
物を中心として-」というテーマで桂雄三氏(文化庁文化財部記念物課主任文化財
調査官)のお二人からお話を伺った。
山田氏からは、美しく住みよい農村空間を創造するために事業が始められた経
緯や、全国56地区で実施されている成果や課題について紹介された。事業の展開
としては、地域の再認識とともに、地元の人々の考え、人のつながりが大切であ
ること、そして、来訪者との交流が大事であることが話された。
桂氏からは、文化財である天然記念物は時間軸、空間軸、人文軸という要素で
構成されており、我々にとってどういう意味を持つものであるか、事例をもとに
紹介された。そして、文化財は風土に根ざし、長い歴史の中で培われた暮らしの
ための知恵を残し継承していく拠りどころであり、あくまでも人がかかわってい
くことが必要なことが話された。

[フォーラム「これまでの10年、これからの10年」]
フォーラムでは、第1回~第8回までの全国大会が開催された地域から、活動
の成果や課題について報告、意見交換が行われた。
第1部では、朝日町エコミュージアム(安藤氏:欠席のため大山代読)、コウ
ノトリ翔る地域まるごと博物館(菊池氏)、川根地域まるごと博物郷(北島氏)、
瑞穂町エコミュージアム(森岡氏)からの発表があった。朝日町では、活動で培
われた調査データが具体的な町づくりに寄与していく「環境と住民の関わりを探
究し、表わす作業」を行い、行政や諸関係団体に資するようネットワークづくり
を進めていきたいことが紹介された。豊岡(コウノトリ)では、かつて「コウノ
トリ」は「ツル」として人々の暮らしの中に溶け込んでおり、古い人には「コウ
ノトリ」では馴染まないという話から、エコミュージアムの理念や活動も、地域
の人々や活動に「なじむ」ことが大切であると語られた。川根地域では、「千年
の学校」の実施や「川根お茶街道推進協議会」を立ち上げ啓発活動を推進、会員
一人ひとりが地域のオピニオンリーダーとしてかかわっていくことで人と人、人
と社会との新しい関係を見出していくことが話された。旧瑞穂町では、オオサン
ショウウオをシンボルに、住民に対する講演会などを開催し浸透を図ってきたが、
合併後(現、邑南町)における活動推進の課題が示された。
第2部では、津山まるごと博物館(日野氏)、富浦エコミューゼ(酒井氏)、
イーハトーブ・エコミュージアム(今橋氏)、あさんライブミュージアム(林氏)
からの発表があった。津山では、都市型の常設エコミュージアムの実現をめざし
ての活動が進められ、エコミュージアムの推進にはビジョンが必要であることが
他の事例とともに話された。富浦では、2003年にNPO法人富浦エコミューゼ研究会
を設立、持続、自立していくための活動を進め、地元ガイドの育成(有料でのガ
イド)や、行政域を超えた南房総でのポータルサイトによる情報発信などを行い、
活性化への寄与を図っていることが示された。イーハトーブ(東和町)では、住
民団体が宮沢賢治の世界を追求した等身大の活動を推進、近く花巻市(1市3町
合併)になって本来考えていたエリアに近づいている旨が話された。あさんライ
ブでは、活動を継続するうえで自己評価システムを導入しながら推進しており、
2004年度の運営協議会設立10周年を機に「あさんライブミュージアム憲章」を掲
げ新たな一歩を歩みだしている。

[大会まとめ]
吉兼会長から、今大会のまとめが報告された。各地域の発表を受け、エコミュー
ジアムのいいところは「地に足のついた、出来る範囲でやっていこう。疲れたら、
たまには休んでもいいじゃないか」という活動であることや、豊岡(コウノトリ)
の報告にあった「身体的な」「なじみの」という言葉のように、エコミュージア
ムは身体化する作業であること、また、あさんライブミュージアムの自己評価活
動は不可欠であることなどが感想として述べられた。最後に、さらなる博物館活
動として、自分たちの探しだしてきた「お宝」を科学的に評価しながら、次の時
代へ継承すべき活動につなげていくことが大切であることが話された。

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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学理工学部環境都市学系 笹谷康之気付
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メルマガ5号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 5号  <2005.10.17>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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去る10月8日に、東京の立教大学で、第11回全国大会を行いました。「これまでの
10年 これからの10年」と題したパネルディスカッションでは、第1回から第8回まで の
全国大会開催地の現状と展望が語られました。この速報は、近日中にお知らせ致します。

[目次]
1.白山市での関西例会の報告
2. エコミュージアム憲章WGの募集について
3. 2006年度第12回全国大会の開催地公募の延長のお知らせ
4. 理事会議事録
5. 事務局からのお知らせ

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■1.白山市での関西例会の報告
担当理事 浅野敏久
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9月10・11日の2日間をかけて,石川県白山市で現地見学を中心とした関西例会
がおこなわれた。ここでは,白山から日本海に注ぐ手取川の流域をひとつのテリ
トリーとしたエコミュージアムの活動が試みられている。これまで,上流域で白
山合衆国という広域的なまちづくりが行われてきたが,今年,下流域まで含む広
域合併により,全長70kmという手取川の流域が一つの市(白山市)になった。そ
のような状況で地域の資源をどう活かすのか,どう結びつけるのか,これまでの
活動と今後をどう整合させるのか等,他地域でも共通の話題になりそうな課題を
抱えている。そこで,現地をみながら,地元の方やJECOMSの会員らの間で,情報
交換・意見交換をしようということで,当地での例会開催となった。
両日ともあいにくの雨まじりの天気ではあったが,NPO法人「加賀白山ようご
ざった」の方々の熱心な案内により,楽しく,充実した時間を過ごすことが出来
た。すばらしい景色や料理,酒を味わい,興味深い話をうかがうことができた。
御世話いただいた方々に改めて御礼申し上げたい。また,今後,より多くの
JECOMS会員が集まって,わいわいと話ができる機会が得られることを,心より願
うものである。もう一度,出直しておいでという意味での雨を,白山の神様が降
らせたのではなかろうか。
なお,両日のスケジュールは以下の通りであった。

9月10日(土)
13:30-15:00 講演(白山市鶴来レッツ研修室)
エコミュージアムの理念と現状(吉兼秀夫 JECOMS会長)
手取川流域のこれまでの活動と現状(辻 貴弘 加賀白山ようござった事務局長)
15:20-16:00 鶴来町並みウォーク(鶴来別院,金剣宮表参道,不動滝,室町時
代からの刀工の流れをくむ刃物店,和菓子バイキングなどのイベントに参加して
いる和菓子店,造り酒屋の万歳楽などを,辻さんの案内で回る)
16:30-18:00 鶴来新町 横町うらら館で地元の方と意見交換会(流域各地のボ
ランティアガイドの活動や当地の歴史などについて教えていただいた)
18:00-18:30 金剣宮で雅楽の奉納見物
18:30-   懇親会(2次会も)

9月11日(日)
8:00-15:00 バスで上流域の現地見学
波切不動,白山比め神社表参道,七か用水大水門,NPO事務所所在地としてボ
ランティアガイドの拠点となっている加賀一の宮駅,一向一揆ゆかりの二曲城
跡,有機農家がIターンして集落が残った五十谷集落とそこの大杉,地場産品の
直売場でもある「にわか工房」,弘法大師によって水がわいたとの伝説が伝わる
弘法池,まわりに広がる農村景観との対比が驚きの手取川渓谷,かつて白山山頂
におかれ,後の廃仏毀釈の危機を乗り越え今に伝えられた仏像を安置した白山本
地堂,中宮スキー場(昼食を取りながら合併に伴うスキー場の管理問題について
の話を聞く。おまけに温泉にも入らせてもらう),巨大ナメコにびっくりの木滑
のナメコ工場など,手取川の上流域の一部を駆け足で見学した。

あらためてテリトリーの広さと,その地域資源の豊富さに驚かされるとともに,
広域合併により生まれた新しい自治体とエコミュージアムとの関わり方等に
ついて考えさせられる2日間であった。例会開催の労をとっていただいた地元の
皆さんに心より御礼申し上げます。

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■2.エコミュージアム憲章WGの募集について
担当理事 井上 敏(桃山学院大学)
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2001年5月26日付けでエコミュージアム憲章2001が本研究会で提唱されました。
この憲章は簡潔にまとめられているという点で評価されているものでありますが、
憲章策定プロセスが参加型ではなかったという点やあくまで暫定的なものである
点など、様々な疑義・批判が起きたことも事実です。

そこで、本研究会ではこのエコミュージアム憲章2001が策定されてから4年を経
過していることも鑑み、これを見直すこととしました。そして、エコミュージアム
憲章は本研究会の英知を結集し、新たな研究成果を盛り込みつつ、常に更新してい
くべきものであるという点やエコミュージアム憲章2001策定過程への批判を踏まえ、
まず憲章ワーキング・グループを設置することにしました。ただし、このワーキン
グ・グループは本年度中にエコミュージアム憲章2005を策定するというものではなく、
前回の策定方法への反省を踏まえ、また公益法人制度等の法制度の改正の状況を
確認 しながら、2年程度かけて憲章の策定を検討するということにしたいと思います。

憲章の策定については以下のように考えています。
① ワーキング・グループへの参加の自薦・他薦の募集(10名程度)
② ワーキング・グループによる原案の作成
③ 原案作成までの記録を公開し、メール等による研究会会員の意見の表明
④ 会員の意見を踏まえて、 憲章の修正
⑤ 総会でのエコミュージアム憲章承認
このうち今回の憲章ワーキング・グループのメンバー募集は①の段階であり、
続いて ②の作業を数回の会合の中で進めていくということになります。

会員皆様の積極的な参加をお待ちしています。
WGへの参加希望者は、11月30日(水)までに、事務局までお知らせください。

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■3.2006年度第12回全国大会の開催地公募の延長のお知らせ
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2006年度のJECOMS第12回全国大会の開催地公募を延長いたします。
開催の考え方は、Webページや機関誌10号に掲載されている
「地元主体型全国大会開催の考え方」をご覧ください。
誘致を希望される方は、実行委員会の主要な構成団体、
担当者氏名、担当者の住所・TEL・FAX・E-Mail、
エコミュージアム活動についての地元の状況、その他PRしたい
ことを、10月30日(金)までに事務局までお知らせ下さい。

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■4.2005年度第4回理事会議事録
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日時:2005年10月8日(土)10:00~11:00
場所:立教大学12号館2階社会調査研究室
参加者:吉兼、浅野、阿部、今橋、井上、大山、笹谷、中野、三橋
委任状提出者:安藤、馬場

議題:
【報告事項】
1. 事務局報告
会員数:234名(内団体会員が13)
掲示板・カレンダー等が利用できるXOOPSを用いてWebサイトをリニューアルする
10月11日に会員が掲示板などを利用できるようにアドレスを登録する予定である。

【審議事項】
1. 機関誌11号の編集
7件の論文登録があった。
論文登録受付は、編集長がメールで執筆者に知らせる。
論文受理日は、事務局受取日にして、承認のメールを投稿者に知らせて、
機関誌に記載する。
執筆要領の不具合の修正は、編集委員会に一任する。西暦・年号や注の
表記を訂正し、執筆者に知らせる。
査読者を決める論文審査委員会は、編集委員長、編集副委員長、事務局長
の3名で構成する。
実費で抜き刷りを提供するサービスを始める。
査読者には、謝礼の代わりとして、該当する機関誌を1部謹呈する。

2. 博物館連携部会例会
部会例会:2006年1月21日(土)13:00~17:00
キャンパスプラザ京都(京都駅前)2階 第3会議室
担当:井上
形式:パネルディスカッション
テーマ:地域学芸員
パネリスト:吉兼会長、宮川の流域案内人、他数名

3. 第5回理事会
2006年1月21日(土)10:40~12:10 キャンパスプラザ京都5階 演習室

4. 2006年度第1回理事会
2006年4月2日(日)で調整する。

5. 2006年度研究大会
2006年5月27日(土) キャンパスプラザ京都

6. 2006年度全国大会
10月末まで開催地の公募期間を延長する

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■5.事務局からのお知らせ

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ホームページの内容をリニューアルいたしましたので、ご覧ください。

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 4号  <2005.9.1>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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[目次]
1.機関誌11号の自由投稿原稿公募のお知らせ
2. 日本エコミュージアム研究会・第11回全国大会
3. 事務局からのお知らせ

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■1.機関誌11号の自由投稿原稿公募のお知らせ
機関誌11号編集委員長 三橋俊雄
——————————————————–

日本エコミュージアム研究会の投稿規定、執筆要項に沿って、
「論文」10頁まで、「報告」6頁まで、「書評」「レターズ」
2頁までを公募いたします。 ただし、 「論文」とされたもの
については、査読するという原則から、提出いただいたものに
簡単なコメントをつけてお返しし、再投稿をお願いすることが
あります。 応募者には電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)
を送付致しますので、次の期限にしたがってご応募下さい。

募集期限:2005年9月30日までに、論文テーマ、氏名、所属を、
メールにてJECOMS事務局宛お送りください。
原稿受付期限:2005年10月31日までに、レイアウトまで
含めた完成原稿を、メールにてJECOMS事務局宛お送りください。

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■2.日本エコミュージアム研究会・第11回全国大会
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東京大会テーマ
「日本におけるエコミュージアム:これまでの10年、これからの10年」

[日 程]
2005年10月8日(土)立教大学池袋キャンパス
主催:日本エコミュージアム研究会
後援:農林水産省、文化庁(予定)

[開催趣旨]
エコミュージアムづくりは「記憶の収集」からはじまり、
「記憶を前へ」という目的のもと推進され、今、”情報の
整理・発信、次世代への引き継ぎ、人材育成”などの、
さまざまな課題に直面しています。東京大会では「日本に
おけるエコミュージアム:これまでの10年、これからの
10年」をテーマに、人と人との交流を深め、新たなステップ
をめざします。
日本エコミュージアム研究会も、設立から11年目を迎え
ました。1995年に山形県朝日町で第1回の全国大会を開催
してから、昨年の三重県宮川流域まで、フランスで誕生した
エコミュージアムの日本におけるあり方を、人づくり、
組織づくり、地域資源の生かし方、地域活性化への寄与と
いった視点で模索してきました。東京大会では、日本各地で
展開されてきた活動の成果を振り返り、日本におけるエコ
ュージアムの新たな10年を展望したいと思います。

[基調講演・フォーラム]
日時:2005年10月8日(土) 12時50分 ~ 17時30分
場所:立教大学池袋キャンパス 10号館 X304教室(3階)(予定)
住所:東京都豊島区西池袋3-34-1
参加費:JECOMS 会員 2,000円 学生 1,000円
会員外 一般 3,000円 学生 1,000円
[交流会]
日時:2005年10月8日(土) 18時 ~ 20時
場所:立教大学池袋キャンパス内
参加費:一般 4,000円 学生 3,000円

*参加のお申し込み要項は8月末に、JECOMSホームページに掲載します。
JECOMS会員の方へは、郵送にてご案内します。
尚、今回はエクスカーション等がございませんので、宿泊場所の
ご用意はいたしておりません。ご了承下さい。

[プログラム(案)]
■基調講演「エコミュージアムの新たな展開に向けて(案)」
・農林水産省農村振興局整備部農村整備課(田園空間博物館整備事業)
・文化庁文化財部記念物課(史跡等総合整備活用事業)
■フォーラム1「これまでの10年これからの10年」
・朝日町エコミュージアム
・コウノトリ翔る地域まるごと博物館
・川根地域まるごと博物郷
・瑞穂町エコミュージアム
■フォーラム2「これまでの10年これからの10年」
・津山まるごと博物館
・富浦町エコミューゼ
・イーハ・トーブ・エコミュージアム
・あさんライブミュージアム
■交流会

—————————————————
■3.事務局からのお知らせ

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【ホームページのURLが変わりました】
http://jecoms.main.jp/
ですので、宜しくお願いいたします。

【メールマガジンの記事をお待ちいたします】
会員の皆さんからのメールマガジンの記事を、お待ちしています。記事をお書き
頂ける方は、お気軽に事務局まで、メールをお寄せください。

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JECOMSメールマガジン 3号  <2005.8.15>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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[目次]
1.日本エコミュージアム研究会・第11回全国大会のお知らせ
2. 再掲 日本エコミュージアム研究会・関西例会のお知らせ
3. フランスのエコミュージアム視察ツアー
4. 2006年度第12回全国大会の開催地の公募
5. 2005年度第3回理事会議事録
6. 事務局からのお知らせ

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■1.日本エコミュージアム研究会・第11回全国大会
——————————————————–

東京大会テーマ
「日本におけるエコミュージアム:これまでの10年、これからの10年」

[日 程]
2005年10月8日(土)立教大学池袋キャンパス
主催:日本エコミュージアム研究会
後援:農林水産省、文化庁(予定)

[開催趣旨]
エコミュージアムづくりは「記憶の収集」からはじまり、
「記憶を前へ」という目的のもと推進され、今、”情報の
整理・発信、次世代への引き継ぎ、人材育成”などの、
さまざまな課題に直面しています。東京大会では「日本に
おけるエコミュージアム:これまでの10年、これからの
10年」をテーマに、人と人との交流を深め、新たなステップ
をめざします。
日本エコミュージアム研究会も、設立から11年目を迎え
ました。1995年に山形県朝日町で第1回の全国大会を開催
してから、昨年の三重県宮川流域まで、フランスで誕生した
エコミュージアムの日本におけるあり方を、人づくり、
組織づくり、地域資源の生かし方、地域活性化への寄与と
いった視点で模索してきました。東京大会では、日本各地で
展開されてきた活動の成果を振り返り、日本におけるエコ
ュージアムの新たな10年を展望したいと思います。

[基調講演・フォーラム]
日時:2005年10月8日(土) 12時50分 ~ 17時30分
場所:立教大学池袋キャンパス 10号館 X304教室(3階)(予定)
住所:東京都豊島区西池袋3-34-1
参加費:JECOMS 会員 2,000円 学生 1,000円
会員外 一般 3,000円 学生 1,000円
[交流会]
日時:2005年10月8日(土) 18時 ~ 20時
場所:立教大学池袋キャンパス内
参加費:一般 4,000円 学生 3,000円

*参加のお申し込み要項は8月末に、JECOMSホームページに掲載します。
JECOMS会員の方へは、郵送にてご案内します。
尚、今回はエクスカーション等がございませんので、宿泊場所の
ご用意はいたしておりません。ご了承下さい。

[プログラム(案)]
■基調講演「エコミュージアムの新たな展開に向けて(案)」
・農林水産省農村振興局整備部農村整備課(田園空間博物館整備事業)
・文化庁文化財部記念物課(史跡等総合整備活用事業)
■フォーラム1「これまでの10年これからの10年」
・朝日町エコミュージアム
・コウノトリ翔る地域まるごと博物館
・川根地域まるごと博物郷
・瑞穂町エコミュージアム
■フォーラム2「これまでの10年これからの10年」
・津山まるごと博物館
・富浦町エコミューゼ
・イーハ・トーブ・エコミュージアム
・あさんライブミュージアム
■交流会

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■2.再掲 日本エコミュージアム研究会・関西例会のお知らせ
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■テーマ:広域合併とエコミュージアム
■日 時:2005年9月10日(土)・11日(日)
■会 場:石川県手取川流域(白山市)

■日 程:
【9月10日(土)】
13:30-15:00
●開会:白山市鶴来本町 横町うらら館*
*旧鶴来町。江戸時代の商家を改装した施設
●講演
吉兼秀夫(JECOMS会長)
:エコミュージアムの理念と現状
辻 貴弘(加賀白山ようござった)
:サテライトの紹介/白山合衆国のこれまでの活動と現状
15:00-16:00
●鶴来のまちなみウォーク
地元の方にまちを案内していただきます。
16:30-18:00
●意見交換やディスカッション
18:00-
●懇親会(鶴来うさみ旅館) 同旅館泊
【9月11日(日)】
●マイクロバスにて流域各地の見学
8:00出発→8:10加賀一の宮駅→
→七か用水大水門→白山比咩神社表参道→
→鳥越黄門橋(手取渓谷始まり)→弘法池(日本百名水) →
→二曲城下(一向一揆・公園・おぶく水)→手取川ダム→
→白峰民俗資料館・林西寺・村並み→12:00昼食
13:00百万貫の岩→尾口尾添大林遊歩道入口・加宝宮・中宮→
→吉野谷木滑なめこ摘み取り・仏御前安産石→
15:30小松駅・小松空港着
※旅程は当日の変更がありえます。

■参加費
●全日参加の場合:13,000円
(宿泊1泊2食懇親会どぶろく・地酒付10,000円
+10日ウォーク参加費1,000円
+11日昼食代1,500円
+11日参加費500円とちもち・かきもち付)
●10日のみ参加の場合:1,000円(宿泊せず)。11,000円(宿泊)
●11日のみ参加の場合:2,000円
※懇親会のみの参加費は5,000円

■参加申し込み
参加申込は以下のところへ(参加費は当日徴収します)
「加賀白山ようござった」
TEL&FAX 0761-93-5699
e-mail arufa@p2292.nsk.ne.jp

■その他
10日は白山市鶴来本町「うらら館」に集合:
JAL羽田発11:00→小松着12:00、
JR雷鳥13号小松着12:38 の方は送迎しますので申込時にお知らせ下さい。

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■3.フランスのエコミュージアム視察ツアー
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■旅行期間:2005年10月28日(金)から11月5日(土)9日間
■旅行代金(大人お一人):314,000円
■最小催行人員:15名
■募集締切日:2005年9月15日(木)
■添乗員:添乗員は同行しませんが、現地係員がお世話します。
■食事の回数:朝食7回、昼食0回、夕食0回(機内食を除く)
■企画団体のご挨拶(しろうま自然の会代表 今井信五)
しろうま自然の会は、地域の大切なもの(遺産)をまるごと次世
代に引き継ぐために、自然かんさつからはじまる自然保護を目指し、
1988年長野県白馬村に設立されたNGOです。
エコミュージアムの考え方を地域に活かそうと1999年、
2001年にフランスのエコミュージアム視察ツアーを実施し
ております。今回は、わが国でもっとも知られている
バッス・セーヌのエコミュージアムを3日間じっくり視察するとともに
“世界遺産”モン・サンミシェルの修道院とその湾、中世の面影を
残す港町オンフルール、パリの国立自然史博物館やヴィレットに
ある博物館群などを訪れます。視察にはエコミュージアムに詳しい
通訳がご一緒いたします。皆様と有意義な旅をご一緒できることを
楽しみにしております。
■ツアー日程
10月28日 東京/成田発~パリ~ルーアン

10月29日 ルーアン~バッス・セーヌ~ルーアン
10月30日 ルーアン~バッス・セーヌ~ルーアン
10月31日 ルーアン~オンフルール~モンサンミシェル
~ルーアン
11月 1日 ルーアン~バッス・セーヌ~パリ
11月 2日 国立自然史博物館、ラ・ヴィレット
11月 3日 自由行動

11月 4日 出発まで自由行動 パリ発(翌日)東京/成田着
■ツアーのお申し込み・お問い合わせ先
近畿日本ツーリスト株式会社川崎支店(喜多川・齋藤)
TEL:044-244-4631  FAX:044-233-6127
■視察内容のお問い合わせ先
しろうま自然の会(今井)
E-mail:shirouma@kdm.jrnet.ne.jp

今 井 信 五
399-9301:長野県北安曇郡白馬村北城14920-308
E-Mail: shirouma@d2.dion.ne.jp
TEL: 0261-72-5578

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■4.2006年度第12回全国大会の開催地の公募
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2006年度のJECOMS第12回全国大会の開催地を公募いたします。
開催の考え方は、Webページや機関誌10号に掲載されている
「地元主体型全国大会開催の考え方」をご覧ください。
誘致を希望される方は、実行委員会の主要な構成団体、
担当者氏名、担当者の住所・TEL・FAX・E-Mail、
エコミュージアム活動についての地元の状況、その他PRしたい
ことを、9月30日(金)までに事務局までお知らせ下さい。

—————————————————
■5.2005年度第3回理事会議事録
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日時:2005年8月9日(火)13:00~16:00
場所:立教大学12号館2階社会調査研究室
参加者:吉兼、浅野、阿部、安藤、今橋、大山、笹谷、中野、三橋
委任状提出者:井上、馬場

報告事項
会員数 個人:220 団体:13 計:233
会費納入状況:120(8月1日現在)
移設開設したWebサイトは、順調に運営されている。
メールマガジン1号の発行:7月22日
メールマガジン2号の発行:8月1日
メールマガジン3号は8月15日に発行予定
フランスエコミュージアムツアーの紹介などもする

審議事項
1. 研究大会の反省
・ 2004年度理事会で担当理事が決まらず、2005年度から新理事に
なった井上理事が4月から担当することになったので、テーマ企画が
できず、準備が遅れた。
・ 発表者の一般応募がなく、4月の第1回理事会で理事が手分けして
発表者を募ったので、準備が遅れた。
・ 全体的な準備の遅れから、プログラムと同時に通知する総会の通知
も遅れ、総会の参加者が少なかった。
・ 機動的な理事会態勢も整ったので、次年度の研究大会は、10月10日
の全国大会時の臨時理事会で担当者を決定し、テーマ企画を充実し、
早めに対応する。

2. 全国大会
・ 11回全国大会の東京大会は、原案をもとにフォーラム形式の議論を
する案を承認した。
・ 開会挨拶は吉兼会長、フォーラム1の座長は安藤理事、フォーラム2
の座長は今橋理事、閉会挨拶は阿部実行委員長に決定した。
・ 東京大会のテーマは「日本におけるエコミュージアム -これまでの
10年、これからの10年-」に決定した。
・ 1回から8回までの全国大会開催地に対して、大会開催時に確認した
目標に対する現在の成果と課題、大会後の効果、今後の10年の展望
などを、事前準備してもらい、比較討論する。
・ 9回の湖北や、10回の宮川は、なるべくフロアから発言できるように
調整する。
・ フロアからの議論が時間的に多くとれないことに対し、意見・質問用紙
をフロアに配布・回収し、未了となった議論は、東京大会を期にお披露目
するWebサイトの掲示板で継続していく。
・ 東京大会の案内速報はメールマガジン3号に掲載する。
・ 東京大会の会員への正式な案内は、事務局より郵送する。
・ 大会の資料を入れる封筒は、JECOMSの専用封筒を用いる。
・ 全国大会参加費は、会員2000円、非会員3000円、学生(会員である
なしにかかわらず)1000円を原案として、実行委員会が収支バランスを
みて決めることを一任する。
・ 交流会参加費は、一般4000円、学生3000円とする。
・ 参加締め切りは、9月17日とする。
・ 2006年度の12回全国大会の開催地は、9月末日を期限に「地元主体型
全国大会開催の考え方」に準拠した募集を行い、応募状況を踏まえ10月
8日の理事会で決定する。

3. 関西例会
・ メールマガジン2号に掲載した内容のとおりである。
・ 日程が衆議院選挙と重なったので、運営に支障がないように地元と調整
し対応する。

4. 機関誌11号の編集
・ 2005年1月の関東例会の発表者への原稿依頼は、浅野副編集長が行う。
・ ベデカル氏の和訳原稿に関しては、今橋理事がすみやかに吉兼会長に
渡し、吉兼会長が説明書きを付して、11号に掲載する。
・ 自由原稿公募は、メールマガジン3号で行う。
・ 論文に関しては、受理とその日付を付記して、学術論文の体裁を整える。
・ 10号までの執筆要項等と論文の実際の体裁との不一致については、11
号からは一致させる。

5. 憲章見直しワーキンググループの活動
・ 井上方針原案を承認した。活動はメールマガジンで呼びかけるとともに、
東京大会時に積極的にメンバー募集と活動をPRすることにした。

6. 博物館連携部会の活動
・ 2006年1月をめどに、京都で、地域学芸員などのテーマなどを含めて行う
方向で調整する。

7. コミュニケーション
・ Xoopsは、社内イントラネットで使われているグループウェアと、行政などで
Web作成に不慣れな人でも簡易にコンテンツを掲載することができるコンテンツ
マネジメントシステムの両方の機能を有しており、専用システムに比べて便利さ
は劣るが、安価で運用できる利点がある。よって、会員間のコミュニケーションの
促進と、Webサイトによる会内外への情報発信に用いる。また、Xoopsの全体
運用管理は笹谷事務局長が行うが、内容に応じた運用管理は、それぞれの
担当理事が行うこととする。
・ Xoopsを用いた新しいWebサイトは、理事会メンバーで試用・検査し、全国
大会時にお披露目する。
・ Xoopsの掲示板は、基本的に一般公開し、会員のみが投稿できるようにする。
・ 理事会・審査の議論をクローズする必要がある機関誌編集委員会などの
掲示板は、一般にも会員にも公開しない。
・ Xoopsに蓄積された情報を用いてメールマガジンを編集できるようにする。
・ 国際観光機構などの他の組織でのエコミュージアムの報告例や、会員の
著書などを、Xoopsに蓄積したり、メールマガジンに掲載したり、機関誌に掲載していく。
・ メールアドレスがない会員、わからない会員に対しては、全国大会の案内と
一緒に過去のメールマガジンの記事を郵送する。

8. 会員情報管理方針
・ 笹谷事務局長に任されていた暫定方針(メールマガジン1号掲載)を会員
情報管理方針として承認した。
会員情報管理方針:会員情報は、事務局連絡用、会員間での公開連絡用の
2段階のレベルを設ける。事務局連絡用情報は、法令の定めがない限り連絡用
にしか利用しない。会員間公開情報は、エコミュージアムに関する実践・学術
活動のために適正に使用する。

9. 年間スケジュールと理事分担
・ 下記の担当や概要は10月8日の理事会で決定する
2006年1月 博物館連携部会(井上担当)と理事会
2006年5月 研究大会
2006年9月か10月 全国大会

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■8.事務局からのお知らせ

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【ホームページのURLが変わりました】
http://jecoms.main.jp/
ですので、宜しくお願いいたします。

【メールマガジンの記事をお待ちいたします】
会員の皆さんからのメールマガジンの記事を、お待ちしています。記事をお書き
頂ける方は、お気軽に事務局まで、メールをお寄せください。

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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学理工学部環境都市学系 笹谷康之気付
電話:077-566-1111(内線8781) FAX:077-561-2667(笹谷宛)
E-Mail:sasatani@se.ritsumei.ac.jp
ホームページ:http://jecoms.main.jp/
郵便番号:00170-0-74380
銀行口座:UFJ銀行草津支店(店番号452)普通3965004
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メルマガ2号

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JECOMSメールマガジン 2号  <2005.8.1>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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[目次]
1.日本エコミュージアム研究会・関西例会のお知らせ
2. 全国大会の予告
3. 事務局からのお知らせ

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■1.日本エコミュージアム研究会・関西例会のお知らせ
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■テーマ:広域合併とエコミュージアム
■日 時:2005年9月10日(土)・11日(日)
■会 場:石川県手取川流域(白山市)

■日 程:
【9月10日(土)】
13:30-15:00
●開会:白山市鶴来本町 横町うらら館*
*旧鶴来町。江戸時代の商家を改装した施設
●講演
吉兼秀夫(JECOMS会長)
:エコミュージアムの理念と現状
辻 貴弘(加賀白山ようござった)
:サテライトの紹介/白山合衆国のこれまでの活動と現状
15:00-16:00
●鶴来のまちなみウォーク
地元の方にまちを案内していただきます。
16:30-18:00
●意見交換やディスカッション
18:00-
●懇親会(鶴来うさみ旅館) 同旅館泊
【9月11日(日)】
●マイクロバスにて流域各地の見学
8:00出発→8:10加賀一の宮駅→
→七か用水大水門→白山比咩神社表参道→
→鳥越黄門橋(手取渓谷始まり)→弘法池(日本百名水) →
→二曲城下(一向一揆・公園・おぶく水)→手取川ダム→
→白峰民俗資料館・林西寺・村並み→12:00昼食
13:00百万貫の岩→尾口尾添大林遊歩道入口・加宝宮・中宮→
→吉野谷木滑なめこ摘み取り・仏御前安産石→
15:30小松駅・小松空港着
※旅程は当日の変更がありえます。

■参加費
●全日参加の場合:13,000円
(宿泊1泊2食懇親会どぶろく・地酒付10,000円
+10日ウォーク参加費1,000円
+11日昼食代1,500円
+11日参加費500円とちもち・かきもち付)
●10日のみ参加の場合:1,000円(宿泊せず)。11,000円(宿泊)
●11日のみ参加の場合:2,000円
※懇親会のみの参加費は5,000円

■参加申し込み
参加申込は以下のところへ(参加費は当日徴収します)
「加賀白山ようござった」
TEL&FAX 0761-93-5699
e-mail arufa@p2292.nsk.ne.jp

■その他
10日は白山市鶴来本町「うらら館」に集合:
JAL羽田発11:00→小松着12:00、
JR雷鳥13号小松着12:38 の方は送迎しますので申込時にお知らせ下さい。

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■2.全国大会の予告
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全国大会は、10月8日(土)に東京都内で行う予定です。
今年の全国大会では、現地見学などは行いません。
現地見学をご希望の方は、前述の関西例会にご参加ください。
詳細は、メールマガジン3号でお伝えいたします。

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■3.事務局からのお知らせ

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【ホームページのURLが変わりました】
http://jecoms.main.jp/
ですので、宜しくお願いいたします。

【メールマガジンの記事をお待ちいたします】
会員の皆さんからのメールマガジンの記事を、お待ちしています。
記事をお書き頂ける方は、お気軽に事務局まで、メールをお寄せください。

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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
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立命館大学理工学部環境都市学系 笹谷康之気付
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E-Mail:sasatani@se.ritsumei.ac.jp
ホームページ:http://jecoms.main.jp/
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銀行口座:UFJ銀行草津支店(店番号452)普通3965004
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メルマガ1号

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JECOMSメールマガジン 1号  <2005.7.22>
発行人:吉兼秀夫 、編集人:笹谷康之
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ニュースレターの廃止に伴い、2005年度よりJECOMSのメールマガジンを発行します。
今は不定期発行ですが、今後、徐々に定期発行にしていきたいと考えていますので、
宜しくお願いいたします。

[目次]
1.今後の行事予定
2. 宮川大会より 平田隆(代理 福田良彦)
3. 会長就任にあたり 吉兼秀夫
4. 理事就任者の抱負
5. 2005年度第1回理事会議事録
6. 2005年度総会議事録
7. 2005年度第2回理事会議事録
8. 事務局からのお知らせ

——————————————————–
■1.今後の行事予定
——————————————————–
全国大会は、10月8日(土)に東京都内で行う予定です。今年の全国大会
では、現地見学などは行いません。
そのかわり、関西例会を9月10日(土)、11日(日)に石川県手取川流域で行
います。
近日中に、メールマガジン第2号でアナウンスいたしますので、乞うご期待。

——————————————————–
■2.宮川流域エコミュージアム全国大会
(2005日本エコミュージアム研究会全国大会)
開催にかかるお礼について
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2004年9月17日から18日の2日間開催いたしました、宮川流域エコ
ミュージアム全国大会(2005日本エコミュージアム研究会全国大会)に
おきまして、日本エコミュージアム研究会の皆様方には、大変お世話にな
りました。とりわけ、担当理事の今井信五様、吉兼秀夫様には、一方なら
ぬお世話になりましたこと心からお礼申し上げます。また、大変貴重なご
講演を賜りました今井信五様、大山由美子様、本当にありがとうございま
した。   大会には、北海道から奄美大島までの225名の方々に参加い
ただきました。地域といたしましても、流域案内人や地元の方々267名が
参画し、スタッフ、関係者をあわせると約600名もの人々が大会に参加し、
エコミュージアムの意義を十分に感じることができました。
また、おかげさまで、本年度に入り、地元の大学から、新入生の研修と
して、全国大会のコースを体験したいという申し出があるなど、大会の直接
的な効果もあらわれつつあります。   一方、大会終了後、台風による大き
な災害にみまわれ、参加者の皆様方からも、大変、ご心配をいただきました。
残念ながら、被災したフィールドもありましたが、現在、急ピッチで、災害
復旧工事が進みつつあります。今後も、流域案内人が核となり、地域の
元気を支えていきたいと考えておりますので、引き続き、宮川流域エコ
ミュージアムの活動をご支援いただきますようお願いいたします。
最後になりましたが、日本各地で展開されているエコミュージアムの
取り組みにおいて、全国的なネットワークを持ち、専門的な研究を進めて
おられる日本エコミュージアム研究会の活動は、大変重要な活動である
と考えており、貴会の今後のご発展を心から、ご期待申し上げます。

宮川流域ルネッサンス協議会事務局長 平田隆(代理 福田良彦)

——————————————————–
■3.会長就任にあたり
日本エコミュージアム研究会会長 吉兼秀夫
——————————————————–

このたびの役員選挙で2代目の会長に推挙されました.皆様の期待にそえ
るべく研究会の運営にあたりたいと思いますのでよろしくお願いいたします.
このたびの選挙では新たな役員が加わり、少人数ではありますがフレッシュ
な新体制での船出となりました.事務局長には引き続き笹谷理事にお願い
することになり、バックアップ体制はしっかりしていただけるものと期待してい
ます. 研究会が持つ課題は小さいものではありません.「エコミュージアム
は地域を映す鏡である」従って「エコミュージアムは常に変化する」と言われ
ておりますが、研究会自身も当然、現状に併せて変化していくものでなけれ
ばなりません.十分だったでしょうか.ちまたにはエコミュージアムという言葉
が流通し始めました.また、エコミュージアムと名のらなくても類似の概念を
大切にした活動が目立つようになりました.これらの実践者の方々から信頼を
持ってアプローチしていただくことが増えているでしょうか.全国大会開催地
などから感謝の言葉はいただいておりますが、ますます増えるエコミュージアム
需要に対し、十分対応しきれていないのではないかと不安に感じることがあり
ませんか。 私たちはリビエールの概念や、新井前会長の教えを基盤としなが
らも常に新しいエコミュージアムのありようを研究し、実践しなければならない
のだと思います.それが、研究会に対する会員の皆様の期待でしょうし、社会
からエコミュージアムの最新の理論に基づき実践する団体として信頼を得ること
になると思うからです. そのために、会長代行就任のときに申し上げたことを改
めて提案したいと思います.内なる情報交換と議論をさらに進めることと、外部に
対してアンテナを立て、外部の批判に耐えるエコミュージアム概念の整理とエコ
ミュージアム実践をすること、そして博物館や博物館学はもとより、まちづくり、
生涯学習、環境教育、エコツーリズム、ヘリテージツーリズム、自然保護活動、
社会福祉などの隣接分野との相互交流やネットワークを強めることです。
先日WTO(国際観光機関)の国際会議が滋賀県であり、私も出席し、エコミュ ー
ジアムについてお話をしました.その会議は景観やエコツーリズムを主な議題 と
しておりましたが、このような場でどんどんエコミュージアムと観光(この場では)
の関係と協力関係について議論していくことが重要と感じました.
研究者は最新の概念や理論を紹介しあいましょう.実践地をフィールドワーク
して科学的な目で評価し、新たな理論化を試みましょう.実践されている方々は
日々の実践例を多くの方と情報交換しましょう.課題を出し合い、議論する場と
して研究会を利用して下さい。そして私たちの活動と皆さんの活動を地域のメディア
を始め関係団体等に紹介し、地域においてもネットワーク活動をはじめましょう。
皆さんの活動や研究情報が研究会の財産です。皆さんがもっと参加しやすい環境
をつくり、オープンな会として成長させていきたいと思います.よろしくご協力下さい.

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■4.理事就任者の抱負
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下記の10名が、2005年度、2006年度の理事に就任しました。
宜しくお願いいたします。

淺野敏久
昨年度は機関誌刊行にご協力いただきありがとうございました。
いろいろとミスや不行き 届きがありましたが,今後はそのようなことの無いように
気を つけます。

阿部 治

安藤竜二
発足から10年過ぎた今、日本におけるエコミュージアムのよりよい展開や、
成長のさせ方を、 みんなでじっくり研究・討議したいです。遠隔地に住み
学歴もない私ですが、やれることは 積極的にやるつもりでおります。どうぞ
よろしくお願い致します。

井上 敏
私のような若輩者がどこまでできるかわかりませんが、皆様に色々ご教示
いただいて、 微力をつくして頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

今橋克寿
故新井名誉会長が蒔かれたエコミュージアムの種が、日本各地で芽を出し
生長していますね。 会員の皆さんとともにそのご遺志を大切に受け継いで、
それぞれ花咲かれんよう微力を尽くさせていただくことは嬉しいかぎりです。

大山由美子
「環境における人間の博物館」という概念を探求し、人と人とがいたわり、
支え合う研究会活動を推進していきたいと思います。幅広い御教示を賜り
ますよう、よろしくお願いします。

笹谷康之
自分がひとりの主役になれるエコミュージアムを創りたいのだという一念で、
今までやってきました。自分の出自であるコンサルタントや研究者として3人
称的に客観的にエコミュージアムを語るのではなく、1人称の当事者として
エコミュージアムに取り組みたいと思っています。理事としてはITを活用して
会員が積極的に交流できる場を、この2年で生み出せればと考えています。
よろしくお願いいたします。

中野喜吉
「エコミュージアム的」活動は今、日本各地に展開されるに至っていますが、
その内容はさまざまです。これからの時代に、日本に必要な活動の方向を
探りたいと思います。

馬場憲一
日本の「エコミュージアム」は「ミュージアム」と称しながら、ミュージアム
(博物館)とは異なる方向を向いて活動をしているものが多いような気がします。
このため本会を日本型エコミュージアムの在り方を考え、推進母体としての
役割を担えるような会に育てていきたいと思っています。

三橋俊雄
京都府立大学人間環境学部環境デザイン学科教員の三橋です。1998年より、
宮津市丹後地域を中心に、エコミュージアムを通した過疎化・高齢化地域の
内発的地域づくり、地域のアイデンティティ確立等をめざし、微力ながら活動を
続けてまいりました。今後、皆様との交流を通して、エコミュージアムに関する
実践・研究を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

—————————————————
■5.2005年度第1回理事会議事録
—————————————————
日時:2005年4月2日(土)14:00~18:00
場所: 東京 マイスペース四谷店
出席連絡者:吉兼、今井、大山、笹谷
新理事選出者:井上、向井田、中野、三橋
委任状:浅野、阿部、安藤、今橋、井原、大原、嘉田、嵯峨、里見、布谷、西澤、馬場、柳戸
欠席連絡者: 新理事選出者:福田

議題:
【報告事項】
(1)機関誌10号の編集  浅野・笹谷
機関誌10号は400部印刷した。(9号350部、8号まで300部)
220名の個人会員や国会図書館に1部、15の団体会員に3部ずつ、3月31日に送付した。
50部を宮川に送付した。
投稿した非会員に、謹呈送付した。
前年度までの会費未納会員が整理されたので、会費納入のたびに機関誌を送る手間が
省け、事務局負担やミスによるトラブルが大幅に減る予定である。
残部は、約60部である。
(2)役員改選結果  笹谷
別紙(3月31日に全会員に送付)の、選挙管理委員による選挙結果報告が示された。
2003年に行われた前回役員選挙は、選挙後に選挙そのものの有効性すら否定する議論
が理事会で巻き起こり、大きな問題になったが、2005年の役員選挙は、これと比べて大き
く改善されて、おおむね適正に行われたことを確認した。
本多選挙管理委員からの低得票率や、票のとりまとめによる本会が乗っ取られる危険性
などの問題提起があったことが報告された。
今回の役員選挙では、公式な推薦制度によらず、水面下での票の依頼などの不適切な
選挙運動があった事実を憂えたことが、一部理事から報告された。
事務局に対する問い合わせとしては、1件、選挙の票の取りまとめはないのかという質問
が会員からあっただけで、事務局長より本会では票のとりまとめは行わない旨答えたとの
報告があった。
役員選挙のあり方については、引き続き理事会で改革していく方向性を確認した。
(3)会計の仮報告  笹谷
別紙のとおり、概算で2ヵ年の機関誌を含めて210万円程度の支出と、120万円程度の
収入があったことや、その内訳が報告された。
(4)第9回湖北大会の総括  吉兼
担当理事にもかかわらず第9回湖北大会の準備を行わなかったこと、主催の当事者で
あるにもかかわらず傍観者のような態度で他の担当理事の行動を一方的に批判したこと
に対して、嘉田理事より吉兼会長代行に陳謝があった。
湖北大会では、滋賀県湖北地域振興局側の不手際については懇親会の席でJECOMS
を含む関係者に対する謝罪があったが、嘉田理事の不作為などJECOMS側の不手際に
ついては未だ陳謝などの対応していない。この問題の対応のために、湖北地域振興局に
対して、必要に応じて、吉兼会長代行が陳謝に行く。

【審議事項】
1.継続審議の課題
(1)会費納入確認の件  吉兼・笹谷・大原
大原前事務局長の責任で2004年8月に完了して報告することに理事会決定していた
2002年度までの会費の納入と機関誌送付確認が未だに完了していないし、不適切な
通知しか現事務局は受けていない。つまり、1年半以上たっても、事務局引継ぎが完了
しておらず、会員にも説明できない実態であることが、笹谷事務局長より報告された。
大原前事務局長に対しては、2004年7月の決定に沿って、2005年5月の総会までに
明確に文書にて本件の経過と電話調査結果を提出させ、次年度理事会に先送らない
ことに決定した。大原前事務局長の作業と報告の監督は、笹谷事務局長に取り扱いを一任した。
(2)東和大会の記事の処理  今橋・井原・吉兼
ベデカル氏の原稿は、吉兼会長代行が取りまとめ責任者となり、井原理事、大原理事
の意見を聴きつつ、11号に掲載する。
他の東和大会の記事は今橋理事の完成原稿が提出されてから判断し、2005年5月29日の
総会に完成原稿が得られない場合は、ニュースレター30号で吉兼会長代行と今橋理事の
連名で会員に詫びた点を踏まえ、経過報告をした上で、再度会員に詫びることとする。

2.理事の就任承諾書と分担体制
理事会mlにて、2005~2006年度会長・理事就任承諾書の提出を受けることに決定した。
就任承諾書の前提として、規約などを遵守、会内外に対する説明責任を果たすこと、
自立・協働して理事の職務を分担すること、本会の協治(ガバナンス)に務めること等を、
理事選出者に知らせる。
就任を承諾した理事の抱負をメールマガジンに掲載する。

3.研究大会
井上新理事が担当する。
下記2件のエントリーと、今後個別に依頼する発表とで、2005年5月29日に研究大会を行う。
上田麻紀子,三橋俊雄:内発的地域づくりの検討-宮津市養老地域のエコミュージアムを通して
藤井咲紀,三橋俊雄:宮津市養老地域の魅力資源のGIS化

4.第11回全国大会
大山理事他が担当する。
2005年秋に土曜日の1日かけて、立教大学で行うことで、調整する。
1回から10回までの全国大会の開催地や、研究大会、研究例会などで発表してきた全国の
事例をもとに、プログラムを組み立てる。

5.機関誌11号の編集
三橋編集長、浅野副編集長、井上編集委員(研究大会担当)、大山編集委員(全国大会担当)
により、機関誌編集委員会を構成する。
別紙のとおり、浅野10号編集長より、10号の反省点についての書面報告があった。
10号までの編集では、投稿者はもとより、理事の中にも、執筆要項に従わない者がいたために、
編集長の負担が増えた。また、編集委員が編集を行わず、レイアウトもチェックしないので、
素材を見て編集長が編集することもあった。このようなことが絶対にないように、編集委員は
自らの分担をしっかりと編集するとともに、正副両編集長が複数の目でチェックする編集体制
を組むこととした。

6.博物館連携部会活動  馬場
担当者が急遽欠席になったので、次回の理事会に持ち越した。

7.監事候補者の選出  吉兼
吉兼より監事候補依頼者を提案し、承諾した。

8.コミュニケーション  笹谷
グループウェア機能(Xoopsなど)を持ったWebページを導入して、会員間交流を図る方向で、
引き続き準備を進める。
ニュースレター32号をもとに、メールマガジンの試作版を発行した。
2005年度から、ニュースレターは廃止してメールマガジンを1ヶ月に1度発行し、メールアドレス
を有しない会員に対しては、2ヶ月に1度メールマガジンをまとめて郵送する体制を軌道に乗せる。
アドレスが掌握できない会員には、2回分のメールマガジンをまとめて郵送する。
メールマガジンの印刷郵送担当は、三橋新理事が当たる。
理事会mlに新理事選出者を加える。
エコミュージアムmlに、未メンバー登録の理事、監事、選挙管理委員を加える。

9.その他
(1)名簿の取り扱いとプライバシー保護
個人情報保護法の趣旨にかんがみて暫定的なプライバシーポリシーを決めることにする。
このプライバシーポリシーの内容は、笹谷事務局長に一任する。恒常的なプライバシーポリシーは、
引き続き理事会で検討する。
2月に、個人会員に対して、役員選挙と兼ねて、暫定版の個人会員名簿を発送した。
3月のメールマガジン試作版の発行に併せて、アドレスの着信確認を行って、名簿の
アドレスを修正した。
機関誌10号の送付と兼ねて、3月末に会員情報の確認シートを会員に送った。
(2)憲章の見直し
憲章は、本会の根幹であり、本会が最も共有すべき成果であるので、2005から2006年
度理事会の最重要事業の1つとして、広範で迅速な憲章見直しの議論をしていく。
憲章見直しワーキンググループ(仮称)を設置することを決定した。
ワーキンググループの責任者は、井上新理事が担当する。
ワーキンググループには、研究大会、メールマガジンなどで、広く会員の参加を募る。
ワーキンググループによって検討された新憲章は、総会などで採択する。
(3)2006年度からの通信費の徴収
メールマガジンの郵送が必要な会員に対しては、通信費として2006年度より1200円
程度を追加徴収することを総会に諮ることに決定した。
通信費の金額は、郵送代、印刷代、人件費謝金の原価から妥当額を判断して、笹谷
事務局長が最終的に決定する。
(4)選挙管理委員の交代
理事に選出された井上選挙管理委員の退任を認め、代わりの候補を推薦した。
選挙管理委員の任期は、会長、理事、監事と任期を1年ずらすことを確認した。よって、
現選挙管理委員の任期は、2004年度、2005年度となる。
(5)リスクの回避
会の不祥事などのリスクを回避するために、弁護士、公認会計士などに相談することも
検討に値するが、時間未了で、審議を先送りした。
(6)分担と年間スケジュール
会長と事務局長には、仕事が集中しないように、行事や機関誌編集は原則として担当
しないことに決めた。
2005年度の研究例会は、担当が可能な理事を募る。

—————————————————
■6.2005年度総会議事録
—————————————————

日時:2005年5月29日(日)16:00~17:00
場所:キャンパスプラザ京都5F演習室

報告
2004年度の宮川大会開催に関するお礼が、福田会員より述べられた。
2005年度・2006年度の会長と10名の理事が紹介され、その抱負が書面で披露された。

議事
1号議案 2004年度事業報告
・下記のとおり事業報告が承認された。
全国大会:宮川流域(9月17日・18日)
研究大会:東京・立教大学(5月29日)
研究例会:京都・登録会館(7月17日)、東京・法政大学(1月29日)
博物館連携部会例会:東京・法政大学(7月31日、1月29日の2回)
機関紙10号の発行
ニュースレター28号~31号の発行
メールマガジン試作版の発行
Webサイトの運用
規約等の変更・整備
会員管理・会計管理の適正化
会員数:229(内 団体会員14) 2005.3.31現在

2号議案 2004年度決算・監査報告
・下記のとおり決算が承認された。
費目   予算 決算
収入 年会費   \ 885,000 \1,195,160
機関誌販売   \ 100,000
参加費   \ 200,000 \33,500
繰越金   \ 2,341,908 \2,342,018
利息   \ 10 \3
収入不明金     \1,359
合計   \ 3,526,918 \3,572,040

支出 全国大会   \ 150,000 \4,580
研究大会/例会 4回分 \ 160,000 \169,830
機関誌 9号/10号 \ 1,385,000 \1,409,312
部会 博物館連携 \ 130,000 \81,655
ニュースレター 27号~31号 \ 207,000 \145,371
ホームページ/ml   \ 70,000 \15,200
理事会   \ 180,000 \124,704
名簿/選挙管理   \ 120,000 \43,622
過年度残務処理   \ 100,000 \0
一般管理   \ 100,000 \136,900
予備費   \ 27,157 \0
繰越金 2005年度へ \ 897,761 \1,440,866
合計   \ 3,526,918 \3,572,040

監査の結果上記のとおり相違ないことを確認しました。
2005年5月28日
監査 桑畠健也(自筆) (押印)

注記:機関紙9号とニュースレター27号は、2003年度の事業を2004年度に支払っている。
繰越金が110円増えたのは、前事務局から2004年度に110円の引渡しがあったから。

3号議案 2005年度事業計画
・下記のとおり事業計画が承認された。
全国大会:秋に東京の立教大学で全国大会を開催する
研究大会:キャンパスプラザ京都(5月29日)で開催する
研究例会・部会例会:適宜開催する
機関紙11号の発行:2006年3月発行を予定する
メールマガジンの発行:年度内には月1度のペースに持っていくことを目標とする
メールマガジン2回分程度をまとめてアドレスのない会員に郵送する
Webサイトの移設・更新:年度内には双方向型のサイト運用ができることを目標とする
エコミュージアム憲章の見直し
役員選挙制度の改善
その他本会の規約に照らして必要な事業

4号議案 2005年度予算
・下記のとおり予算が承認された。
費目
収入 年会費 \541,370
機関誌販売 \50,000
参加費 \50,000
繰越金 \1,440,866
利息 \10

合計 \2,082,246

支出 全国大会 \80,000
研究大会/例会 \100,000
機関誌 \600,000
部会 \60,000
通信 \120,000
ホームページ \200,000
理事会 \140,000
総会 \20,000
憲章WG \100,000
一般管理 \50,000
予備 \612,246

合計 \2,082,246

5号議案 2005年度・2006年度監事の選出
監事の選出を、会長に一任することを決定した。

6号議案 2005年度選挙管理委員の選出
理事に選出されたので退任した1名の選挙管理委員の補充選出を、
会長に一任することを決定した。

7号議案 エコミュージアム憲章の見直しについて
憲章ワーキング・グループを設置して2年程度かけて憲章を見直すことに決めた。

8号議案 2006年度からの通信費の徴収について
2006年度からメールマガジンの郵送を希望する会員から通信実費1,200円を
徴収することに決定した。

9号議案 その他
就任を承諾した理事は10名であり、規約の20名程度と比べて少ないが、
追加選挙は行わないことを確認した。

—————————————————
■7.2005年度第2回理事会議事録
—————————————————

日時:2005年5月29日(日)10:40~12:30
場所:キャンパスプラザ京都5F第2演習室
参加者:吉兼、淺野、井上、今橋、大山、笹谷、中野、三橋

【報告事項】
(1) 役員承諾結果  笹谷
承諾者は、下記の会長1名と、理事10名である。
(会長:吉兼 理事:淺野、阿部、安藤、井上、今橋、大山、笹谷、中野、馬場、三橋)
阿部理事は、理事会メーリングリストでの意思表明はなかったが、
事務局長との直接面談で承諾の意思を確認した。
池田理事選出者は、意思表示がなかったので、吉兼会長より確認する。
(2) 監事候補の選出 吉兼
4月2日の理事会決定を踏まえて、吉兼会長に一任する。
(3) 選挙管理委員候補の選出
4月2日の理事会決定を踏まえて、吉兼会長に一任する。
(4) 会計監査報告     監事より(笹谷)
別紙の理事会資料のとおり、報告があった。
(5) 東和大会の記事の取り扱いの報告  吉兼・今橋
今橋理事よりベデカル氏の原稿を含む編集中の原稿が提示された。
機関紙のテンプレートを用いて編集するとともに、バルデル氏の原稿の訳者
などの経緯を追記して、機関紙11号の原稿にする。
(6) 事務局の名簿/会計記録引継ぎと本件の説明責任の取り方の報告 笹谷
名簿/会計記録は、2003年9月の事務局長交代以降、大原前事務局長に何度も
請求し、前事務局長から繰り返し小出しに資料提供を受けたが、内容的な不備が多く、
新事務局長としては引継ぎができなかった。2004年5月に多額の収入不明金が発覚し、
2004年7月18日の理事会で大原前事務長によって過去の会費支払い不明会員へ
電話調査をして、その詳細を2004年8月までに大原前事務局長から理事会に報告
することが決定したが、このような報告はなされなかった。2005年1月29日、4月2日の
理事会でもこの点が問題となり、欠席した大原前事務局長に詳細な調査報告を後日
求めたが、適切な回答が得られなかった。2005年4月2日の理事会では、本件を笹谷
事務局長一任で、5月29日の理事会までに決着をつけることが決定した。しかし、いつ、
どの会員に、どのような方法で、どういうやり取りをして調査したかという具体的な説明
責任のある引継ぎは受けられなかった。よって、現事務局長としては、事務局の
名簿/会計記録は適切に引き継げなかったし、本件に関する会員に対する説明責任は
果たせない。現事務局による会員への調査は2004年度途中で終わっており、今後の
会務には支障がないので、大原前事務局長は説明責任を果たさなかったことを確認
して処理する。今後、過去の会費に関する会員からのクレームがあった場合は、事後の
問題解決を怠った大原前事務局長の全責任としつつも、現事務局で処理に対応する。
(7) 会員情報管理暫定方針 笹谷
笹谷事務局長に一任されていた個人情報の取り扱いは、以下の報告を受けた。
会員情報管理暫定方針:会員情報は、事務局連絡用、会員間での公開連絡用の
2段階のレベルを設ける。事務局連絡用情報は、法令の定めがない限り連絡用に
しか利用しない。会員間公開情報は、エコミュージアムに関する実践・学術活動の
ために適正に使用する。

【審議事項】
1. 総会議題の確認 笹谷
下記の議題を確認した。
1号議案 2004年度事業報告
2号議案 2004年度決算の承認
3号議案 2005年度事業計画
4号議案 2005年度予算の承認
5号議案 2005年度・2006年度監事の選出
6号議案 2005年度選挙管理委員の選出
7号議案 エコミュージアム憲章の見直しについて
8号議案 2006年度からの通信費の徴収について
9号議案 その他

2. 研究大会 井上
2005年5月29日当日のプログラムを確認した。

3. 全国大会 大山
別紙に沿って、10月8日(土)の午前・午後に、立教大学を第一候補として全国大会を
開催することを決定した。全国大会のテーマは、「エコミュージアムの、これまでの
10年を振り返り、これからの10年を展望する」趣旨とする。
これまでの全国大会開催地のメンバーに、テーマに沿った内容の活動報告を依頼する。
全体の大会内容に関しては理事会で企画、検討を行い、発表内容・方法については、
発表者とメールなどで意見交換しながらプログラムを作成する。
別紙に沿って、10月8日(土)の午前・午後に、立教大学を第一候補として全国大会を
開催することを決定した。全国大会のテーマは、「エコミュージアムの、これまでの
10年を振り返り、これからの10年を展望する」趣旨とする。
これまでの全国大会開催地のメンバーに、テーマに沿った内容の活動報告を依頼する。
全体の大会内容に関しては理事会で企画、検討を行い、発表内容・方法については、
発表者とメールなどで意見交換しながらプログラムを作成する。

4. 機関誌11号の編集 三橋
三橋編集長、浅野副編集長、馬場部会担当委員、井上研究大会担当委員、大山
全国大会担当委員の体制を確認した。

5. 憲章見直しワーキンググループの活動 井上
別紙のとおり、ワーキンググループを立ち上げて、2年程度かけて検討する見直し
プロセスを承認した。

6. 研究例会
石川県で1回、関西例会を行う方向で、浅野が調整する。石川でできない場合は、
博物館連携部会の例会と関西例会を合併開催する。

7. 博物館連携部会の活動  井上
井上が2005年度の部会の担当となり、京都で1回部会例会を開催することにする。

8. コミュニケーション  笹谷
管理トラブルが発生したので立命館大学笹谷研究室のWebサイトは閉鎖し、民間プロ
バイダー上にWebサイトを移設した。
会員が双方向型で参加できるWebサイトを、Xoopsを用いて設置する
Webサイト上で理事会の企画立案・事務処理ができるような掲示板を設ける
Webサイト上に蓄積されたデータをもとにメールマガジンを定期的に発行する

9. 年間スケジュールと理事分担の作業スケジュール
全国大会前の8月に、次回の理事会を開催する。
この理事会は、東京で開催し、全国大会準備、2年間の活動方針の共有、Xoopsの運用
に関する共有を行う。他の行事と一緒に行わないので、交通費は規定どおり支払う。

10. その他
理事が規約の半数の10名となったが、追加選挙は行わない。
2006年度全国大会を石川県で可能かどうか、浅野が担当となり調整する。
役員選挙方法の改善は、引き続き検討する。
ワーキンググループ、部会、例会などの会員が希望する活動を公募する方向で検討する。
今後、団体会員制度の改善を検討する。
理事会の改革については、メンバーの一新による一定限の改革が達成された。今後、
理事会として、更なる会務の説明責任とリスク管理の確立を図っていく。
事務局機能の強化は、理事の分担体制の強化や会員との交流の促進と連動させて、
Xoopsの運用で対応していく。
会員のニーズや全国のエコミュージアムの実態を探るアンケートを検討する。

———————————– —————-
■8.事務局からのお知らせ

—————————————————
【ホームページのURLが変わりました】
tp://jecoms.main.jp/
ですので、宜しくお願いいたします。

【メールマガジンの記事をお待ちいたします】
会員の皆さんからのメールマガジンの記事を、お待ちしています。記事をお書き頂ける
方は、お気軽に事務局まで、メールをお寄せください。

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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学理工学部環境都市学系 笹谷康之気付
電話:077-566-1111(内線8781) FAX:077-561-2667(笹谷宛)
E-Mail:sasatani@se.ritsumei.ac.jp
ホームページ:http://jecoms.main.jp/
郵便番号:00170-0-74380
銀行口座:UFJ銀行草津支店(店番号452)普通3965004
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