メルマガ115
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン115号 <2017.6.12>
発行人:大原一興 編集:江水是仁
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【目次】
1.日本エコミュージアム研究会総会および大会発表内容の連絡
2.機関誌22号自由投稿原稿公募のお知らせ
3.事務局からのおしらせ
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1.日本エコミュージアム研究会総会および大会発表内容の連絡
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日本エコミュージアム研究会大会にて発表者および発表内容が確定いたしました
ので、総会告知とともに以下の様にご連絡いたします。6月25日はどうぞご参加く
ださい。
日本エコミュージアム研究会 総会及び研究大会を、以下の通り開催いたします。
皆様ふるってご参加ください。
〇会 場:広島大学東京オフィス408会議室
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
キャンパス・イノベーションセンター
〇日 時:2017年6月25日(日)
13:00-14:00 総会
14:00-17:00 研究発表会
14:00-14:35 大山由美子:エコミュージアムとダイバーシティ
14:35-15:10 馬場憲一・杜晶:エコミュージアムの理念にみる中国の生態博物館
の現状と課題-特に浙江省安吉生態博物館の分析を通して-
15:10-15:45 安藤竜二:エコミュージアムデータブック「◯◯地区宝物語」作り
ワークショップ
15:45-16:00 (休憩)
16:00-17:00 エコミュージアム活動に関わる情報交換(各地の活動報告)やディ
スカッション
17:00 解散
■報告要旨■
大山由美子:エコミュージアムとダイバーシティ
エコミュージアムは地域社会を探究し今日的な課題を捉え,その解決策をさぐり未来
を創造するための博物館としての役割がある。子どもから高齢者,様々な障がい者,
性別や国籍,宗教や価値観の異なる人など,多様な人々を受け入れるダイバーシティの
社会には,地域に根ざし住民が主体となって支えるエコミュージアムのシステムを再度
見直すことで,新しい発展の可能性を探りたい。第一段階として,主な事例をもとに
ハード面,ソフト面から考察する。
馬場憲一・杜晶:エコミュージアムの理念にみる中国の生態博物館の現状と課題-特に
浙江省安吉生態博物館の分析を通して-
1960年代にフランスで誕生したエコミュージアムはその後世界各地に普及し,新しい
取り組みが試みられてきた。本発表では2000年代から中国で取り組まれてきたエコミュ
ージアム活動に焦点をあて,エコミュージアムの理念をもとに設立されてきた中国にお
けるエコミュージアム,特に浙江省安吉生態博物館群を調査し,中国の国情にあわせて
開設されたエコミュージアムの実態を明らかにするとともに,中国におけるエコミュー
ジアムの課題を考察する。
安藤竜二:データファイル「◯◯地区宝物語」作りワークショップ
特にエコミュージアムの導入段階において有効と思われるワークショップを考えまし
た。昨年,福留強氏がアドバイザーをしている天童市で実践し、評価を得ました。資源
の発掘はもちろん,誰かの宝を聞き,自分の宝を話し,プチ取材も経験し,即席で参加
者40人分の宝が収まったデータファイル「天童宝物語」を成果として作れました。住民
参加型のエコミュージアム活動の魅力の一端を楽しく実感できたようです。その後の
活動の足がかりや人材探しにもなりそうです。所用時間は最低60分必要ですので今回は
その方法だけ紹介いたします。
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2.機関誌22号自由投稿原稿公募のお知らせ
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機関誌22号自由投稿原稿公募のお知らせ
機関誌編集委員長 菊地直樹
執筆要領に沿って、「論文」10頁まで、「報告」6頁まで、「書評」「レターズ」2頁
までを公募いたします。
「論文」とされたものについては、査読するという原則から、提出いただいたものに
コメントをつけてお返しし、再投稿をお願いすることがあります。
応募者は電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)に書き込み、次の期限にした
がってご応募下さい。
原稿投稿期限:2017年6月30日までに、レイアウトまで含めた完成原稿を、メールに
て下記編集委員長宛お送り下さい。その際、電子メール本文にタイトル、氏名、所属
を明記してください。
原稿用紙:下記からダウンロード出来ます。
JECOMSホームページ→各種書式→機関誌などへの投稿書式
… 論文,報告フォーマット (Word文書)
www.jecoms.jp/format/<http://www.jecoms.jp/format/>
事務局からもEメールでお送りできます。
締切:2017/6/30(金)
送先:nkikuchi@chikyu.ac.jp
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3.事務局からのおしらせ
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▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。
(これは発信専用アドレスです。ここへは返信しないでください。)
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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
東海大学課程資格教育センター博物館学研究室 気付
TEL:0463-58-1211 内線3189
E-mail: jimu@jecoms.jp ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380 (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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