日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 45号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 45号  <2010..5.10>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1.Jecoms研究大会・総会2010 in 京都府立大学(5月22日・詳報)
2.機関誌「エコミュージアム研究」第15号が発行されました
3.日本エコミュージアム研究会 2010年度第1回理事会 議事録
4.事務局からのおしらせ

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■1. Jecoms研究大会・総会2010 in 京都府立大学(5月22日・詳報)
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〇会 場:京都府立大学(京都府京都市左京区下鴨半木町1-5)
地下鉄烏丸線北山駅(京都駅から15分)下車徒歩10分
[地図] http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=28

〇日 時:2010年5月22日(土)
13:00~14:00 総会
14:00~17:00 研究発表会
17:00 解散

〇担当理事:三橋、井上、笹谷

<研究大会プログラム(予定)>
※都合により発表順等は変更される場合があります。ご了承ください。

1)「台湾における竹と生活文化・生活技術」
陳 譽云、三橋俊雄(京都府立大学)
【発表要旨】
台湾において、かつて生活に不可欠であった竹素材に注目し、竹と生活文
化・生活技術の観点から、竹に関わる歴史・技術・習慣・信仰などについて、
現地調査を通して、特に、民俗学的・道具学的視点からその特質を明らか
にし、エコミュージアムとしての地域文化的価値について検討するものである。
調査集落を大鞍里、田子里の2地域にしぼり、詳細な調査を行い、その結
果、竹具に見る伝統的な価値としての「適材適所」「地産地消」「技の探求」
「一物全体活用」「象徴性・真正性」についての特質を導出することができた。

2)「京都府宮津おもてなし・にぎわい提案」
三橋俊雄、藤田真彦(京都府立大学)
【発表要旨】
本研究は、京都府宮津市まちなか全域にわたり城下町・港町風情を感じさせ
る魅力的な景観の保全、創造を図り、「人の温かさ・おもてなしの心が伝わる
宮津まちなか」を醸成していくために、1)地元の方と言葉を交わせるまち・ 時
代を超えて受け継がれる逸話があるまち-「語り」、2)お年寄りがゆっくり巡
れるまち・人の温かさ溢れるまち-「お接待」など、6つのフェーズを設定し、
1)「彩り」四軒町・まちなかアートギャラリーの展示、2)「集い」見性寺境内・大
道芸フェスタ、3)「潮の香り」宮津海岸・シーサイドマーケットなど、14のまちな
か活性化案を提示した。

3)「コミュニティ放送とエコミュージアム-FM世田谷「セタガヤ・ルーチェ」
番組制作過程を例に-」
江水是仁(東海大学課程資格教育センター博物館学研究室)
【発表要旨】
地域社会に根差したコミュニティ放送が全国で運営されている。コミュニティ
放送は、対象地域が限られていること、その対象地域を理解したうえでの番
組制作が必要となってくることが特徴である。そこで、地域社会の歴史や自
然、他の地域と比べると特徴あるものを地域住民が中心となって学習し、調
査し、その成果を発表する媒体として、コミュニティ放送の番組制作過程を
取り上げ、エコミュージアム的活動の新たな展開を報告する。

4)「地域の記憶を統合的に可視化する屏風絵制作の研究-草津市渋川
の「風景の記憶絵」事業を事例に-
仲野優子、笹谷康之(おうみNPO政策ネットワーク、立命館大学)
【発表要旨】
滋賀県内では、50年ほど前の集落の風景を高齢者から聞き取り、屏風絵に描
き、これを用いて絵説きをする活動が、20か所ほどで行われてきた。この中で
最も多くの人が参加して関連資料を渉猟して詳しく調査し、デジタルな手法を
組み合わせて用い、記載項目が多く、絵の完成前から試作的な絵説きを行った
のが、草津市渋川の事例である。そこで本研究では、地域の記憶の聞き取り、
古い200点の写真や10点の大縮尺地図の収集と活用、300カットの下絵スケッチ
の制作、屏風絵の構成について、デジタルな制作支援手法の特徴と効果につい
て報告する。

5)「主婦のまなざしで地域の魅力再発見~まち歩き「ワンコインツアー」~」
今橋克寿((特活)ヒマラヤ保全協会)
【発表要旨】
茨城県大洗町は、「輝く人・あふれるやさしさ・海の音響くまち大洗」を目指 す
都市像に掲げ、海を活かしたまちづくりを推進している。主婦らを中心とした
観光ボランティアが、地元の商店街で、小さくとも味わいのある個店を繋ぐ街
歩きルート『ワンコインツアー』を創出し、好評を博している。主婦の視点で地
域資源を活かすエコミュージアム的な取り組みに、学ぶところは多い。

6)「エコミュージアムから地域活性化に至るプロセスに関する研究―沖縄県
南大東島におけるケーススタディを題材に―
海津ゆりえ(文教大学国際学部)
【発表要旨】
コミュニティベースの観光を通じた地域活性化を図る上で、エコミュージアムの
整備は不可欠なプロセスである。沖縄県南大東島の事例は、エコミュージアム
の整備は活用のイメージを伴って進めることが重要であり、世代を超え、制度
を超えて取り組むための体制や、学校教育を含んだ全地域的取り組みが必要
であることを示唆している。またエコミュージアムを土台としたエコツーリズムの
推進が不可欠であることも明らかにしている。

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■2.機関誌「エコミュージアム研究」第15号が発行されました
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山梨県小菅村で開催されたJecoms2009年度全国大会の記録を中心に、
投稿論文等を掲載した、会誌「エコミュージアム研究」第15号が発行さ
れました。発送作業に時間がかかっていますが、連休明けには会員の
皆さまのお手元にお届けします。

なお、2010年度から会員になられた方にも会員価格で販売しております
ので、事務局までご注文ください。詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.jecoms.jp/kikanshi/

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■3.日本エコミュージアム研究会 2010年度第1回議事録
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〇日時 2010年4月3日(土)14:00~16:00
〇会場 丹青研究所会議室 丹青社本館2階(地図添付)
〇出席 浅野、安藤、井上、今橋、井原、大原、大山、木俣、嵯峨、笹谷、
中野(11名)
〇欠席 今井、菊地、馬場、三橋、吉兼(5名)

議長:大原(会長)
書記:嵯峨(事務局)
議事録署名人:井原、大山

〇議題
1)2010年総会資料内容審議  資料:事務局
2009年度事業報告、決算報告、監査予定
2010年度事業計画、予算計画
・2009年度の事業報告、決算報告(暫定値)について、別紙のように承認した。
・2010年度の事業計画、予算計画(暫定値)について、別紙のように承認した。
・5月22日の総会までに、資料と数値を確定し、必要な監査を受ける。

2)研究大会の準備状況、運営について
・5月22日の開催案内および発表募集をメルマガ4月号で告知する。

3)今年度事業、例会等の企画について
・2010年度の理事分担について下記のように決定した。
機関誌編集長:馬場
副編集長:浅野
全国大会 主担当:安藤
副担当:井原、大原、大山、木俣、嵯峨、馬場、
2011年度選定担当:吉兼
文化財・博物館連携部会:馬場
地域実践部会:井原、浅野、安藤、今橋
研究大会担当:三橋、笹谷、井上
例会担当:関西=笹谷(近江八幡市の文化的景観をテーマに9月開催で調整)
関東=今橋(水戸市の「ワンコインツアー」をテーマに調整)

4)2010年全国大会[山形県朝日町]について 資料:安藤
・テーマ「丸ごと博物館とエコミュージアム -交流観光について-」
・2010年全国大会(朝日町)について安藤理事の企画案を了承し、実践地報告会
や総合討論の企画人選についてjecomsも積極的に協力することを確認した。

5)会誌15号の編集状況について  資料:浅野
・会誌15号の編集状況について浅野編集委員長から報告があり、問題点を改善
するために以下の決定をした。
・研究会規約の不一致を最新版(HP掲載版)に統一する。その際に、付則の変更
年月日を最新のものに改める。→事務局が総会議事録を確認
・編集委員会規定を最新版に統一する(HPの旧版差し替え)。その際に、付則の
変更年月日を最新のものに改める。→事務局が理事会議事録を確認
・執筆要領とテンプレートの新旧並存による混乱を整理し、最新版に統一する。
そのために必要な執筆要領、投稿規程、編集委員会規程を連動して見直し、
次回理事会・総会へ諮る。→浅野理事
・会誌編集作業を業者代行できないか、見積を取って検討する。→浅野理事

6)その他 会員チラシ 資料:大山+大原
1月23日理事会議事録(案)
・研究会チラシ(案)の文末に、個人情報取り扱いについての但し書きを加える
ことを了承した。
・1月23日(2009年度第4回)理事会議事録を別紙のとおり確定した。
・議事録は理事会MLで案を閲覧して確定し、電子署名を含めて速やかに署名
することとする。
・理事会が会員情報を共有するための「名簿データ」は、希望理事に向けてセ
キュリティ対策を施した上で事務局より送信する。
・「名簿データ」を手元に置くことを希望しない理事はその旨を表明する。
不要=浅野、井上、大原、木俣、(当日欠席理事には確認する)

以上

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■4.事務局からのお知らせ
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〇新年度のスタートに伴い、ご所属や連絡先・送付先等の変更があった
方は、下記の事務局宛てにご一報頂ければ幸いです。

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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 44号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 44号  <2010.4.5>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1.日本エコミュージアム研究会・研究大会2010 in 京都府立大学(5月22日)
2.連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 ②」
3.日本エコミュージアム研究会 2009年度第4回理事会 議事録
4.事務局からのおしらせ

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■1. 日本エコミュージアム研究会・研究大会2010 in 京都府立大学
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〇会 場:京都府立大学(京都府京都市左京区下鴨半木町1-5)
地下鉄烏丸線北山駅(京都駅から15分)下車徒歩10分
[地図] http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=28

〇日 時:2010年5月22日(土)
13:00~14:00 総会
14:00~17:00 研究発表会
17:00 解散
〇担当理事:三橋、井上、笹谷

<1>研究大会を総会と併せて開催いたします。

<2>それに伴って、研究発表者を公募いたします。

1.研究発表の申し込み締め切り:4月23日(金)【厳守】
2.申し込み内容
1)自由研究発表の応募について
(1)研究内容 エコミュージアムに関する研究
(2)応募資格 連名者に本研究会の会員が含まれていること
(3)申し込み必要事項
発表題目、氏名、連絡先(住所、電話、FAX、E-mail)、所属(勤務先)、
および  発表時の使用希望機器、200字程度の簡潔な発表要旨。
2)送付先
e-mail:tmitsu@kpu.ac.jp(三 橋)
(FAX:075-703-5435)
※申し込み者には、後日梗概のフォーマットや原稿作成規定等をお知らせいたし
ます。発表者には、後日、機関誌『エコミュージアム研究16号』への論文、報告
として投稿していただきますので、よろしくお願いします。

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■2.連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 ②」
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今井信五(jecoms理事)

■アルザスのエコミュゼ(ECOMUSEE d’Alsace)
フランス北東部アルザス地方ミュルーズから14キロ北の町(ungersheim)にある。
アルザス地方の農村建築や工房など70棟を集め、19,20世紀の農作物を利用
した産品づくり、鍛冶屋や木工所の職人作業を見ることができる。
□住所:68190 Ungersheim
Tel :33(0)89 62 43 00
www.ecomusee-alsace.fr
開館:4月~11月 10h~17h(5,6,9月18h、7,8月19h)
入館料:26ユーロ(カード利用可)
アクセス:ミュルーズからタクシーまたはレンタカー利用で20分
グループなどからリクエストがあればミュルーズからバス(有料)

□ミュルーズ在住の学生たちによって、アルザスの農家建築の保存を目指した
活動にはじまり、エコミュゼとして昨年開館25周年を迎えたが、2006年には母体
であるアソシアシオンの破綻という経済的に深刻な事態が訪れた。裁判所の管
理で、人員整理などもあったが、2007年アソシアシオン「アルザスのエコミュゼ」
として再出発した。
1994年にはじめて訪れた時、フランス語版のパンフレットでは、エコミュゼ、英語
版では野外博物館と書かれていました。現在、英語表記はエコミュージアムにな
っていますが、ここで見る限り、スウェーデンのスカンセン、隣国のバレンベルグ
(スイス)、ボクレイク(ベルギー)などの野外博物館とどこが異なるのかパンフレット
ばかりか実際に訪れても答えを見出すのは難しいのではないでしょうか。2006年
には、隣接地に地球環境をテーマとしたテーマパークbioscope(ビオスコープ)が
地域圏と県によって開館していることもあわせて、エコミュゼのエコとは何を意味
するのか考えさせられる。

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■3.日本エコミュージアム研究会 2009年度第4回理事会 議事録
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〇日時 2010年1月23日(土)11:00~12:45
〇会場 羽曳野市役所 別館3階会議室
〇出席:浅野、安藤、大原、菊地、嵯峨、笹谷、中野、馬場、吉兼  9名
欠席(委任状):井上、井原、今井、今橋、大山、木俣、三橋    7名

議長:大原
書記:嵯峨(事務局)
議事録署名人(2名):浅野、菊地

〇議題
1)2010年全国大会[山形県朝日町]のあり方について 【資料1】安藤
・開催日程を、2010年10月23日(土)~25日(月)と決定する。
・スケジュール案は別紙資料1のとおり(25日はオプショナル)とし、詳細企画は
安藤理事が中心となり、在京理事(井原、大山、大原、木俣、嵯峨、馬場)が
協力して詰め、次回理事会でひき続き検討する。
・招待報告やマイクロバス借上げ料などの費用工面のため、助成金等の調達
を安藤理事と事務局で検討する。

2)会誌15号の編集状況について 【資料2】浅野
・資料2のとおり進捗しており、1月末原稿完成、編集、3月末発行のスケジュール
で進める。
・発行部数は300部とする。

3)会誌の販売促進方策について 【資料3】中野・嵯峨
・会誌の在庫圧縮のため(現状は資料3のとおり)、割引販売を行う。
・割引価格は、A案(3冊~4冊=1冊2000円、5冊~9冊=1冊1500円、10冊以上ま
とめ買い=1冊1000円)を採用する。
・実施は2010年2月より。ホームページ等でも告知する。

4)会員とのコミュニケーション・ツールについて
(1)入会案内チラシ案 【資料4】大山・嵯峨・大原
・入会案内チラシは大山案を下敷とし、冒頭「エコミュージアムとは」を「エコ
ミュージアムへようこそ」等の呼びかけ文に置き換える。
・呼びかけ文を大原会長記名で作成し、会員サービス一覧を事務局が作成して加え、
大山理事とデザイン調整し、理事会MLで確認して決定とする。PDF原稿をホーム
ページに貼り付けて活用する。
(2)会員情報の共有について/アンケートの目的について 【資料5】大原
・大原会長提出の「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)案」(資料5)は、
その必要性と内容をひき続き検討することとする。

5)その他
(以下を後日の持ち回り協議で決定した)
・次回理事会を、4月3日(土)午後に東京で開催する。
・2010年度の研究大会・総会を、5月22日(土)に関西で開催する。

報告
①関西例会(1月23日)の準備状況と役割分担について 【資料6】吉兼
・当日配布資料による
②事務連絡(会員動向、予算執行状況等) 【資料7】嵯峨
・資料7のとおり報告した。

以上

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■4.事務局からのお知らせ
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〇会誌「エコミュージアム15号」は鋭意編集作業中です。4月中には会員
の皆さまへお届けできる見通しです。併せて、新年度の年会費請求も
同封させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
〇新年度のスタートに伴い、ご所属や連絡先・送付先等の変更があった
方は、下記の事務局宛てにご一報頂ければ幸いです。

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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 43号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 43号  <2010.3.28>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1.2010年度全国大会in山形県朝日町の予告(10月23-25日)
2.連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編 ①」
3.事務局からのおしらせ

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■1. 2010年度全国大会in山形県朝日町の予告(10月23-25日)
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テーマ  丸ごと博物館とエコミュージアム

大会の趣旨
日本にエコミュージアムが紹介されて20年以上が経ちました。朝日町
エコミュージアムは日本の先がけとして日本のエコミュージアム運動の
先頭にたってきました。
時代にあったのか、エコミュージアムの考え方が、全国の数多くの地域
や自治体で、町づくりや地域おこしの考え方に、取り入れられています。
特に、エコミュージアムの「地域全体が博物館」の考え方は、地域丸ごと
博物館などの形にも進化しています。
今回の大会では、エコミュージアムと丸ごと博物館を取り上げて考える
ことにより、日本のエコミュージアムの現状と将来の可能性について、
具体的に検証します。
あわせて、朝日町のエコミュージアム20年の姿を体験すると共に、朝
日町エコミュージアム案内人の取り組み、地域再発見の方法としての
宝さがしの様子、QRコードを使用した町の案内システムを紹介します。

〈日時〉 平成22年10月23?25日(25日はオプショナル)
〈開催場所〉 山形県西村山郡朝日町
〈主催〉 日本エコミュージアム研究会
〈共催〉 NPO法人朝日町エコミュージアム協会
朝日町エコミュージアム案内人の会
〈後援(予定)〉  朝日町 朝日町教育委員会 朝日町観光協会
朝日町ワイン Asahi自然観 産直和合 他

〈日程(案)〉
10月23日(土)午後1時開会
●朝日町エコミュージアムの見学会
1.朝日町エコミュージアムコアセンター
(コア機能、宝さがし事業他)
2.サテライトとガイド
(案内人の会、QRコード案内システム他)
●エコミュージアム実践地報告会
宿泊 / 朝日岳山麓家族旅行村Asahi自然観

10月24日(日)
●オプショナル早朝見学会 空気神社と周辺
●朝日町エコミュージアムの催し参加
1.朝日町エコミュージアム20年の報告
2.写真家阿部幸作氏の撮影した8mm上映会 他
●ディスカッション
テーマ / 丸ごと博物館とエコミュージアム

10月25日(月)
●オプショナルエクスカーション
・ブナの森サテライトの体験 案内/西澤信雄 他
24日の宿泊 / 朝日鉱泉ナチュラリストの家

以上の内容は案ですので変更されることもあります。
申し込み要領は決まり次第、日本エコミュージアム研究会
ホームページ(http://www.jecoms.jp)で公表します。
問合せ先 : NPO法人朝日町エコミュージアム協会
メール eco@town.asahi.yamagata.jp
電 話 0237-67-2128(月・木曜日休館)

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■2.連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編 ①」
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今井信五

1991年に初めて、フランスのエコミュゼを訪れてから19年という時が
過ぎました。当時は、視察旅行がいくつか企画されていましたから、
現在、当研究会の理事として活躍されている方や地域での取り組み
で中心的な役割を果たされて方々が参加され、現地で実際に見てエ
コミュゼを理解し、実践しようという機運がありました。そのことは当
研究会の機関紙「エコミュージアム研究」にも反映されていて、創刊
(1996年)から暫くのあいだは、海外の事例紹介や海外研究者の寄
稿などを数多く見ることができました。

フランスではエコミュゼと名乗った博物館が出現してから40年以上が
経過しましたが、それぞれのエコミュゼが出版する自館に関する書籍
やエコミュゼの目指したものを「夢」として「夢と現実」という懐疑的な
タイトルをつけたものなどを除いて、エコミュゼを正面から論じた書籍
が出版されることは少なくなりました。ルモンドやフィガロといった大手
新聞で取り上げられることもほとんどなくなりました。その中でもわず
かに記事が載ったエコミュゼを中心に、現状を見ようと、昨年4年ぶり
にフランスへ足を運びました。

そこには、着実にエコミュゼの理念を生かして発展しているところ、
エコミュゼの出自の一つである野外博物館に回帰したところ、そして、
停滞しているところと三極に分かれたエコミュゼがありました。

これから数回にわたり、私のコメントはほどほどにして、いくつかの
エコミュゼへの行き方を中心に、旅行ガイドブック風に情報を提供し
ようと思っております。

次回はアルザスのエコミュゼを中心にご紹介いたします。

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■3.事務局からのお知らせ
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〇2009年度の最終号メルマガ発行です。会誌「エコミュージアム15号」
は現在編集作業中です。4月中には会員の皆さまへお届けできる見
通しです。
〇今号から、メルマガ魅力化の一環として、今井信五理事のエッセイ
連載がスタートしました。いかがでしたでしょうか? 皆さまのご感想等
いただけたら幸いです。
〇年度の変わり目で、所属や連絡先等の変更があった方は、下記の
事務局宛てにご一報頂ければ幸いです。

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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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2010全国大会in山形県朝日町のご案内

〈大会タイトル〉
2010 日本エコミュージアム研究会全国大会 in朝日町エコミュージアム

〈テーマ〉
丸ごと博物館とエコミュージアム~交流観光について~

〈開催期日〉平成22年10月23日(土)~24日(日)

〈主催〉
日本エコミュージアム研究会
日本エコミュージアム研究会全国大会朝日町実行委員会
(朝日町・朝日町教育委員会・朝日町観光協会
・朝日町エコミュージアム案内人の会・NPO法人朝日町エコミュージアム協会)

〈後援〉
Asahi自然観・(有)朝日町ワイン・産直和合

〈ご挨拶〉
日本にエコミュージアムが紹介されて20年以上が経ちました、朝日町エコミュージアムは日本の先がけとして、日本のエコミュージアム運動の先頭にたってきました。時代に合ったのか、エコミュージアムの考え方が、全国の数多くの地域や自治体で、町づくりや地域おこしの考え方に取り入れられています。特に、エコミュージアムの「地域全体が博物館」の考え方は、地域丸ごと博物館などの形にも進化しています。
今回の大会では、エコミュージアムと丸ごと博物館を取り上げて考えることにより、日本のエコミュージアムの現状と将来の可能性を、交流観光の視点も含めて具体的に検証します。
併せて、朝日町のエコミュージアム20年の姿を体験すると共に、朝日町エコミュージアム案内人の取り組み、地域再発見の方法としての宝さがしの様子、QRコードを使用した町の案内システムも紹介致します。
つきましては、ぜひご出席下さいますようご案内申し上げます。
平成22年8月吉日
日本エコミュージアム研究会長 大原一興
全国大会朝日町実行委員長   長岡信悦

〈開催地〉
山形県西村山郡朝日町 一円

〈スケジュール・内 容〉
10月23日(土)
[会場]朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
13:00 受付
14:00 開会 大沼浮島雅楽保存会演奏他
14:30 朝日町エコミュージアム見学会
① コアセンターと機能について(30分)
② サテライト見学(90分)
・ 1五百川峡谷エリアコース
・ 2八ッ沼と椹平の棚田エリアコース
・ 3大沼の浮島エリアコース
※希望のコースをお選び下さい

17:00 宿泊施設「Asahi自然観」へ移動(バス)
18:30 食事
19:30 東北地方の事例報告会
駒井 昭雄氏(くろいしまるごと博物館/青森県)
小野寺 聡氏(西和賀エコミュージアム/岩手県)
五十嵐 義展氏(三島町エコ・ミュージアム/福島県)
三浦 陽一氏(秋田内陸エコミュージアム/秋田県)
石川 勝行氏(やまもと・わたり田園空間博物館/宮城県)
・・・引き続き夜なべ談議(お酒、つまみ持ち込み歓迎)

10月24日(日)
[会場] 朝日町西部公民館

6:30  空気神社とブナ林見学会(オプショナル)
ハチ蜜の森キャンドル見学会(オプショナル)
7:30 朝食
(バス移動)

※ 朝日町エコミュージアムのもよおしに参加
9:30
朝日町エコミュージアム20周年記念事業
阿部幸作氏が遺した8mm映像上映会
・朝日町エコミュージアム20年のあゆみ
長岡 信悦(NPO法人朝日町エコミュージアム協会理事長)

・上映会「あの頃の君がいる」

▼故阿部幸作氏(あべ・こうさく) 朝日連峰を愛し朝日町を慈しんだムラの写真屋さん
(12:00 上映会閉会)

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11:00  水口十一面観音堂・楯跡見学会(オプショナル)
※上映会の後半の時間はこちらに参加もできます。
案内人/宮本建一(朝日町エコミュージアム案内人の会 会長)

12:00 昼食・休憩
13:00 全体ディスカッション
「丸ごと博物館とエコミュージアム~交流観光について~」
コーディネイター 西澤 信雄
(NPO法人朝日町エコミュージアム協会理事)
15:00 大会閉会 (移動)
15:40 産直和合見学 お話:井沢寿一氏(産直和合代表)
16:10(有)朝日町ワイン見学 お話:白田重明氏(朝日町ワイン総務部長)

〈交通アクセス〉

▼10月23日(土)会場までの無料チャーターバスについて
発車時刻 山形空港前発13:15JR左沢駅前発13:35 →創遊館着13:55
●大阪から飛行機ご利用の場合
JAL2233便 大阪/伊丹空港発11:45~山形空港着13:00
(航空運行時刻の変更に伴い30分程遅くなりました。8/26訂正)

●JR山形新幹線ご利用の場合
つばさ109号 東京駅発9:24~山形駅着11:54
左沢線 山形駅発 12:10~左沢駅着12:51

▼10月24日(日)左沢駅、山形空港までのチャーターバスについて
かえり発車時刻 西部公民館発15:30 → 産直和合・朝日町ワイン経由 →
左沢駅着17:00 → 山形空港着17:30
●大阪まで飛行機ご利用の場合
JAL2238便 山形空港発18:35~大阪/伊丹着19:55
●JR山形新幹線ご利用の場合
左沢線 左沢駅発17:17~山形駅着17:57
つばさ128号 山形駅発18:08~東京駅着20:56

▼山形自動車道ご利用の場合
・寒河江ICより35分
・寒河江SAスマートICより25分
(ETC搭載車のみ6:00~22:00)
・西川ICより30分

〈お申込み方法〉
・申し込み用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、10月8日(金)必着で郵送もしくはメールやファクシミリでお送り下さい。
・参加料合計欄に、大会参加費、夜なべ談議、宿泊料、弁当代等の合計金額を記入し、その額を送金して下さい。
・宿泊施設「Asahi自然観」のご予約は事務局でいたしますので直接申し込まないで下さい。

〈参加料・振り込み方法〉
●参加費
・全国大会参加費 3,000円
(日本エコミュージアム研究会員は2,000円)
・宿泊料(一泊二食付き4~6人の相部屋になります)
ホテル9,000円もしくはコテージ 6,000円
・夜なべ談議(交流会)参加費 1,000円
・24日昼食弁当代      1,000円

●振込方法
参加費は現金書留か郵便振込にて送金下さい。尚、振込手数料は申込者負担となります。
(郵便振込の場合)
口座番号 02250ー2ー84729
名義 NPO朝日町エコミュージアム協会
※郵便局備え付けの用紙をご利用下さい

●取消料について
10月19日(火)までキャンセルされた場合、参加費は全額お返ししますが、それを過ぎた場合は原則としてお返しできませんので御了承下さい。

〈お問い合わせ・お申込み〉
朝日町エコミュージアムルーム
〒990-1442 山形県西村山郡朝日町大字宮宿2265
朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
TEL・FAX 0237-67-2128(月休み)

メール問合せ : NPO法人朝日町エコミュージアム協会
メール eco@town.asahi.yamagata.jp

要項の詳細はこちらにも
http://asahi-ecom.jp/?p=log&l=178955

申込書
「各種書式」のページからダウンロード出来ます。

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 42号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 42号  <2010.1.15>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1. 関西例会のご案内(1月23日・大阪)
2. 事務局からのおしらせ

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■1. 関西例会 「住民活動のネットワークとエコミュージアム」
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テーマ「住民活動のネットワークとエコミュージアム」
日時 2010年1月23日(土曜日)
会場 羽曳野市役所別館3階会議室(市役所同一敷地 羽曳野市誉田4-1-1)
近鉄南大阪線古市駅下車徒歩7分
[アクセス]
http://www.city.habikino.osaka.jp/hp/menu000000600/hpg000000551.htm
例会会費 無料

プログラム
13時00分(集合は12時50分、集合場所は羽曳野市役所玄関)
羽曳野市の文化財ウォーク(細見氏のガイドによる)
誉田八幡宮 応神天皇陵 道明寺天満宮など
エクスカーションに参加できない人は14時30分より別館3階会議室で受け付
けします
14時50分 テーマ解説 吉兼秀夫
15時00分 (講演)水と地域のかかわりの記憶を中心にして
大和川市民ネットワーク 沢井健二氏(摂南大学)
15時40分 (講演)歴史資源と地域のかかわりの記憶を中心として
南河内ネットワーク代表(フィールドミュージアム史遊会会長)細見克氏
16時10分 (討議)住民活動のネットワークとエコミュージアム
藤井寺の遣唐使学生井真成の墓誌里帰り活動からはじまる市
民活動報告を含めてテーマについて討議します
17時30分  閉会
18時00分  懇親会 一会(いちえ)(羽曳野市内市役所そば)会費3000円(先
着20名)

問合せ・お申込みは、日本エコミュージアム研究会事務局までどうぞ。
〒204-0004東京都清瀬市野塩1-307-1-203
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963 (嵯峨創平)

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■2.事務局からのお知らせ
——————————————————–
〇2010年最初のメルマガ発行です。今年もよろしくお願いいたします。
昨年末からの会員の皆さまのご協力により、2009年度の年会費払込み
率は75%まで上昇しました。お礼申し上げます。年度末にお支払の個人
機関もあるかと思いますので、もう一段の会費納付にひき続きご協力を
お願い申し上げます。
〇また連絡先等の変更があった方も、下記の事務局宛てにご一報頂け
れば幸いです。(事務局担当 嵯峨創平)

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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 41号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 41号  <2009.12.21>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1. 関西例会(予告)(1月23日・大阪)
2. 2009年度第3回理事会報告(11月14日・千葉)
3. 事務局からのおしらせ

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■1. 関西例会「住民活動のネットワークとエコミュージアム」予告
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【開催概要】
日時 2009年1月23日(土)13:00~17:00
場所 大阪府 羽曳野市

テーマ 「住民活動のネットワークとエコミュージアム」
13時00分 現地見学(近鉄古市駅より羽曳野市内を中心として)
14時30分 活動報告(会場 羽曳野市役所別館)
(1)水(自然)と地域の関わりの記憶を中心に
(2)歴史資源と地域の関わりの記憶を中心に
15時50分 討論 (藤井寺の遣唐使学生井真成の墓誌里帰り活動
の報告も含めて全員討議。)
17時30分 交流会  有料

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■2.2009年度第3回理事会報告
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日本エコミュージアム研究会2009年度第3回理事会 議事録
〇日時 2009年11月14日(日)11:30~12:45
〇場所 千葉県大多喜町 「観光本陣」会議室
〇出欠 (出席)安藤竜二、井原満明、大原一興、大山由美子、笹谷康之、
中野喜吉、馬場憲一、嵯峨創平
(欠席=委任状)浅野敏久、井上敏、今井信五、今橋克寿、菊地
直樹、木俣美樹男、三橋俊雄、吉兼秀夫

〇議長:大原一興(会長)
書記:嵯峨創平(事務局)
議事録署名人(2名):笹谷康之、井原満明

〇議事
1.2010年全国大会[山形県朝日町]のあり方について 【安藤理事】
・資料1にもとづき安藤理事から問題提起を行い、大会のあり方や、開催地
とjecomsの関係等について協議した。
・下記の理事会意見や、朝日町関係者の意向を勘案しながら、安藤理事を
中心に、在京の理事達がサポートするかたちで、次回理事会に企画案を
提案する。
(参考:当日出された意見)
・朝日町を「知ってもらう」大会よりも、「本質を議論する」大会に
・主催地の役割は会場提供とエクスカーションの企画運営。jecomsが中心と
なってシンポジウムの企画運営を行うスタイルを模索する。
・朝日町20年の実践から得た知見を投げかけてもらい、エコミュージアムに
関わる主要なキーワード(例:案内人等)を中心に本質的な討論を行う。
・9-10月に1泊2日開催を想定する(1日目はシンポジウム、2日目はエクスカ
ーション)。
・2010年度の「研究大会」「例会・部会」の開催テーマとも関連させながら、秋
の「全国大会」に向けたjecoms年間活動の新しい展開パターンを考えること
も必要では。

2.会員とのコミュニケーション・ツールについて 【事務局】
・事務局より資料2を説明し協議を行い、以下のように決定した。
・入会案内チラシを作成する。本年度は原稿をpdfファイル化してホームページ
に掲載して活用する。事務局と大山理事が担当して「チラシ案」を作成し、次
回理事会に提案する。
・会員アンケートについては、実施目的や質問内容を検討する前提として理事
が分担してjecoms会員(辞めた会員も含む)に予備的ヒアリングを行う。その
基礎資料として「会員名簿コピー」を各理事へ送付する(部外秘:取扱い注意)。

3.会誌の販売促進方策について 【事務局】
・事務局より資料3(在庫状況や販売数)を説明して協議を行った結果、以下の
ように決定した。
・在庫圧縮を図るために販売促進策を実施する。事務局と中野理事が担当して
「販売促進案」をまとめて、次回理事会に提案する。

4.その他
・会誌15号の「関東例会報告」は大山理事がとりまとめて編集委員長へ提出する。
・次回理事会は、2010年1月23日(土)関西例会に合わせて行う。

〇報告
①会誌15号の編集状況について 【資料4】のとおり。
②関西例会(1月23日・藤井寺)の準備状況について 【予定どおり】
③事務連絡(会員動向、予算執行状況等) 【資料5】のとおり。
以上

——————————————————–
■3.事務局からのお知らせ
——————————————————–
〇今年度も終盤ですが、2009年度の年会費払込み率は60%代と例年に
比べても低迷しています。つい延び延びになってしまっていた方、今から
でも結構ですので、ぜひ年内に【下記口座へ】お振込をお願いします。
〇また連絡先等の変更があった方も、下記の事務局宛てにお知らせ頂け
たら幸いです。(事務局担当 嵯峨創平)

=================================================================
日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 40号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 40号  <2009.11.6>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1. 関東例会「千葉県房総横断鉄道沿線エコミュージアムを訪ねて」
ご案内 (11月14日・千葉)
2. 2009年度第3回理事会を開催します(告示/11月14日・千葉)
3. 関連行事のご案内
~IDEC「エコミュージアム・サロン」のご案内(11月13日・東京)
4.事務局からのおしらせ

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■1. 関東例会「千葉県房総横断鉄道沿線エコミュージアムを訪ねて」
ご案内(11月14日・千葉)
——————————————————–
【開催概要】
日時 11月14日(土)千葉県大多喜町(参加費:無料、当日参加も可)
※東京から参加の方は、8:21発 JR京葉線快速に乗車が便利です。
(東京駅B4F 京葉線ホーム発  詳細は下記をご覧ください。)
小湊鉄道「五井駅」9時22分発に乗車
五井駅で房総半島横断乗車券1,600円(五井~大原)をご購入下さい。
9:30~10:30 小湊鉄道の車中で「エコミュージアム懇談会」
11:10~13:20  城下町大多喜を散策
※11:20~12:30は、大多喜町案内人によるガイドがあります。
13:30~17:00  「地域を活かすエコミュージアム」シンポジウム
参加費  無料(但し交通費・食事代等は個人負担)
申込み  ☆小湊鉄道車中の「エコミュージアム懇談会」参加希望の方は、
なるべくjecoms事務局へ事前にお知らせください(当日参加も可)
日本エコミュージアム研究会 事務局(嵯峨創平)
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963
URL: http://www.jecoms.jp/
☆城下町大多喜の散策/「地域を活かすエコミュージアム」シンポ
ジウムは、事前申込み不要です。
詳細情報は、主催者[洸楓座]HP → http://www.kofuza.jp/kofuza/

★千葉県房総横断鉄道沿線エコミュージアムを訪問
小湊鉄道・いすみ鉄道沿線のいすみ市、大多喜町、睦沢町、市原市を対象
とした展開です。観光力・地域力の向上をはかるために、地域をプロデュー
スする人材(人財)の育成を目標にしています。
観光客を運ぶローカル鉄道に乗り、来訪者から見た地域資源、地元の人が
守り、受け継いでいく地域資源を見いだし、地域の魅力を高めていきます。

★小湊鉄道の車中で「エコミュージアム」懇談会を開催
小湊鉄道の五井駅発 09:22~10:31 上総中野着(1時間09分)の間に、特別
車両を増結していただき、車中で「エコミュージアムの活動」をテーマに懇談
会を開催します。※参加人数に応じて、車両の半分は一般のかたも乗車され
ますのでご了承下さい。
上総中野からは、いすみ鉄道に乗り換えて大多喜へ向かいます。
(上総中野発 10:43~11:07 大多喜着)
参加費は無料です。
※但し乗車券をご購入下さい。
房総半島横断乗車券(当日限り有効)料金 大人1,600円 発売場所 小湊鐵道
五井駅ホーム事務所
五井駅から大原駅(いすみ鉄道)までの房総半島横断切符です。
いすみ鉄道「大多喜駅」から、帰りも小湊鉄道をご利用になる場合は別です。
東京からの往路:東京発 08:21~09:02 蘇我着 JR京葉線快速(東京駅京葉線
ホームから)
蘇我発 09:06~09:16 五井着 JR内房線・館山行
五井発 09:22~10:31 上総中野着 (1時間09分)小湊鉄道・車中会議
上総中野発 10:43~11:07 大多喜着  いすみ鉄道・大原行
復路:大多喜17:33 →大原18:02(いすみ鉄道)
大原18:22 →特急→東京19:36
※参考:「五井」までの行き方は、東京駅から総武本線ホームの方法もあります。
東京発 08:10~08:49 千葉着 JR快速エアポート成田・成田空港行
千葉発 08:58~09:16 五井着 JR内房線・館山行
また、五井での乗り換え時間が少ないので、チケットを購入する時間も含め、
可能であれば、以下をお勧めします。
東京発 08:07~08:50 蘇我着 JR京葉線快速 (京葉線ホーム)
蘇我発 08:53~09:03 五井着 JR内房線・木更津行

★城下町大多喜を散策(11:10~13:20)
いすみ鉄道で到着後は城下町大多喜を自由散策していただき、シンポジウム
会場の大多喜町中央公民館(13時30分開始)へ向かいます。駅前の観光本陣
で観光情報が入手できます。
大多喜町http://www.town.otaki.chiba.jp/
昼食の食堂は、街中にいくつかあります。地元の情報では「自然食」のランチが
摂れるお店「蔵精」が開店したようです。http://kurashow.com/

★「地域を活かすエコミュージアム」シンポジウム(13:30~17:00)
シンポジウムでは「地域を活かすエコミュージアム」をテーマに、地元の人々にと
ってのエコミュージアムを考え、これからのあり方を探ります。
日程:平成21年11月14日(土)
場所:大多喜町中央公民館
プログラム詳細:今回主催者の洸楓座のHPにあります。
http://www.kofuza.jp/kofuza/
※お申し込みは洸風座になっていますが、上記の車中懇談会へのお申し込みは
jecoms事務局へご連絡下さい。

(HP上の案内)
■地域活性化フォーラム 「地域を活かすエコミュージアム」
エコミュージアムって何だろう? 私たちの町でどう展開できるだろう?
【日時】 2009.11.14[土] 13:30~17:00
【場所】 大多喜町中央公民館
【後援】 日本エコミュージアム研究会、日本建築美術工芸協会(有志)
【協力】 大多喜町・睦沢町・市原市・いすみ市・いすみ鉄道・小湊鉄道・千葉三菱
コルト自動車販売(依頼中も含む)
【司会】 山川建夫(フリーアナウンサー、元フジTVアナウンサー)
【次第】 プログラムは、ここをクリックして、2ページ目です。
13:30~ 開会/山川建夫
13:35~ 歓迎メッセージ/鳥塚亮(いすみ鉄道)
13:45~ エコミュージアムについて
/大原一興(日本エコミュージアム研究会)
14:30~ いすみ鉄道・小湊鉄道沿線地域でのエコミュージアムにつ
いて/久野一郎(睦沢町立歴史民俗資料館)
14:50~ 大多喜でのエコミュージアム活動
/和泉貞夫(大多喜町城下町案内人の会)
15:10~ (休憩10分)
15:20~ アートによる地域づくり
/七字祐介ほか(日本建築美術工芸協会)
16:05~ 観光開発事例紹介/伊藤琢也(JTB首都圏)
16:25~ 意見交換・総括/佐藤建吉(洸楓座・千葉大学)
16:55~ 閉会/山川建夫
【入場無料】
*iMiEVも大多喜駅から会場(中央公民館)まで、ピストン輸送します。ただし、
乗れない場合もありますので容赦願います。
*乗車いただいた方には、簡単なアンケートの記入をお願いします。

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■2.2009年度第3回理事会を開催します(告示/11月14日・千葉)
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大多喜駅のすぐ前の「観光本陣」会議室で開催します(予定11:30~12:30)
会議・昼食の後は、シンポジウム会場(13:30開始)へ合流します
理事会では、同日の小湊鉄道車中での「エコミュージアム懇談会」
も受けて、来年度の全国大会(於;山形県朝日町)のあり方や、
会員コミュニケーションの活性化方策等について協議する予定です。

会員の皆さま(関東例会に参加されない方も)ご希望・ご意見のある
方は、どしどし事務局までお寄せください。

——————————————————–
■3.関連行事のご案内
~IDEC「エコミュージアム・サロン」のご案内(11月13日・東京)
——————————————————–
IDECでは、毎月第2月曜日の夜に「エコミュージアム・サロン」を開催
しています。エコミュージアムや関連する話題に関心ある方なら誰でも
参加でき、自由に意見交換をする場です。

11月のサロンは、日本エコミュージアム研究会(jecoms)関東例会が
行われる前夜に、渋谷のEPO会議室で開催します。
翌日の例会参加のため都内に前泊される皆さま、ふだん地方で活動
しているエコミュージアム会員との交流機会が持てない東京近郊の会
員の皆さま、せっかくの機会ですので、便利のよい渋谷の会議室で懇
談後、前夜祭的に食事会でもいかがですか?
各人の都合で途中入場・早退自由ですので、どうぞご参加ください。

〇日時 11月13日(金)18:30~20:30頃まで
〇場所 環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67コスモス青山B2F、TEL:03-3406-5180)
[地図] http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html#epo
〇参加費 無料(予約不要)
〇コーディネーター [毎回出席] 大原一興(jecoms会長、IDEC理事)
嵯峨創平(jecoms事務局長、IDEC代表)
〇主催 NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)
[連絡先] mail: VEE01037@nifty.ne.jp 、携帯 090-7732-3680(嵯峨)
URL: http://www.npo-idec.com/
〇後援 日本エコミュージアム研究会(jecoms)

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■4.事務局からのお知らせ
——————————————————–
〇季節が急ぎ足で、秋から冬へ変わっていますね。
秋の行楽シーズンを終えて、ほっと一息つかれている方も多いのでは?
でも、今年の冬は新型インフルエンザの流行宣言が早くも厚労省から
出されています。皆さんも予防対策や健康管理にはくれぐれもご注意を。

〇今年度も終盤ですが、年会費の払込みを忘れてつい延び延びになって
しまっていた方、今からでも結構ですのでお願いします。
また連絡先等の変更があった方も、下記の事務局宛てにお知らせ頂け
たら幸いです。(事務局担当 嵯峨創平)

=================================================================
日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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2009関東例会・詳細

関東例会「千葉県房総横断鉄道沿線エコミュージアムを訪ねて」
ご案内(11月14日・千葉)

【開催概要】
日時 11月14日(土)千葉県大多喜町(参加費:無料、当日参加も可)
※東京から参加の方は、8:21発 JR京葉線快速に乗車が便利です。
(東京駅B4F 京葉線ホーム発/房総半島横断乗車券1,600円
詳細は下記をご覧ください。)

★小湊鉄道「五井駅」9時22分発に乗車
※五井駅で房総半島横断乗車券1,600円(五井~大原)をご購入下さい。

:房総半島横断乗車券は小湊鉄道五井駅での販売になります。
東京駅から五井駅までのJR乗車券は別途必要です。

9:30~10:30 小湊鉄道の車中で「エコミュージアム懇談会」
11:10~13:20 城下町大多喜を散策
13:30~17:00 「地域を活かすエコミュージアム」シンポジウム
参加費  無料(但し交通費・食事代等は個人負担)
申込み  ☆小湊鉄道車中の「エコミュージアム懇談会」
参加希望の方は、なるべくjecoms事務局へ事前にお知らせください(当日参加も可)
日本エコミュージアム研究会 事務局(嵯峨創平)
Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/
☆城下町大多喜の散策/「地域を活かすエコミュージアム」シンポジウムは、事前申込み不要です。
詳細情報は、主催者[洸楓座]HP → http://www.kofuza.jp/kofuza/

★千葉県房総横断鉄道沿線エコミュージアムを訪問
小湊鉄道・いすみ鉄道沿線のいすみ市、大多喜町、睦沢町、市原市を対象とした展開です。観光力・地域力の向上をはかるために、地域をプロデュースする人材(人財)の育成を目標にしています。
観光客を運ぶローカル鉄道に乗り、来訪者から見た地域資源、地元の人が守り、受け継いでいく地域資源を見いだし、地域の魅力を高めていきます。

★小湊鉄道の車中で「エコミュージアム」懇談会を開催
小湊鉄道の五井駅発 09:22~10:31 上総中野着(1時間09分)の間に、特別車両を増結していただき、車中で「エコミュージアムの活動」をテーマに懇談会を開催します。※参加人数に応じて、車両の半分は一般のかたも乗車されますのでご了承下さい。
上総中野からは、いすみ鉄道に乗り換えて大多喜へ向かいます。
(上総中野発 10:43~11:07 大多喜着)
参加費は無料です。

※但し乗車券をご購入下さい。
房総半島横断乗車券(当日限り有効)料金 大人1,600円
発売場所 小湊鐵道・五井駅ホーム事務所
五井駅から大原駅(いすみ鉄道)までの房総半島横断切符です。
いすみ鉄道「大多喜駅」から、帰りも小湊鉄道をご利用になる場合は別です。

東京からの往路:東京発 08:21~09:02 蘇我着 JR京葉線快速(東京駅京葉線ホームから)
蘇我発 09:06~09:16 五井着 JR内房線・館山行
五井発 09:22~10:31 上総中野着 (1時間09分)小湊鉄道・車中会議
上総中野発 10:43~11:07 大多喜着  いすみ鉄道・大原行

●復路:大多喜17:33 →大原18:02(いすみ鉄道)
大原18:22 →特急→東京19:36

※参考:「五井」までの行き方は、東京駅から総武本線ホームの方法もあります。
東京発 08:10~08:49 千葉着 JR快速エアポート成田・成田空港行
千葉発 08:58~09:16 五井着 JR内房線・館山行
また、五井での乗り換え時間が少ないので、チケットを購入する時間も含め、
可能であれば、以下をお勧めします。
東京発 08:07~08:50 蘇我着 JR京葉線快速 (京葉線ホーム)
蘇我発 08:53~09:03 五井着 JR内房線・木更津行

★城下町大多喜を散策(11:10~13:20)
いすみ鉄道で到着後は城下町大多喜を自由散策していただき、シンポジウム
会場の大多喜町中央公民館(13時30分開始)へ向かいます。駅前の観光本陣
で観光情報が入手できます。
※11:20~12:30は、大多喜町案内人によるガイドがあります。
:参加は自由ですが無料ガイドをお願いしました。

大多喜町http://www.town.otaki.chiba.jp/
昼食の食堂は、街中にいくつかあります。地元の情報では「自然食」のランチが摂れるお店「蔵精」が開店したようです。http://kurashow.com/

★「地域を活かすエコミュージアム」シンポジウム(13:30~17:00)
シンポジウムでは「地域を活かすエコミュージアム」をテーマに、地元の人々にとってのエコミュージアムを考え、これからのあり方を探ります。
日程:平成21年11月14日(土)
場所:大多喜町中央公民館
プログラム詳細:今回主催者の洸楓座のHPにあります。
http://www.kofuza.jp/kofuza/
※お申し込みは洸風座になっていますが、上記の車中懇談会へのお申し込みはjecoms事務局へご連絡下さい。

(HP上の案内)
■地域活性化フォーラム 「地域を活かすエコミュージアム」
エコミュージアムって何だろう? 私たちの町でどう展開できるだろう?
【日時】 2009.11.14[土] 13:30~17:00
【場所】 大多喜町中央公民館
【後援】 日本エコミュージアム研究会、日本建築美術工芸協会(有志)
【協力】 大多喜町・睦沢町・市原市・いすみ市・いすみ鉄道・小湊鉄道・千葉三菱
コルト自動車販売(依頼中も含む)
【司会】 山川建夫(フリーアナウンサー、元フジTVアナウンサー)
【次第】 プログラムは、ここをクリックして、2ページ目です。
13:30~ 開会/山川建夫
13:35~ 歓迎メッセージ/鳥塚亮(いすみ鉄道)
13:45~ エコミュージアムについて
/大原一興(日本エコミュージアム研究会)
14:30~ いすみ鉄道・小湊鉄道沿線地域でのエコミュージアムにつ
いて
/久野一郎(睦沢町立歴史民俗資料館)
14:50~ 大多喜でのエコミュージアム活動
/和泉貞夫(大多喜町城下町案内人の会)
15:10~ (休憩10分)
15:20~ アートによる地域づくり
/七字祐介ほか(日本建築美術工芸協会)
16:05~ 観光開発事例紹介/伊藤琢也(JTB首都圏)
16:25~ 意見交換・総括/佐藤建吉(洸楓座・千葉大学)
16:55~ 閉会/山川建夫
【入場無料】
*iMiEVも大多喜駅から会場(中央公民館)まで、ピストン輸送します。ただし、
乗れない場合もありますので容赦願います。
*乗車いただいた方には、簡単なアンケートの記入をお願いします。

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 39号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 39号  <2009.10.3>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1. 機関誌15号自由投稿原稿公募のお知らせ
2. 関東例会のご案内(予告/11月14日・千葉)
3. 理事会(2009年度第2回/8月30日)の議事録
4.事務局からのおしらせ

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■1. 機関誌15号自由投稿原稿公募のお知らせ

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機関誌15号自由投稿原稿公募のお知らせ

機関誌『エコミュージアム研究』15号(2010年3月発行予定)の投稿原稿
を会員の皆さまから募集します。
執筆要領に沿って,「論文」10頁まで,「報告」6頁まで,「書評」「レターズ」
2頁までを公募いたします。「論文」とされたものについては,査読するとい
う原則から,提出いただいたものにコメントをつけてお返しし,再投稿をお
願いすることがあります。
応募者には電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)を送 付いたしま
すので,次の期限にしたがってご応募下さい。
(機関誌編集委員長 淺野敏久)

●申込期限:
2009年10月13日までに,タイトル,氏名,所属を,電子メールでJECOMS
事務局宛お送り下さい。
●原稿提出期限:
「論文」については、2009年11月10日までに,レイアウトまで含めた完成
原稿を,メールにてJECOMS事務局宛お送り下さい。
「論文」以外については、2009年11月30日までに,レイアウトまで含めた
完成原稿を,メールにてJECOMS事務局宛お送り下さい。

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■2. 関東例会のご案内(予告/11月14日・千葉)
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☆千葉県房総横断鉄道沿線エコミュージアムを訪ねて☆
千葉県の内房と外房を結ぶ“小湊鉄道・いすみ鉄道”沿線のいすみ市、
大多喜町、睦沢町、市原市を対象とした展開です。観光力・地域力の
向上をはかるために、地域をプロデュースする人材(人財)の育成を目
標にしています。
観光客を運ぶローカル鉄道に乗り、来訪者から見た地域資源、地元の
人が守り、受け継いでいく地域資源を見いだし、地域の魅力を高めてい
きます。
シンポジウムでは、「地域を活かす”エコミュージアム”」(仮題)をテーマ
に、地元の人々にとってのエコミュージアムを考え、これからのあり方を
探ります。

●日程:平成21年11月14日(土)
●工程:いすみ鉄道に乗車(大原駅10:39出発→大多喜駅12:14到着)
大多喜町の散策
シンポジウムの開催(大多喜町中央公民館)

※詳細は、改めてお知らせします。
(担当理事 大山由美子)

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■3.2009年度第2回理事会(8月30日)の議事録を公開します
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日本エコミュージアム研究会2009年度第2回理事会 議事録

〇日時 2009年8月30日(日)11:00~13:00
〇場所 東村山市中央公民館 第1会議室
〇出欠 (出席)今井信五、大山由美子、木俣美樹男、嵯峨創平、笹谷康之、
中野喜吉、馬場憲一、三橋俊雄、吉兼秀夫
(欠席=委任状)淺野敏久、安藤竜二、井上敏、井原満明、今橋克寿、大原
一興、菊地直樹

議長:吉兼秀夫
書記:嵯峨創平(事務局)
議事録署名人(2名):大山由美子、馬場憲一

〇議事
【1】.2009年小菅村大会の準備状況と役割分担について【木俣理事】
担当の木俣理事より、小菅大会の準備状況について報告を受け、会誌への
報告執筆分担について下記のとおり決定した。
現在の申込み者数は40名程度(jecoms会員は10名弱)
あと20名は増やして、地元参加と合わせて100名としたい。
2日目の帰路エクスカーションは「おくたまむかし道」1コースに絞る。
次回開催地(朝日町)への大会旗引き継ぎを2日目に行う。
大会報告(会誌15号)の執筆分担
全体とりまとめ(木俣)=下記の各分担の原稿を9月末迄に提出する
1日目エクスカーション:①井原、②中野、③吉兼、④笹谷、⑤嵯峨、⑥大山
2日目ワークショップ:嵯峨
2日目帰路エクスカーション:木俣

【2】.2010年全国大会の開催地について【安藤理事・資料】
2010年の全国大会開催地を山形県朝日町とする。
担当理事は、当面は安藤理事とする。
安藤理事の投げかけを受けて、全国大会のあり方について、11月理事会
においても理事会で継続検討を行う。それまで朝日町・理事メンバー双方から
理事会MLへ(内容・運営・予算について)希望や提案を出しあうこととする。
(参考:当日出された意見)
朝日町20年の歩みから学ぶ、EMのキーワードを深める討論、海外のEM動向
の報告、各理事がテーマ分科会を企画運営し会誌原稿を執筆する、各実践地
から招待報告を行う(第10回大会の経験/報告者への交通費支給)、EMの新し
い情報発信の場に、遠隔地につき2泊3日プログラムとする(1日はオプションに
するなど)、等。

【3】.会誌15号の編集・発行にについて【浅野理事・資料】
浅野理事の資料にもとづき、15号の活動報告と公募原稿の構成と期限につい
て了承した。会誌の内容や魅力向上について協議し、編集委員会とも相談しな
がら、次回理事会でも継続協議することとした。
(参考:懸案事項)
印刷部数400維持?、販促方策、学術雑誌への登録、背表紙へ年号入れ、
(参考:内容充実に関する意見)
メルマガ連載エッセイをまとめて会誌へ掲載する、コラム的な「地域だより」、地
域実践部会のレポート、海外エコミュージアム動向の報告、理事が率先してメル
マガ記事の充実に努める。

【4】.(仮称)「地域実践部会」の名称確定について【井原理事・資料】
井原理事の提案を了承する。
付帯意見として、活動成果を「会員へ還元する」(会誌への執筆等)こと、活動時
に「jecoms入会」を促すことを求める。初年度の活動成果をみて、来年度以降の
予算化を検討することとする。

【5】.その他(次回日程など)
次回理事会は11月14日(土)関東例会当日に、いすみ鉄道車中で行う。
次々回理事会は1月23日(土)に藤井寺で関西例会と併せて行うことを確認した。

〇報告
① 11月例会・理事会の準備状況について【大山理事/佐藤健吉氏】
担当の大山理事より企画案資料にもとづき報告を受けた。
オブザーバー佐藤健吉氏(千葉大学)より「房総半島横断鉄道沿線のエコミュージ
アム環境整備」プロジェクト(国交省モデル事業)の説明を受けた。

② 事務連絡【事務局】
事務局より、資料にもとづき会員数の推移と、第一四半期(4-6月)の経理・資産
状況について報告を受けた。

以上

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■4.事務局からのお知らせ
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〇8月30日に、理事会と「博物館・文化財連携部会」を東京都東村山市
で開催しました。東村山ふるさと歴史館の分館「八国山たいけんの里」
をお訪ねして、市民参加による体験プログラムや運営組織の開発経緯
などを石川学芸員からうかがいました。その後、東村山市内の文化財
と自然を訪ねる「体験ツアー」に出かけました。市内の観光ボランティア
さんも同行してくださり、最後は東村山市の郷土料理である「うどん屋」
さんで締めるという楽しい例会となりました。詳しい報告は、会誌15号
に掲載予定ですのでお楽しみに。(担当理事 馬場憲一)

〇9月5-6日には、2009年度全国大会を山梨県小菅村で開催しました。
昨年度の奈良県明日香村に続き、100名を超す参加者が集まり大盛況
でした。初日は小菅村内を6コースのエクスカーションで散策した後、夜
は「植物と人々の博物館~エコミュージアム日本村」のビジターセンター
兼展示室でもある小菅村中央公民館で、小菅村の方々の心づくしの料
理で楽しい懇親会が行われました。2日目午前は、同会場でワークショ
ップが行われ「山村再生」や「(多摩川)流域連携」を巡って熱心な討論
が行われました。午後はオプション・エクスカーションとして「多摩川むか
しみち」の散策が行われ、充実した大会を終えることが出来ました。主
催運営をしてくださった小菅村大会実行委員会の皆さまに、厚くお礼を
申し上げます。今大会の詳細報告も、会誌15号に掲載されます。お楽し
みに!(担当理事 木俣美樹男)

〇9月は小菅村大会とともに始まり、続けてjecomsも後援団体となった
「第2回・つなぐ人フォーラム」(9月6-8日・山梨県清里)へ続き、その後
も全国各地のエコミュージアムの現場をお訪ねする機会がありました。
忙しさにかまけて、会員の皆さまへメールマガジンをお届けする時期が
すっかり遅くなってしまいました。深くお詫びいたします。
今後とも、jecomsメールマガジンでは、日本各地の活動や、会員の皆
さまからの情報発信を、積極的に掲載していきたい思っていますので、
ご希望・お問合せは気軽に事務局までご連絡ください。
(事務局担当 嵯峨創平)

=================================================================
日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 38号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 38号  <2009.8.14>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1. 文化財・博物館連携部会のご案内 【再掲】
2. 2009年全国大会 in 山梨県小菅村のご案内 【再掲】
3. 第2回「つなぐ人フォーラム~自然・文化・地域・人をつなぐ~」
(日本エコミュージアム研究会 後援行事)
4.事務局からのおしらせ

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■1. 文化財・博物館連携部会のご案内<参加者受付け中>
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日本エコミュージアム研究会 文化財・博物館連携部会
「八国山たいけんの里にみる市民参加と文化財ネットワーク」

東村山ふるさと歴史館の分館施設として2009年5月にオープンした
ばかりの「八国山たいけんの里」を訪ねます。同博物館では、これ
まで市民参加の手法により遺跡公園(下宅部遺跡はっけんのもり)
を整備し市民と協働で運営してきた実績があります。「トトロの森」の
愛称で親しまれている八国山や北山公園に抱かれた本施設では、
どのような市民参加の手法が行われているのでしょうか。担当の
石川正行学芸員にお話を伺います。加えて、施設間を結ぶネット
ワークや博物館とフィールドとの繋がりを実感する「体験ウォーク」
も準備しています。会員・非会員を問わずどうぞご参加ください。
(担当理事:馬場憲一)

〇日時 2009年8月30日(日)14:00~17:00
〇場所 東村山市ふるさと歴史館・分館「八国山たいけんの里」
(東京都東村山市野口町3-48-1、TEL 042-390-2161)
[交通] 西武鉄道西武園線「西武園駅」下車徒歩約10分
〇参加費 無料
〇申込み  お名前、ご住所、連絡先mail、ご所属、会員・非会員の別を
添えて、「8/30 jecoms部会」と題してお申込みください。
日本エコミュージアム研究会 事務局(嵯峨創平)
東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
E-mail: jimu@jecoms.jp 、URL http://www.jecoms.jp/

<スケジュール(予定)>
14:00~ 開会あいさつ(馬場理事)
14:10~ 「八国山たいけんの里の開設経過とこれから」
(東村山ふるさと歴史館・学芸員 石川正行氏)
15:15~ 体験ウォーク出発
両コースとも「下宅部遺跡はっけんのもり」の見学までは共通
A:「八国山(トトロの森)自然散策コース」
B:「東村山の文化財(国宝・正福寺ほか)散策コース」
17:00~ 各コース終着点で解散

(参照URL)東村山ふるさと歴史館と関連事業
http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/~kakukaweb/bunrui/10-69.html

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■2. 2009年全国大会 in 山梨県小菅村のご案内
<申込み〆切り迫る! 未だの方はお早めに!!>
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日本エコミュージアム研究会 第15回全国大会in山梨県小菅村
テーマ 「源流の村=小菅村=日本村 ~生物文化多様性を紡ぐ」
2009年9月5日(土)~9月6日(日)

主催:日本エコミュージアム研究会・小菅村全国大会実行委員会
共催:ミューゼス研究会、小菅村の諸団体
(財)森とむらの会/植物と人々の博物館
NPO法人自然文化誌研究会、NPO法人秩父まるごと博物館
後援:小菅村、(以下予定)省庁、山梨県

●開催場所
9月5日 山梨県小菅村中央公民館(植物と人々の博物館)を中心に村内
※ 宿泊施設は村内の旅館、民宿、キャンプ場など希望に応じて
9月6日 山梨県小菅村中央公民館

※公共交通をご利用の方は、JR青梅線終点の「奥多摩駅」より西東京バス
「小菅行き」小菅村役場下車 9/5 10:55 奥多摩駅発のバスになります。
自家用車の方は「小菅村役場(小菅村4698番地 TEL:0428-87-0111)」を
目指してください。

●参加費等
参加費:日本エコミュージアム会員3,000円、非会員3,500円、学生1,500円
エクスカーション参加費(9月5日開催分) 1,000円
宿泊費(1泊朝食付き) 旅館:5,000円  民宿:4,000円  キャンプ場:3,000円
※基本的に相部屋となります。個室を希望の方は別途料金がかかりますので
ご相談ください。
夕食と交流会および夜なべ談義:4,000円:参加者全体の交流会にて夕食はご
用意します。
2日目昼食(「謹製・源流弁当」)1,000円
※オプショナル・エクスカーションは、別紙の参加諸費用一覧をご覧下さい

●申し込み方法
申込用紙を日本エコミュージアム研究会ホームページ:
http://www.jecoms.jp/format/ よりダウンロードして、メールもしくはFAXにて
お申し込みください。申し込み締め切りは、8月15日(土)です。

●申込み・お問合せ:大会実行委員会事務局(黒澤・井村)
電話/FAX:0428-87-0741  e-mail:npo-inch@wine.plala.or.jp

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日程
▼9月5日(土)
12:00 受付開始 小菅村中央公民館  ※手荷物はお預かりします。
ポスター展示(ポスターセッション)、2日間展示しますので、交流会や休憩
の時にご説明いただきます。

13:00~16:00 エクスカーション(各コース20名程)
①「源流の景観と食体験」コース(こんにゃく畑とワサビ田:橋立地区)
小菅村の最上流に位置する橋立地区では、斜面でこんにゃくの栽培を続け
ています。壮観な景観です。また、源流の自然を活かしたワサビ田の見学と
ワサビ漬け作りの体験も行います。

②「民話七不思議」コース(長作観音堂と古からの伝承:長作地区)
重要文化財「長作観音堂」と長作七不思議伝説(片葉の葦、二羽の烏など)、
セイノ神の道祖神など、地区に伝わる不思議に耳を傾けてみませんか?

③「森の癒し(森でほうれる)」コース
(松姫峠~松鶴のブナ~鶴寝山:小菅村エコセラピー研究会)
面積の95%が森林の小菅村。癒しの空間として森林を見つめ直します。標
高1,300メートルのブナやミズナラを中心とした広葉樹の中でゆったりとした
時間を過ごしませんか?

④「雑穀オコジュウ」コース(大福、雑穀見本園、室、炭焼き窯:中組地区)
「オコジュウ」とは、昼食と夕食の間に食べられた「おやつ」のことです。
アカモロコシ(モロコシ)とオヤマボクチの葉を使った大福を臼と杵で搗き
ます。また、小菅村で伝統的に栽培されている雑穀の在来品種見本園や、
昔から貯蔵に利用した「室」、炭焼き窯をご紹介します。

⑤「多摩川源流エコツアー」コース(多摩川最源流部:多摩川源流研究所)
シオジの天然更新、4mを超えるセンノキ(ハリギリ)、モミジ、ツガ、カツラ、
コケなど、東京都水道局がその水源林として守っている源流の魅力を物語
を混じえてご案内します。

⑥「伝統工芸(竹細工)」コース(「めかご」「おざら」づくり:小菅村ゆうゆうク
ラブ)スズタケを使った「めかご」、マダケを使った「おざら」を作ります。昔か
ら、
小菅村で使われてきたもの、小菅村の智恵者からその技術と心を学びます。

※参加申し込み者の状況により、希望通りにいかない場合もあります。
ご承知ください。

16:00~17:00 「多摩源流 小菅の湯」入浴、物産館

18:00~22:00 夕食と交流会(小菅村の郷土食をお楽しみください)
会場:小菅村中央公民館
地元芸能の御光太鼓(予定)
小永田地区「神代神楽」の見学(バスで送迎します)
夜なべ談義 (地酒持ち込み歓迎、翌日に差し支えない程度にお楽しみ
ください) 会場:中央公民館 1階和室

▼9月6日(日)
6:00~7:00  野鳥観察会、河畔遊歩道散策

9:00~12:00
ワークショップ「源流の村=小菅村=日本村~生物文化多様性を紡ぐ」
会場:小菅村中央公民館 3階

多摩川の源流地域にある山梨県小菅村は日本の山村文化を色濃く継承して
います。源流の村は秩父多摩甲斐国立公園の自然環境、豊かな生物多様性
に適応した生活文化を形成してきました。野生動植物や栽培植物・家畜ととも
に地域固有の生物文化多様性を紡いできたのです。どのように生き物と生活
文化が育まれてきたのかについて、まず、小菅村の皆様に率直に語っていた
だき、次に、小菅村の自然と文化に対する印象を参加者の皆様に述べていた
だきたいと思います。
皆様のお話は3分~5分程度で、山村の生活、生き物、森林や水、素のまま
の美しい暮らし(sobibo)の在り様について話し合いを深めます。多くの方々の
ご発言をお願いします。
これらの語りの中から、エコミュージアム日本村としての小菅村の可能性を探
る議論を続け、適宜、指定討論者の皆様(日本エコミュージアム研究会理事)
にご意見を織り交ぜてご発言いただきたいと思います。このワークショップに
結論付けは求めませんが、山村における生物文化多様性の保全とエコミュー
ジアムの新たな可能性を開くような話し合いが展開することを願っています。

司会    佐藤英敏  小菅村源流振興課長
井村礼恵  植物と人々の博物館研究員
趣旨説明  木俣美樹男 東京学芸大学環境教育実践施設長(jecoms理事)
指定討論者 嵯峨創平 環境文化のための対話研究所代表(jecoms事務局長)
大山由美子 丹青研究所(jecoms理事)
馬場憲一  法政大学教授(jecoms理事)
井原満明  地域計画研究所(jecoms理事)

12:00 閉会  ○昼食「謹製・源流弁当!!」

※閉会後、帰途エクスカーションがあります。下記により実施します(事前申し
込み状況にて開催を決定します)。

帰途エクスカーション:
12:15 出発 (バス車中で弁当配布)、江戸東京博物館たてもの園を見学後、
JR中央線東小金井駅で17時頃に解散
江戸東京博物館たてもの園: 江戸東京たてもの園は、1993年(平成5年)3月
28日に開園した野外博物館です。都立小金井公園の中に位置し、敷地面積は
約7ヘクタール、園内には江戸時代から昭和初期までの、27棟の復元建造物
が建ち並んでいます。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史
的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代
に継承することを目指しています。
企画協力:NPO法人ミュゼダグリ

12:15 出発 (バス車中で弁当配布)、関連施設を見学後、西武池袋線秩父駅
で17時半頃解散
秩父まるごと博物館: 秩父地域(秩父山地とその隣接地)における自然・歴史・
文化を住民が認識し発掘、情報の提供、啓発活動を行うと共に、その遺産を
現地において保存、育成、展示を行い、ひいては農林業・商工業・観光業等に
生かすことを目的としています。
企画協力:NPO法人秩父まるごと博物館

13:00 出発(昼食後)、奥多摩駅で16時頃に解散
おくたまむかしみち散策: 奥多摩湖からJR奥多摩駅まで、旧青梅街道を歩く
「むかし道」(行程9キロメートル、約4時間)の散策コースです。峠や橋のたもと
には、江戸時代の信仰を伝える道祖神や馬頭観音などが往時のままに残り、
街道沿いには、羽黒三田神社、白髭神社など見所も多くあります。昔の面影
を偲びながらのんびり歩けるコースです。
企画協力:奥多摩ビジターセンター

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■3.第2回「つなぐ人フォーラム~自然・文化・地域・人をつなぐ~」
http://www.keep.or.jp/ja/foresters_school/2009/07/20000444.html
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■名称:第2回「つなぐ人フォーラム~自然・文化・地域・人をつなぐ~」
■期日:2009年9月6日(日)14時~9月8日(火)14時
■場所:財団法人キープ協会清泉寮(山梨県北杜市高根町清里3545)
今年の4月に新館オープン(温泉も出来ました)
■参加対象者:「自然の中でのインタープリテーション」
「環境関連施設での室内解説活動」
「動物園・博物館・美術館・科学館などの室内・野外解説活動」
「エコツアーでのガイド」
「各種メディアを使った伝える活動」
「地域活性化の活動」
「食べものや作り手と消費者をつなぐ活動」
などに関わる人・関心を寄せる人=つなぐ人(150人)
■ねらい:領域を超えて、つなぐ仕事をしている人々が集うフォーラムを開催する。
自然(公園)の中で、動物園・博物館・科学館・美術館などの展示の前で、
エコツアーなどの機会に、そして様々なメディアを通して行われている、
「インタープリテーション」(伝える技術)の役割を確認し、
様々な現場の経験や技術を分かち合うことによって、
「つなぐ技術」や「学びの場づくりの知恵」を高めあうことを目的とする。
■主催:第2回「つなぐ人フォーラム~自然・文化・地域・人をつなぐ~」
実行委員会(別紙名簿参照)
財団法人キープ協会
■共催:日本インタープリテーション協会/立教大学ESD研究センター
■後援:社団法人日本環境教育フォーラム、NPO法人自然体験活動推進協議会、
NPO法人日本エコツーリズムセンター、日本展示学会、株式会社オルタナ
日本ミュージアムマネージメント学会、日本エコミュージアム研究会
日本動物園水族館協会
■助成:国際交流基金
■参加費:30,000円(2泊6食入湯税含む)★学割=25,000円
■申し込み:財団法人キープ協会環境教育事業部のホームページから
http://www.keep.or.jp/FORESTERS/
■アジア各国(中国、韓国、台湾、マレーシア、インドネシア)から
ゲストスピーカーをお招きします
■開催事務局:財団法人キープ協会(407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545)
0551-48-3795 担当:山本
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■ワークショップ実施案■(8月4日現在/今後変更&追加の予定があります)
●インタープリテーションでつなぐ
・命をつなぐ~命をインタープリテーションする(小林毅・古賀直子)
●展示施設でつなぐ
・「モノ」から紡ぎ出す“モノがたり” ~モノから記憶をつなぐ~
(高橋真理子・古瀬浩史・重盛恭一)
●食と農でつなぐ
・庭先飼育を全国に(広瀬敏通)
●エコツーリズムでつなぐ
・旅がつなぐモノ 地域と人をつなぐ、人と人をつなぐ–
-旅のチカラ(中垣真紀子・広瀬敏通)
●メディアと対話でつなぐ
・テレビ局は地域をつなぐ、テレビ局は地域のインタープリテーション
(川廷昌弘)
・対話から学ぶ~ステークホルダーエンゲージメント・ワークショップ体験
(中西紹一・川嶋直)
●地域でつなぐ
・イノバティブ・コミュニティってなんだろう?
~持続性と革新性を「つなぐ人」の役割を考える~(嵯峨創平・平田裕之)
●デザインでつなぐ
・デザイン教育とインタープリテーション(西村佳哲)
●野外活動でつなぐ
・安全管理から危機管理へと意識を広げるワークショップ(佐藤初雄)
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■第2回 つなぐ人フォーラム実行委員(★印がフォーラム当日出席者)
●実行委員長
★小林毅(日本インタープリテーション協会/岐阜県立森林文化アカデミー)
●実行委員(アイウエオ順)
・阿部治(立教大学社会学部、
「持続可能な開発のための教育の10年推進会議」(ESD-J))
・海野義明(オーシャンファミリー海洋自然体験センター/
海に学ぶ体験活動協議会)
★川廷昌弘(博報堂DYメディアパートナーズ環境コミュニケーション部長/
日本写真家協会会員)
★嵯峨創平(IDEC環境文化のための対話研究所/
ミュージアム・シアター・ワークショップ)
★佐藤初雄(NPO法人国際自然大学校/自然体験活動推進協議会)
★重盛恭一(まち研究所/ミュージアム エデュケーション センター)
★染川香澄(ハンズ・オン プランニング/ミュージアム・アドバイザー)
★高橋真理子(山梨県立科学館)
★中西紹一(プラス・サーキュレーション・ジャパン/
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科)
★西村佳哲(リビングワールド/全国教育系ワークショップフォーラム)
・林浩二(千葉県立中央博物館)
★菱川貞義(275研究所/ジアスニュース編集局)
★広瀬敏通(日本エコツーリズムセンター/ホールアース自然学校)
★古瀬浩史(自然教育研究センター)
●事務局長
★川嶋直(キープ協会/立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科)
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★関連行事:つなぐ人シンポジウム 2009年9月5日(土)15時~18時
@立教大学池袋キャンパス
問い合わせ:立教大学ESD研究センター 171-8501 豊島区西池袋3-34-1
TEL&FAX:03-3985-2686 E-mail:esdrc@grp.rikkyo.ne.jp
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■4.事務局からのお知らせ
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前号でもお知らせしましたが、jecoms事務局が新年度から異動しました。
新事務局は下記のとおりです。また、会費の振込み先銀行口座も下記
のとおり変更となりましたので宜しくお願いいたします。
なにか疑問の点やご希望などございましたら、下記事務局までご連絡
ください。

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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会

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