日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

Archive for 9 月, 2010

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 48号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 48号  <2010.9.4>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1.2010年度全国大会in山形県朝日町の詳報(10月23-24日)
~アクセス情報の一部訂正について~
2.連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編(5)」
3.事務局からのおしらせ
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■1. 2010年度全国大会in山形県朝日町の詳報(10月23-24日)
~アクセス情報の一部訂正について~
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〈テーマ〉
丸ごと博物館とエコミュージアム~交流観光について~
〈開催期日〉平成22年10月23日(土)~24日(日)
〈主催〉
日本エコミュージアム研究会
日本エコミュージアム研究会全国大会朝日町実行委員会
(朝日町・朝日町教育委員会・朝日町観光協会
・朝日町エコミュージアム案内人の会・NPO法人朝日町エコミュージアム協会)
〈後援〉
Asahi自然観・(有)朝日町ワイン・産直和合
〈ご挨拶〉
日本にエコミュージアムが紹介されて20年以上が経ちました、朝日町エコ
ミュージアムは日本の先がけとして、日本のエコミュージアム運動の先頭
にたってきました。時代に合ったのか、エコミュージアムの考え方が、全国
の数多くの地域や自治体で、町づくりや地域おこしの考え方に取り入れら
れています。特に、エコミュージアムの「地域全体が博物館」の考え方は、
地域丸ごと博物館などの形にも進化しています。
今回の大会では、エコミュージアムと丸ごと博物館を取り上げて考えること
により、日本のエコミュージアムの現状と将来の可能性を、交流観光の視
点も含めて具体的に検証します。
併せて、朝日町のエコミュージアム20年の姿を体験すると共に、朝日町エ
コミュージアム案内人の取り組み、地域再発見の方法としての宝さがしの
様子、QRコードを使用した町の案内システムも紹介致します。
つきましては、ぜひご出席下さいますようご案内申し上げます。
平成22年8月吉日
日本エコミュージアム研究会長 大原一興
全国大会朝日町実行委員長   長岡信悦
〈開催地〉
山形県西村山郡朝日町 一円
〈スケジュール・内 容〉
10月23日(土)
[会場]朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
13:00 受付
14:00 開会 大沼浮島雅楽保存会演奏他
14:30 朝日町エコミュージアム見学会
① コアセンターと機能について(30分)
② サテライト見学(90分)
・五百川峡谷エリアコース
・八ッ沼と椹平の棚田エリアコース
・大沼の浮島エリアコース
※希望のコースをお選び下さい
17:00 宿泊施設「Asahi自然観」へ移動(バス)
18:30 食事
19:30 東北地方の事例報告会
駒井 昭雄氏(くろいしまるごと博物館/青森県)
小野寺 聡氏(西和賀エコミュージアム/岩手県)
五十嵐 義展氏(三島町エコ・ミュージアム/福島県)
三浦 陽一氏(秋田内陸エコミュージアム/秋田県)
石川 勝行氏(やまもと・わたり田園空間博物館/宮城県)
・・・引き続き夜なべ談議(お酒、つまみ持ち込み歓迎)
10月24日(日)
[会場] 朝日町西部公民館
6:30  空気神社とブナ林見学会(オプショナル)
ハチ蜜の森キャンドル見学会(オプショナル)
7:30 朝食
(バス移動)
※ 朝日町エコミュージアムのもよおしに参加
9:30
朝日町エコミュージアム20周年記念事業
阿部幸作氏が遺した8mm映像上映会
・朝日町エコミュージアム20年のあゆみ
長岡 信悦(NPO法人朝日町エコミュージアム協会理事長)
・上映会「あの頃の君がいる」
▼故阿部幸作氏(あべ・こうさく) 朝日連峰を愛し朝日町を慈しんだムラの写真屋
さん
(12:00 上映会閉会)
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11:00  水口十一面観音堂・楯跡見学会(オプショナル)
※上映会の後半の時間はこちらに参加もできます。
案内人/宮本建一(朝日町エコミュージアム案内人の会 会長)
12:00 昼食・休憩
13:00 全体ディスカッション
「丸ごと博物館とエコミュージアム~交流観光について~」
コーディネイター 西澤 信雄
(NPO法人朝日町エコミュージアム協会理事)
15:00 大会閉会 (移動)
15:40 産直和合見学 お話:井沢寿一氏(産直和合代表)
16:10(有)朝日町ワイン見学 お話:白田重明氏(朝日町ワイン総務部長)
〈交通アクセス〉
▼10月23日(土)会場までの無料チャーターバスについて
発車時刻 山形空港前発13:15 → JR左沢駅前発13:35 →創遊館着13:55
●大阪から飛行機ご利用の場合
JAL2233便 大阪/伊丹空港発11:45~山形空港着13:00
(※航空運行時刻の変更に伴い30分程遅くなりました。8/26訂正)
●JR山形新幹線ご利用の場合
つばさ109号 東京駅発9:24~山形駅着11:54
左沢線 山形駅発 12:10~左沢駅着12:51
▼10月24日(日)左沢駅、山形空港までのチャーターバスについて
かえり発車時刻 西部公民館発15:30 → 産直和合・朝日町ワイン経由 →
左沢駅着17:00 → 山形空港着17:30
●大阪まで飛行機ご利用の場合
JAL2238便 山形空港発18:35~大阪/伊丹着19:55
●JR山形新幹線ご利用の場合
左沢線 左沢駅発17:17~山形駅着17:57
つばさ128号 山形駅発18:08~東京駅着20:56
▼山形自動車道ご利用の場合
・寒河江ICより35分
・寒河江SAスマートICより25分
(ETC搭載車のみ6:00~22:00)
・西川ICより30分
〈お申込み方法〉
・申し込み用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、10月8日(金)必着
で郵送もしくはメールやファクシミリでお送り下さい。
http://www.jecoms.jp/doc/taikai2010p.pdf
・参加料合計欄に、大会参加費、夜なべ談議、宿泊料、弁当代等の合計
金額を記入し、その額を送金して下さい。
・宿泊施設「Asahi自然観」のご予約は事務局でいたしますので直接申し込
まないで下さい。
〈参加料・振り込み方法〉
●参加費
・全国大会参加費 3,000円
(日本エコミュージアム研究会員は2,000円)
・宿泊料(一泊二食付き4~6人の相部屋になります)
ホテル9,000円もしくはコテージ 6,000円
・夜なべ談議(交流会)参加費 1,000円
・24日昼食弁当代      1,000円
●振込方法
参加費は現金書留か郵便振込にて送金下さい。尚、振込手数料は申込者
負担となります。
(郵便振込の場合)
口座番号 02250ー2ー84729
名義 NPO朝日町エコミュージアム協会
※郵便局備え付けの用紙をご利用下さい
●取消料について
10月19日(火)までキャンセルされた場合、参加費は全額お返ししますが、
それを過ぎた場合は原則としてお返しできませんので御了承下さい。
〈お問い合わせ・お申込み〉
朝日町エコミュージアムルーム
〒990-1442 山形県西村山郡朝日町大字宮宿2265
朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
TEL・FAX 0237-67-2128(月休み)
メール問合せ : NPO法人朝日町エコミュージアム協会
メール eco@town.asahi.yamagata.jp
要項の詳細はこちらにも
http://asahi-ecom.jp/?p=log&l=178955
申込書は
「各種書式」のページからダウンロード出来ます。
http://www.jecoms.jp/format/
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■4. 連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編(5)」
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今井信五(jecoms理事)
■レンヌ地域のエコミュゼ(ECOMUSEE DU PAYS DE RENNES)
パリからTGVで約2時間。フランス西部ブルターニュ地方の中心都市
レンヌの市街と田園との境にあり、5世紀にわたりバンティネ農場(19ha)
で繰り広げられた農業の変遷、レンヌ地域の発展などをみることができる。
□住所:Ferme de la Bintinais,route de Chatillon-sur-Seiche 35200 Rennes
(33)02 99 51 38   www.ecomusee-rennes-metropole.fr
開館:4月1日~9月30日、9h~18h(土14h~18h、日14h~19h)
12h~14h展示施設閉館、月曜、祝日休み
10月1日~3月31日、火~金9h~12h、14h~18h
土14h~18h,日14h~19h 月曜、祝日休み
入館料:4.6ユーロ(6~14才は半額)
アクセス:レンヌ駅から地下鉄で約10分(1.2ユーロ)Triangle下車、出口を
出て団地地の中を南に向い、高速道路をこえると右側にバス停
Le Hil-Bintinais(市内からの61番のバスはここに停まる)バス停を背に向
かい側がエコミュゼに隣接した市民農園の入り口。5分も歩くとエコミュゼ
の入り口。地下鉄の駅から徒歩で15分ほど。
□開館当初15haだった施設は、いまでは19haになり、施設の充実を訪れる
たびに実感する。エコミュゼは、自らを「生きている遺産」という言い方をする
が、ブルターニュ地方の家畜や農作物の種の保存はもとより、農作業など
「記憶を今に活かす」活動が続けられていて、エコミュゼの理念の具体的な
ひとつの姿を見せてくれる。
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■3.事務局からのお知らせ
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○2010年度会費のお振込みをお願いいたします。ご不明の点について
は、事務局までお問い合せください。
〇新年度のスタートに伴い、ご所属や連絡先・送付先等の変更があった
方は、下記の事務局宛てにご一報頂ければ幸いです。
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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society
東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/
郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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2010関西例会・近江八幡市の水郷

滋賀県近江八幡市西の湖周辺の水郷は、2006年1月に第1号の重要文化的景観に選定されました。また、ラムサール条約の指定湿地「琵琶湖」の一部を構成しています。西の湖は、琵琶湖に現存する最大の内湖です。内湖の多くは、食糧増産のために干拓されましたが、西の湖は、ヨシ産業に用いるヨシ地保全と治水のために、残されてきました。
ヨシの生育する内湖は、稚魚や水鳥の生息地・希少な植物の生育地としての生態系保全、水質浄化、伝統的な文化的景観保全等で、その重要性が見直されています。中でも、西の湖に浮かぶ2.5haの「権座」は、ヨシ地に囲まれ、田舟で渡って耕作する水田として注目されています。重要文化的景観に選定されて以降、権座は、酒米作りや、子どもたちの田植え体験、収穫祭等の地域イベントの場として、利用されています。
また後ろに連なる里山林ではイノシシが増え、農作物被害が問題でありますが、地元と都市住民が協働して林を伐採し、開けた場所を作り被害を軽減する取り組みも行われています。集落営農を通じて、それなりに手間をかけながらも楽しんで農作業を行い、その中で環境保全、文化継承に取組んでいる白王町の住民と交流します。
なお、近江八幡市の旧市街は、保存・再生した八幡堀、周辺の伝統的建造物群保存地区やヴォーリズの建築が見られ、またまちづくりがさかんなところ
です。
●日時:2010年10月2日(土)~10月3日(日)
●場所:滋賀県近江八幡市の水郷地帯
●集合 近江鉄道バス長命寺線(土曜ダイヤ)円山バス停下車 12:52
長命寺線JR近江八幡駅12:40発にお乗りください
(長命寺線のバスは1時間に2・3本出ています)
●研究例会参加費
1部のみ参加者(資料代・会場代・権座に渡る舟代)
会 員:1,500円   非会員:2,000円    学 生:1,500円
1部+2部参加者(資料代等+宿泊費・食費)
会 員:8,000円   非会員:8,500円    学 生:8,000円
1部+2部+3部参加者(資料代等+宿泊費・食費+入館料・乗船代)
会 員:10,000円   非会員:10,500円   学 生:100,00円
<プログラム>
【第1部】2010年10月2日(土)13:00~17:00
■内容
ヨシの卸商の17代目で、ヨシ博物館を開設された西川嘉弘さんより、
ヨシについて解説いただきます。白王町に移り、田舟で権座に渡って
見学してから、地元の集会所で白王町の住民と懇談します。
■スケジュール
13:00 集合  円山バス停
13:05 円山町 ヨシ博物館見学+西川嘉廣館長と懇談
14:00 白王町 権座の田圃の見学、集落営農組合の作業場見学
15:20 白王町 里山再生プロジェクト活動地の見学
16:20 白王町 住民との懇談
17:00 終了  白王口バス停
【第2部】2010年10月2日(土)17:00~22:00
■内容
市民の力で空き町家をリノベーションした八幡旧市街のカフェ民宿
「八幡酒蔵工房」で、地産地消こだわりディナーと地酒『權座』に舌鼓を
打ちながら、地元で風景や生態系の保全活動に関わるキーパーソン
達を交えて大縁会をします。
■ゲスト(予定)
・八幡堀を守る会       代表 白井貞夫さん
・八幡山の景観を良くする会  代表 村西耕爾さん
・いまさかアートプロジェクト 代表 小関皆乎さん
・近江八幡市中間支援センター 事務局 土田滋男さん
・ひょうたんからKO-MA  事務局 藤田知丈さん など
【第3部】2010年10月3日(日)8:30~12:00
■内容
八幡堀~伝建地区周辺を散策し、すぐ近くに隣接しながらも白王・円山
地域とは全く文化圏の異なる近江八幡旧市街エリアの歴史・文化・自然
と、それらにプライドを持ち、いつまでも守り継いでいこうとする町民意識
の源泉に触れていただければ、と思います。元漁業者で、西の湖の生き
字引の奥田修三さんより、湖の歴史、文化と、環境保全活動の経緯につ
いて、案内してもらいます。
■コースとスケジュール
7:00~ 8:00 朝食
8:30~ 9:00 地域再生のシンボル・八幡堀周辺の散策~
日牟礼八幡宮参拝
9:00~10:00【近江商人コース】
・伝建地区「新町通」散策
・郷土資料館~歴史民俗資料館~旧西川家住宅鑑賞
【八幡山コース】
・八幡山ロープウェー乗車
・八幡山城跡散策(市民が作ったハイキングコースもあり)
・湖東平野、琵琶湖、西の湖を展望
10:00~10:30 安土へ移動
10:30~12:00 西の湖を船で見学
12:00終了
●参加申込
9月17日(金)までに、下記の内容を添えて、日本エコミュージアム研究会
事務局まで、お申し込みください。参加費は、当日徴収いたします。
日本エコミュージアム研究会事務局
E-mail: jimu@jecoms.jp 、Fax: 042-495-8963
「10/2 関西例会申込み」とタイトルを付けてください。
1氏名
2住所
3電話番号(携帯などつながりやすい電話)
4メールアドレス
5参加プログラム(いずれかを選択してください)
第1部のみ   第1部と第2部  第1部~第3部
6会員種別(いずれかを示してください)
会員      非会員      学生

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