メルマガ86号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本エコミュージアム研究会メールマガジン 86号 <2014.10.15>
発行人:吉兼秀夫 編集:中野喜吉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
超大型台風、その前ぶれ程の被害もなく幸いでした。屋外活動には絶好のシ
ーズンです。この時期には、出来る限り現地の活動に直に触れたいものです。
=======================================
【目次】
1.「2014全国大会in勝山」開催される
2.研究・関東例会「ジオパークとエコパークとエコミュージアム」案内
3.事務局からのお知らせとお願い
========================================
■■■■■=-==========================================================
1.「2014全国大会in勝山」開催される
============================================================□□□□□
去る10/11-12の両日、福井県・勝山市で「2014全国大会in勝山」が成功裏に
開催されました。超大型台風19号の接近ニュースの中、会場の福井には影響の
出ない内、秋晴れの好天気に恵まれて行われました。
「勝山市制施行60周年」「勝山市エコミュージアム推進15周年」そして「日本
エコミュージアム研究会・全国大会第20回」と記念づくめの数字の中、テーマ
「うららのふるさとものがたり」のもと、平泉寺・猪野瀬・遅羽・鹿谷・勝山
・野向・北谷・村岡・北郷・荒土、それぞれの地区から①まほろば、②ジオ体
感、③まちブラ、④自然満喫、⑤昔の暮らし体感と5コースにわたり、地域の
皆さんの熱意あふれる活動状況の様子を見ました。
15年にわたる活動の成果発表の場が、これからの活動に一つの目印となり今後
もその熱意が続く事を期待したいと思います。 (中野喜吉)
■■■■■=-==========================================================
2.研究・関東例会「ジオパークとエコパークとエコミュージアム」
============================================================□□□□□
菊地直樹
最近、エコミュージアムと類似したジオパークやエコパークといった言葉を聞
くことも多くなりました。日本国内で世界ジオパークに認定されている地域は7
つ、日本ジオパークまで含めると36を数えるようになっています。エコパークは
7つの地域が認証されています。
科学的に見て貴重な地形・地質や景観を活かした「大地の公園」であるジオパ
ークとユネスコが主催する政府間プログラム「人間と生物圏」計画に基づく国際
認証地域であるエコパークは、いずれも地域の自然の保護と利用を重視し、自然
資源を活かして持続可能な地域社会を創ろうとする仕組みといえます。
住民の参加により環境と人間の関わりを探る活動と仕組みであるエコミュージ
アムは、ジオパークとエコパークと共通点も多いように思います。その一方で、
考え方、仕組み、住民参加のあり方、活動などに相違点もあるようにも思えます。
今回の研究会では、それぞれの経験から学び合うことで、持続可能な地域社会の
形成に向けた経験の共有をはかりたいと思っています。
テーマ:
「エコミュージアムとジオパーク、エコパークーお互いの経験から学び合う」
日時:2014年12月13日(土)13時30分~16時半
場所:首都圏で調整中
プログラム(調整中で変更する可能性があります)
◎趣旨説明:菊地直樹
(日本エコミュージアム研究会理事・総合地球環境学研究所)
◎エコミュージアムについて:吉兼秀夫
(日本エコミュージアム研究会会長・阪南大学)
◎ジオパークについて:渡辺真人
(日本ジオパーク委員会事務局・産業総合研究所)
◎エコパークについて:酒井暁子
(日本MAB計画委員会副委員長・横浜国立大学)
◎コメント:大原一興
(日本エコミュージアム研究会理事・横浜国立大学)
◎意見交換:コーディネーター・菊地直樹
ご参加のほど、よろしくお願いします。 (菊地直樹)
■■■■■=-==========================================================
3.事務局からのお知らせとお願い
============================================================□□□□□
12月13日(土)の研究・関東例会、ご予定に、お加え下さい。
≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。
(このメルマガへは返信しないでください。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本エコミュージアム研究会 Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail: jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380 (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━