メルマガ94号
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 94号 <2015.06.15>
発行人:吉兼秀夫 編集:中野喜吉
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まもなく総会と研究大会です。(6月21日・日曜日)
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【目次】
1.総会及び研究大会プログラム
2.エコミュージアム海外セミナー
3.東日本大震災とエコミュージアム
4.事務局からのお知らせとお願い
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1.総会及び研究大会プログラム
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〇会 場:桃山学院大学「梅田サテライト」
〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビルディング(8F)
TEL 06-6131-8981
梅田サテライトは梅田の阪神百貨店の建物の裏側の、1階にタリーズコーヒー
が入っているビルの8階。
阪神百貨店の建物を探しながら、タリーズの看板を目印に。
〇日 時:2015年6月21日(日)
13:00~14:00 総会
14:00~16:00 研究発表会
16:00 解散
〇担当理事:井上 敏(桃山学院大学)
○発表プログラム
江水是仁(東海大学)
「学芸員養成課程から見たエコミュージアムを活用する意義」
林依蓉(京都府立大学大学院生)
市川寛也(筑波大学)
「四国の秘境・山城大歩危妖怪村におけるウチとソトのまなざし―物語ソフト
の消費から物語創造への構造転換」
川邉咲子(金沢大学)
「能登半島における農具文化の連続性と新たな価値創造~地域住民による農具
の所有・活用状況の分析を通して~
○他に事例報告等
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2.エコミュージアム海外セミナー
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ブリュッセル・パリ8日間 【出発】2015年8月24日~【帰国】8月31日
○1日目
8月24日(月)関西空港発 10:15日本時間 LH741便フランクフルト着15:00
(所要時間:約12時間) 昼食:機内
乗り継ぎ フランクフルト発 ブリュッセル着 夜(所要時間:約1時間)
着後、専用車でホテルへ (ブリュッセル泊)
○2日目
8月25日(火)
ブリュッセル~ラ・ルーヴィエル 午前 55km
「Ecomusee du bois du luc」視察 午前:プレゼンテーション
午後:ミュージアム見学 ホテルへ (ラ・ルーヴィエル泊)
○3日目
8月26日(水)
ラ・ルーヴィエル 「Ecomusee de Viroin」視察
午前:プレゼンテーション
午後:ミュージアム見学 ホテルへ (ラ・ルーヴィエル泊)
○4日目
8月27日(木) ラ・ルーヴィエル~フルミエ
14:30 16:30 「Musee du Textile(フルミエ)」視察
14:30~15:30 プレゼンテーション
15:30~16:30 ミュージアム見学+ガイディングツアー
ホテルへ (フルミエ泊)
○5日目
8月28日(金) フルミエ~パリ 10:00 11:30 (210km)
「Musee du verre(トレロン)」視察
ミュージアム見学+ガイディングツアー 着後ホテルへ (パリ泊)
—ここまで専用車利用—
○6日目
8月29日(土) パリ
終日 フリータイム (パリ泊)
○7日目
8月30日(日)
午前 空港へ(送迎は含まれておりません)
パリ発 空路、フランクフルトへ(所要時間:約1時間半)
乗り継ぎ フランクフルト発 13:30 LH740便 帰国の途へ(機内泊)
○8日目
8月31日(月) 朝食:機内 関西空港着 7:20(日本時間) 着後、解散
※利用予定航空会社:LH(ルフトハンザ・ドイツ航空)、
※この日程表に記載の内容は、天候や交通渋滞、休館日等の現地事情、
交通機関の都合により変更となる場合があります。
食事:朝食のみホテルで、昼夕は各自。
費用約37万円(燃料代含む)+3万円(ガイド料等)=約40万円
申込受付:6月24日(水)まで。
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3.東日本大震災とエコミュージアム
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イーハトーブ・エコミュージアム研究会 今橋克寿
多くの人々の人生をすっかり変えてしまった、平成23年(2011年)3月11日
に発生した東日本大震から、4年3か月が経ちました。巨大地震と津波により、
東北の太平洋岸は自然も町も、その景観や営みが大きく変貌しています。生き
ている地球によってもたらされた千年に一度という大災害に遭遇した私たちは、
被災者、支援者、その他いずれの立場にしても、同時代のこの出来事の当事者
として、多様なかたちで復興の途上にある人々や自然とあらためて出会い、か
かわり、つながり、その記憶のバトンを次代へとしっかりと手渡していく使命
を担うことになったのではないかと考えます。阪神淡路(1995年)、新潟中越
(2004年)、能登(2007年)と続いた近年の震災からの教訓は、東日本大震災
でも確実に生かされた面もあるでしょう。同時に、まだまだ活かしきれていな
いこともたくさんあります。
私がこの3年あまり当地岩手県沿岸の宮古市でお世話になる中でも、復旧・
復興の不断のいとなみが多くの人々によって多彩に繰り広げられていることが
よく見てとれます。例えば、環境省方面ルートで『三陸復興国立公園』や震災
遺構活用、文部科学省方面ルートで『三陸ジオパーク』と世界文化遺産活用、
国土交通省・観光庁ルートで『三陸鉄道』などを活かしたインバウンドのツー
リズムがあります。それらと綾なすように、地元の岩手大学や県立大学はじめ
国内外の大学や研究機関の方たちが、それぞれのスタンスでかかわられていま
す。
震災以前にはなかったそのような追い風や潮流を受けて、地域の資源を見直
し、その価値を活かしたまちづくりの経験を少しずつ積み上げてきた地元の市
民セクターの動きも、しだいに見え始めてきました。いよいよこれからは、そ
ういうNPO団体や三陸の志士たちと、彼らをしっかりカウンターパートとし
て位置づけタッグを組んでくれる寄り添い型の協力団体や個人らとの、言わば
『同志の糾合』が起ってくるようです。試行錯誤のなかで、それらの成長発展
や淘汰が繰り返されるフェーズ。今と当面の間に、周囲で起っていくことをそ
んなふうに見ています。
今秋のエコミュージアム全国大会が、石巻市で開催されることは、東日本大
震災で最大の被災地となった同市の人々にとっても、持続可能なまちづくりを
めざす私たちのエコミュージアム活動にとっても、有意義なことだと期待して
います。
(今橋克寿)
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4.事務局からのお願い
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締切まじか(6/24)ですが「エコミュージアム海外セミナー」ガイド料、バス
代等割勘部分あり、一人でも多くお知り合いをお誘いして下さい。
≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。
(このメルマガへは返信しないでください。)
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日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail: jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380 (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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