日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

Archive for 7 月, 2009

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 37号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 37号  <2009.7.16>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1. 文化財・博物館連携部会のご案内
2. 2009年全国大会 in 山梨県小菅村のご案内
3. 事務局からのおしらせ
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■1. 文化財・博物館連携部会のご案内
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日本エコミュージアム研究会 文化財・博物館連携部会
「八国山たいけんの里にみる市民参加と文化財ネットワーク」
東村山ふるさと歴史館の分館施設として2009年5月にオープンした
ばかりの「八国山たいけんの里」を訪ねます。同博物館では、これ
まで市民参加の手法により遺跡公園(下宅部遺跡はっけんのもり)
を整備し市民と協働で運営してきた実績があります。「トトロの森」の
愛称で親しまれている八国山や北山公園に抱かれた本施設では、
どのような市民参加の手法が行われているのでしょうか。担当の
石川正行学芸員にお話を伺います。加えて、施設間を結ぶネット
ワークや博物館とフィールドとの繋がりを実感する「体験ウォーク」
も準備しています。会員・非会員を問わずどうぞご参加ください。
(担当理事:馬場憲一)
〇日時 2009年8月30日(日)14:00~17:00
〇場所 東村山市ふるさと歴史館・分館「八国山たいけんの里」
(東京都東村山市野口町3-48-1、TEL 042-390-2161)
[交通] 西武鉄道西武園線「西武園駅」下車徒歩約10分
〇参加費 無料
〇申込み  お名前、ご住所、連絡先mail、ご所属、会員・非会員の別を
添えて、「8/30 jecoms部会」と題してお申込みください。
日本エコミュージアム研究会 事務局(嵯峨創平)
東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
E-mail: jimu@jecoms.jp 、URL http://www.jecoms.jp/
<スケジュール(予定)>
14:00~ 開会あいさつ(馬場理事)
14:10~ 「八国山たいけんの里の開設経過とこれから」
(東村山ふるさと歴史館・学芸員 石川正行氏)
15:15~ 体験ウォーク出発
両コースとも「下宅部遺跡はっけんのもり」の見学までは共通
A:「八国山(トトロの森)自然散策コース」
B:「東村山の文化財(国宝・正福寺ほか)散策コース」
17:00~ 各コース終着点で解散
(参照URL)東村山ふるさと歴史館と関連事業
http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/~kakukaweb/bunrui/10-69.html
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■2. 2009年全国大会 in 山梨県小菅村のご案内
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日本エコミュージアム研究会 第15回全国大会in山梨県小菅村
テーマ 「源流の村=小菅村=日本村 ~生物文化多様性を紡ぐ」
2009年9月5日(土)~9月6日(日)
主催:日本エコミュージアム研究会・小菅村全国大会実行委員会
共催:ミューゼス研究会、小菅村の諸団体
(財)森とむらの会/植物と人々の博物館
NPO法人自然文化誌研究会、NPO法人秩父まるごと博物館
後援:小菅村、(以下予定)省庁、山梨県
開催の趣旨:
多摩川源流のむらである小菅村から流れ出した「エコミュージアム日本村」
づくりの現状を紹介し、全国各地から豊かなご経験を携えてご参加くださる
皆様と事例に基づいた意見交流を親しく行い、生物文化多様性が豊かな
農山村エコミュージアムにおける環境学習・保全・創造活動を通じた都市
農山村交流の多彩なあり方を明らかにします。
エコミュージアム日本村は、日本の山村に伝承されてきた伝統的知識体系
を学習し、環境保全・創造する活動を通じて、持続可能な地域社会を形成
します。日本村のコアミュージアムが「植物と人々の博物館」です。植物と
人々をめぐる伝統的智恵を受け継ぎ、秩父多摩甲斐国立公園内での山村
振興モデルを提案します。流域の人々とエコミュージアムをつなぐネットワ
ーク活動をつくります。
自然に遊び、日本の伝統的生活文化に学び、豊かな人生を感じるために
多摩川上流の山村、エコミュージアム日本村にお出かけください。小菅村
を訪れると、美しい自然、採りたての山川の幸、雑穀や野菜の在来食材、
郷土の伝統料理、心地よい温泉をゆったりと楽しむことができます。その
うえ、植物と人々をめぐる良い本にめぐり会えます。
○開催場所
9月5日 山梨県小菅村中央公民館(植物と人々の博物館)を中心に村内
※ 宿泊施設は村内の旅館、民宿、キャンプ場など希望に応じて
9月6日 山梨県小菅村中央公民館
※公共交通をご利用の方は、JR青梅線終点の「奥多摩駅」より西東京バス
「小菅行き」小菅村役場下車 9/5 10:55 奥多摩駅発のバスになります。
自家用車の方は「小菅村役場(小菅村4698番地 TEL:0428-87-0111)」を
目指してください。
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日程
9月5日(土)
12:00 受付開始 小菅村中央公民館  ※手荷物はお預かりします。
ポスター展示(ポスターセッション)、2日間展示しますので、交流会や休憩
の時にご説明いただきます。
13:00~16:00 エクスカーション(各コース20名程)
①「源流の景観と食体験」コース(こんにゃく畑とワサビ田:橋立地区)
小菅村の最上流に位置する橋立地区では、斜面でこんにゃくの栽培を続け
ています。壮観な景観です。また、源流の自然を活かしたワサビ田の見学と
ワサビ漬け作りの体験も行います。
②「民話七不思議」コース(長作観音堂と古からの伝承:長作地区)
重要文化財「長作観音堂」と長作七不思議伝説(片葉の葦、二羽の烏など)、
セイノ神の道祖神など、地区に伝わる不思議に耳を傾けてみませんか?
③「森の癒し(森でほうれる)」コース
(松姫峠~松鶴のブナ~鶴寝山:小菅村エコセラピー研究会)
面積の95%が森林の小菅村。癒しの空間として森林を見つめ直します。標
高1,300メートルのブナやミズナラを中心とした広葉樹の中でゆったりとした
時間を過ごしませんか?
④「雑穀オコジュウ」コース(大福、雑穀見本園、室、炭焼き窯:中組地区)
「オコジュウ」とは、昼食と夕食の間に食べられた「おやつ」のことです。
アカモロコシ(モロコシ)とオヤマボクチの葉を使った大福を臼と杵で搗き
ます。また、小菅村で伝統的に栽培されている雑穀の在来品種見本園や、
昔から貯蔵に利用した「室」、炭焼き窯をご紹介します。
⑤「多摩川源流エコツアー」コース(多摩川最源流部:多摩川源流研究所)
シオジの天然更新、4mを超えるセンノキ(ハリギリ)、モミジ、ツガ、カツラ、
コケなど、東京都水道局がその水源林として守っている源流の魅力を物語
を混じえてご案内します。
⑥「伝統工芸(竹細工)」コース(「めかご」「おざら」づくり:小菅村ゆうゆうク
ラブ)
スズタケを使った「めかご」、マダケを使った「おざら」を作ります。昔から、
小菅村で使われてきたもの、小菅村の智恵者からその技術と心を学びます。
※参加申し込み者の状況により、希望通りにいかない場合もあります。
ご承知ください。
16:00~17:00 「多摩源流 小菅の湯」入浴、物産館
18:00~22:00 夕食と交流会(小菅村の郷土食をお楽しみください)
会場:小菅村中央公民館
地元芸能の御光太鼓(予定)
小永田地区「神代神楽」の見学(バスで送迎します)
夜なべ談義 (地酒持ち込み歓迎、翌日に差し支えない程度にお楽しみ
ください) 会場:中央公民館 1階和室
9月6日(日)
6:00~7:00  野鳥観察会、河畔遊歩道散策
9:00~12:00
ワークショップ「源流の村=小菅村=日本村~生物文化多様性を紡ぐ」
会場:小菅村中央公民館 3階
多摩川の源流地域にある山梨県小菅村は日本の山村文化を色濃く継承して
います。源流の村は秩父多摩甲斐国立公園の自然環境、豊かな生物多様性
に適応した生活文化を形成してきました。野生動植物や栽培植物・家畜ととも
に地域固有の生物文化多様性を紡いできたのです。どのように生き物と生活
文化が育まれてきたのかについて、まず、小菅村の皆様に率直に語っていた
だき、次に、小菅村の自然と文化に対する印象を参加者の皆様に述べていた
だきたいと思います。
皆様のお話は3分~5分程度で、山村の生活、生き物、森林や水、素のまま
の美しい暮らし(sobibo)の在り様について話し合いを深めます。多くの方々の
ご発言をお願いします。
これらの語りの中から、エコミュージアム日本村としての小菅村の可能性を探
る議論を続け、適宜、指定討論者の皆様(日本エコミュージアム研究会理事)
にご意見を織り交ぜてご発言いただきたいと思います。このワークショップに
結論付けは求めませんが、山村における生物文化多様性の保全とエコミュー
ジアムの新たな可能性を開くような話し合いが展開することを願っています。
司会    佐藤英敏  小菅村源流振興課長
井村礼恵  植物と人々の博物館研究員
趣旨説明  木俣美樹男 東京学芸大学環境教育実践施設長(jecoms理事)
指定討論者 嵯峨創平 環境文化のための対話研究所代表(jecoms事務局長)
大山由美子 丹青研究所(jecoms理事)
馬場憲一  法政大学教授(jecoms理事)
井原満明  地域計画研究所(jecoms理事)
12:00 閉会  ○昼食「謹製・源流弁当!!」
※閉会後、帰途エクスカーションがあります。下記により実施します(事前申し
込み状況にて開催を決定します)。
帰途エクスカーション:
12:15 出発 (バス車中で弁当配布)、江戸東京博物館たてもの園を見学後、
JR中央線東小金井駅で17時頃に解散
江戸東京博物館たてもの園: 江戸東京たてもの園は、1993年(平成5年)3月
28日に開園した野外博物館です。都立小金井公園の中に位置し、敷地面積は
約7ヘクタール、園内には江戸時代から昭和初期までの、27棟の復元建造物
が建ち並んでいます。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史
的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代
に継承することを目指しています。
企画協力:NPO法人ミュゼダグリ
12:15 出発 (バス車中で弁当配布)、関連施設を見学後、西武池袋線秩父駅
で17時半頃解散
秩父まるごと博物館: 秩父地域(秩父山地とその隣接地)における自然・歴史・
文化を住民が認識し発掘、情報の提供、啓発活動を行うと共に、その遺産を
現地において保存、育成、展示を行い、ひいては農林業・商工業・観光業等に
生かすことを目的としています。
企画協力:NPO法人秩父まるごと博物館
13:00 出発(昼食後)、奥多摩駅で16時頃に解散
おくたまむかしみち散策: 奥多摩湖からJR奥多摩駅まで、旧青梅街道を歩く
「むかし道」(行程9キロメートル、約4時間)の散策コースです。峠や橋のたもと
には、江戸時代の信仰を伝える道祖神や馬頭観音などが往時のままに残り、
街道沿いには、羽黒三田神社、白髭神社など見所も多くあります。昔の面影
を偲びながらのんびり歩けるコースです。
企画協力:奥多摩ビジターセンター
●参加費等
参加費:日本エコミュージアム会員3,000円、非会員3,500円、学生1,500円
エクスカーション参加費(9月5日開催分) 1,000円
宿泊費(1泊朝食付き) 旅館:5,000円  民宿:4,000円  キャンプ場:3,000円
※基本的に相部屋となります。個室を希望の方は別途料金がかかりますので
ご相談ください。
夕食と交流会および夜なべ談義:4,000円:参加者全体の交流会にて夕食はご
用意します。
2日目昼食(「謹製・源流弁当」)1,000円
※オプショナル・エクスカーションは、別紙の参加諸費用一覧をご覧下さい
●申し込み方法
申込用紙を日本エコミュージアム研究会ホームページ:
http://www.jecoms.jp/format/ よりダウンロードして、メールもしくはFAXにて
お申し込みください。申し込み締め切りは、8月15日(土)です。
○申込み・お問合せ:大会実行委員会事務局(黒澤・井村)
電話/FAX:0428-87-0741  e-mail:npo-inch@wine.plala.or.jp
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■3.事務局からのお知らせ
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前号でもお知らせしましたが、jecoms事務局が新年度から異動しました。
新事務局は下記のとおりです。
また、今年度までの会費を未だお納めでない場合には、下記の口座
へお振込みいただけますようお願い致します。
なにか疑問の点やご希望などございましたら、下記事務局までご連絡
ください。
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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society
東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/
郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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第15回全国大会in山梨県小菅村

テーマ 「源流の村=小菅村=日本村」
~生物文化多様性を紡ぐ
2009年9月5日(土)~9月6日(日)
主催:日本エコミュージアム研究会・小菅村全国大会実行委員会
共催:ミューゼス研究会、小菅村の諸団体、(財)森とむらの会/植物と人々の博物館、NPO法人自然文化誌研究会、NPO法人秩父まるごと博物館
後援:小菅村、(以下予定)省庁、山梨県
日本エコミュージアム研究会 第15回全国大会
開催の趣旨:
多摩川源流のむらである小菅村から流れ出した「エコミュージアム日本村」づくりの現状を紹介し、全国各地から豊かなご経験を携えてご参加くださる皆様と事例に基づいた意見交流を親しく行い、生物文化多様性が豊かな農山村エコミュージアムにおける環境学習・保全・創造活動を通じた都市農山村交流の多彩なあり方を明らかにします。
エコミュージアム日本村は、日本の山村に伝承されてきた伝統的知識体系を学習し、環境保全・創造する活動を通じて、持続可能な地域社会を形成します。日本村のコアミュージアムが「植物と人々の博物館」です。植物と人々をめぐる伝統的智恵を受け継ぎ、秩父多摩甲斐国立公園内での山村振興モデルを提案します。流域の人々とエコミュージアムをつなぐネットワーク活動をつくります。
自然に遊び、日本の伝統的生活文化に学び、豊かな人生を感じるために多摩川上流の山村、エコミュージアム日本村にお出かけください。小菅村を訪れると、美しい自然、採りたての山川の幸、雑穀や野菜の在来食材、郷土の伝統料理、心地よい温泉をゆったりと楽しむことができます。そのうえ、植物と人々をめぐる良い本にめぐり会えます。
○開催場所
9月5日 山梨県小菅村中央公民館(植物と人々の博物館)を中心に村内
※ 宿泊施設は村内の旅館、民宿、キャンプ場など希望に応じて
9月6日 山梨県小菅村中央公民館
※公共交通をご利用の方は、JR青梅線終点の「奥多摩駅」より西東京バス「小菅行き」小菅村役場下車 9/5 10:55 奥多摩駅発のバスになります。
自家用車の方は「小菅村役場(小菅村4698番地 ℡:0428-87-0111)」を目指してください。
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日程
9月5日(土)
12:00 受付開始 小菅村中央公民館  ※手荷物はお預かりします。
ポスター展示(ポスターセッション)、2日間展示しますので、交流会や休憩の時にご説明いただきます。
13:00~16:00 エクスカーション(各コース20名程)
①「源流の景観と食体験」コース(こんにゃく畑とワサビ田:橋立地区)
小菅村の最上流に位置する橋立地区では、斜面でこんにゃくの栽培を続けています。壮観な景観です。また、源流の自然を活かしたワサビ田の見学とワサビ漬け作りの体験も行います。
②「民話七不思議」コース(長作観音堂と古からの伝承:長作地区)
重要文化財「長作観音堂」と長作七不思議伝説(片葉の葦、二羽の烏など)、セイノ神の道祖神など、地区に伝わる不思議に耳を傾けてみませんか?
③「森の癒し(森でほうれる)」コース(松姫峠~松鶴のブナ~鶴寝山:小菅村エコセラピー研究会)
面積の95%が森林の小菅村。癒しの空間として森林を見つめ直します。標高1,300メートルのブナやミズナラを中心とした広葉樹の中でゆったりとした時間を過ごしませんか?
④「雑穀オコジュウ」コース(大福、雑穀見本園、室、炭焼き窯:中組地区)
「オコジュウ」とは、昼食と夕食の間に食べられた「おやつ」のことです。 アカモロコシ(モロコシ)とオヤマボクチの葉を使った大福を臼と杵で搗きます。また、小菅村で伝統的に栽培されている雑穀の在来品種見本園や、昔から貯蔵に利用した「室」、炭焼き窯をご紹介します。
⑤「多摩川源流エコツアー」コース(多摩川最源流部:多摩川源流研究所)
シオジの天然更新、4mを超えるセンノキ(ハリギリ)、モミジ、ツガ、カツラ、コケなど、東京都水道局がその水源林として守っている源流の魅力を物語を混じえてご案内します。
⑥「伝統工芸(竹細工)」コース(「めかご」「おざら」づくり:小菅村ゆうゆうクラブ)
スズタケを使った「めかご」、マダケを使った「おざら」を作ります。昔から、小菅村で使われてきたもの、小菅村の智恵者からその技術と心を学びます。
※参加申し込み者の状況により、希望通りにいかない場合もあります。ご承知ください。
16:00~17:00 「多摩源流 小菅の湯」入浴、物産館
18:00~22:00 夕食と交流会(小菅村の郷土食をお楽しみください)
会場:小菅村中央公民館
地元芸能の御光太鼓(予定)
小永田地区「神代神楽」の見学(バスで送迎します)
夜なべ談義 (地酒持ち込み歓迎、翌日に差し支えない程度にお楽しみください) 会場:中央公民館 1階和室
9月6日(日)
6:00~7:00  野鳥観察会、河畔遊歩道散策
9:00~12:00
ワークショップ「源流の村=小菅村=日本村~生物文化多様性を紡ぐ」
会場:小菅村中央公民館 3階
多摩川の源流地域にある山梨県小菅村は日本の山村文化を色濃く継承しています。源流の村は秩父多摩甲斐国立公園の自然環境、豊かな生物多様性に適応した生活文化を形成してきました。野生動植物や栽培植物・家畜とともに地域固有の生物文化多様性を紡いできたのです。どのように生き物と生活文化が育まれてきたのかについて、まず、小菅村の皆様に率直に語っていただき、次に、小菅村の自然と文化に対する印象を参加者の皆様に述べていただきたいと思います。
皆様のお話は3分~5分程度で、山村の生活、生き物、森林や水、素のままの美しい暮らし(sobibo)の在り様について話し合いを深めます。多くの方々のご発言をお願いします。
これらの語りの中から、エコミュージアム日本村としての小菅村の可能性を探る議論を続け、適宜、指定討論者の皆様(日本エコミュージアム研究会理事)にご意見を織り交ぜてご発言いただきたいと思います。このワークショップに結論付けは求めませんが、山村における生物文化多様性の保全とエコミュージアムの新たな可能性を開くような話し合いが展開することを願っています。
司会    佐藤英敏  小菅村源流振興課長
井村礼恵  植物と人々の博物館研究員
趣旨説明  木俣美樹男 東京学芸大学環境教育実践施設長(jecoms理事)
指定討論者 嵯峨創平  環境文化のための対話研究所代表(jecoms事務局長)
大山由美子 丹青研究所(jecoms理事)
馬場憲一  法政大学教授(jecoms理事)
井原満明  地域計画研究所(jecoms理事)
12:00 閉会  ○昼食「謹製・源流弁当!!」
※閉会後、帰途エクスカーションがあります。下記により実施します(事前申し込み状況にて開催を決定します)。
帰途エクスカーション:
12:15 出発 (バス車中で弁当配布)、江戸東京博物館たてもの園を見学後、JR中央線東小金井駅で17時頃に解散
江戸東京博物館たてもの園: 江戸東京たてもの園は、1993年(平成5年)3月28日に開園した野外博物館です。都立小金井公園の中に位置し、敷地面積は約7ヘクタール、園内には江戸時代から昭和初期までの、27棟の復元建造物が建ち並んでいます。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。
企画協力:NPO法人ミュゼダグリ
12:15 出発 (バス車中で弁当配布)、関連施設を見学後、西武池袋線秩父駅で17時半頃解散
秩父まるごと博物館: 秩父地域(秩父山地とその隣接地)における自然・歴史・文化を住民が認識し発掘、情報の提供、啓発活動を行うと共に、その遺産を現地において保存、育成、展示を行い、ひいては農林業・商工業・観光業等に生かすことを目的としています。
企画協力:NPO法人秩父まるごと博物館
13:00 出発(昼食後)、奥多摩駅で16時頃に解散
おくたまむかしみち散策: 奥多摩湖からJR奥多摩駅まで、旧青梅街道を歩く「むかし道」(行程9キロメートル、約4時間)の散策コースです。峠や橋のたもとには、江戸時代の信仰を伝える道祖神や馬頭観音などが往時のままに残り、街道沿いには、羽黒三田神社、白髭神社など見所も多くあります。昔の面影を偲びながらのんびり歩けるコースです。
企画協力:奥多摩ビジターセンター
●参加費等
参加費:日本エコミュージアム会員3,000円、非会員3,500円、学生1,500円
エクスカーション参加費(9月5日開催分) 1,000円
宿泊費(1泊朝食付き) 旅館:5,000円  民宿:4,000円  キャンプ場:3,000円
※基本的に相部屋となります。個室を希望の方は別途料金がかかりますのでご相談ください。
夕食と交流会および夜なべ談義:4,000円:参加者全体の交流会にて夕食はご用意します。
2日目昼食(「謹製・源流弁当」)1,000円
※オプショナル・エクスカーションは、別紙の参加諸費用一覧をご覧下さい
●申し込み方法
申込用紙を日本エコミュージアム研究会ホームページ:http://www.jecoms.jp/format/ よりダウンロードして、メールもしくはFAXにてお申し込みください。
○申込み・お問合せ:大会実行委員会事務局
電話/FAX:0428-87-0741  e-mail:npo-inch@wine.plala.or.jp
申し込み締め切りは、8月15日(土)です。

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 36号追補

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 36号追補 <2009.6.10>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平/中野喜吉
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[憲章]
エコミュージアム憲章2009
前文
この憲章は、G・H・リヴィエールが提唱したフランスにおけるエコミュージアムの「発展的定義」を踏まえ、日本的に解釈したものである。
定義
エコミュージアムは、地域社会の内発的・持続的な発展に寄与することを目的に、一定の地域において、住民の参加により環境と人間との関わりを探る活動としくみである。
対象
エコミュージアムは、ある一定の地域の多様な自然環境とそこにおいて成立した有形無形の生活・文化・産業の遺産や記憶・様式等を、過去・現在・未来を通じて、総合的・統合的に対象とする。
活動
エコミュージアムは、地域資源を学習、調査・研究、保全・利活用する機能をもち、次のような諸活動を行う。
・学校   エコミュージアムは、地域を学び知り、地域をつくる担い手を育む住民の学校として、交流、教育、展示普及活動をおこなう。
・研究所  エコミュージアムは、地域のための研究所として、専門家と共に科学性をふまえ学際的な調査・研究をおこなう。
・保全機関 エコミュージアムは、多様な自然や生活文化を含む地域資源の保全機関として、記憶の収集および持続的利活用をおこなう。
しくみ
エコミュージアムは、住民が主体となり、行政や地域の様々なセクターと協働するしくみである。推進にあたっては、専門的職員を配し、地域の各分野や利用者の参加による企画運営、専門家との連携による学術的研究についての組織を構成する。
2009年5月24日、日本エコミュージアム研究会総会で採択された。
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局
〒204-0004 東京都清瀬市野塩1-307-1-203  嵯峨創平 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp   TEL/FAX:  0424-95-8963
ホームページ http://www.jecoms.jp
郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通 0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 36号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 36号  <2009.6.10>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平/中野喜吉
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[目次]
1.2009年度第2回理事会・議事録
2.2009年度総会・議事録
3.新役員の抱負(2)
4.事務局からのお知らせ
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■1.2009年度第2回理事会・議事録
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日時:2009年5月24日(日) 12:00~13:00
場所:大阪・平野 :全興寺(せんこうじ)
(大阪市平野区平野本町4-12-21、Tel 06-6791-2680)
出席:大原、淺野、井上、大山、菊地、嵯峨、
笹谷、中野、三橋、吉兼、
欠席(委任):安藤、井原、今井、今橋、木俣、馬場
議題:
【報告事項】
1.  事務局報告
会員状況 個人会員184人(入8、退10+21)、団体会員9団体
2008年度決算監査報告 (別紙1,2)、機関誌37冊を販売
2.その他 2009年度予算で、事務補助アルバイト代12,000円を見込んで一般管理費を210,000円とする。
次期監事に金長信明氏、福田良彦氏を推薦し打診する。
【審議事項】
1.2009年度総会の進め方
1.号議案 2008年度事業報告
2号議案 2008年度決算報告
3号議案 2009年度事業計画
4号議案 2009年度予算
2.新憲章の扱い
「憲章2009」5号議案として総会に諮る。
3.地域例会部会の提案について
「部会名」を再考するとして了承し6号議案として総会に諮る。
4.その他
機関誌の販売価格は会員外は3000円、会員と大会当日は全てに2000円を確認した。
機関誌の印刷部数を減らす方向で理事会で検討する。
機関誌の永久保存冊数を3冊にする。
5.次回理事会(日程、場所)
8月開催予定の例会にあわせて日時、場所を決定する。
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■2.2009年度総会・議事録
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日本エコミュージアム研究会2009年度総会・議事録
日時:2009年5月24日(日) 14:00~15:00
場所:大阪・平野 :全興寺(せんこうじ)大阪市平野区平野本町4-12-21
議長に長山雅一氏を選出して開催した。
●1号議案 2008年度事業報告
以下のとおり承認された。
全国大会 11月8-9日    会場 奈良・明日香村
研究大会 6月15日    会場 東京学芸大学・環境教育実践施設
研究例会 7月27日    会場 東京・新宿ミニ博物館
9月20日    会場 山形・朝日町エコミュージアム
1月11-12日    会場 福島・奥会津例会
総会   6月15日 東京学芸大学・環境教育実践施設
理事会  4月6日、6月15日、9月20日、1月10日の4回開催
メールマガジン発行 23号から33号
機関誌  14号3月31日発行
会員状況 2009年3月31日現在
個人会員 184人(入8人、退10+21人) 団体会員 9団体
2008年度会費入金済み 117人          5団体
2008年度会費未納    30人          4団体
2007年度から会費未納  24人
2006年度から会費未納  13人
*2005年度から会費未納  21人
機関誌販売状況 2号:2冊、3:1、4:1、5:2、7:3、8:2、9:3、10:4、
11:2、12:4、13:13 計37冊(内11冊は全国大会で)
(1,3号は売り切れ)
役員改選結果
3/16投票締切、3/23彦根・滋賀県立大学サテライトで開票
選挙管理委員:本多孝、近藤隆二郎、野間直彦
会長 大原一興
理事 吉兼秀夫、大山由美子、安藤竜二、淺野敏久、馬場憲一、嵯峨創平
中野喜吉、笹谷康之、井上敏、井原満明、菊地直樹、今井信五
今橋克寿、三橋俊雄、木俣美樹男 (15名)
●2号議案 2008年度決算報告 (別紙1,2)
別紙1,2のとおり承認された。
●3号議案 2009年度事業計画
以下のとおり承認された。
全国大会:山梨県小菅村で9月5-6日に開催
大会のテーマ「生物多様性を紡ぐ」とする。
研究大会:大阪・平野5月24日に開催(本日)
関東例会:11月頃に千葉「房総横断鉄道沿線」を予定
関西例会:1月23日に藤井寺を予定
博物館連携部会:適宜開催する
機関誌15号発行 2010年3月発行
メールマガジン 原則毎月1回発行
ホームページ適宜更新する
その他本会の規約に照らして必要な事業を行う。
事務局移転 中野から嵯峨に移転する。
理事の分担 機関誌編集長:淺野、 機関誌副編集長: 井上
大会担当:木俣、馬場、嵯峨、大山、井原、大原
博物館連携部会担当:馬場
研究大会担当:三橋、笹谷、井上
例会担当:大山、吉兼、井上、菊地、三橋、笹谷
●4号議案 2009年度予算  (別紙3)
原案どおり承認された。
●5号議案 新憲章・エコミュージアム憲章2009   (別紙4)
別紙5のように、8ヵ所の読点挿入などを修正して承認された。
●6号議案 地域例会部会の提案
地域例会部会を提案  井原理事(欠席)
理事会で「部会名」と参加メンバーを再検討すことを条件に、
設置することが承認された。
活動内容と目的
①会員が所属しているエコミュージアム団体の把握
・メーリングリスト等を活用して団体の情報を把握する。
・出来れば会員が所属している団体のリストを作成する。
・既存等の資料が有れば再整理する。
②地方での例会の開催
・関東例会や関西例会とは別に、会員が所属している地方のエコミュージアム団体の活動を例会として位置づけ、会合やイベント等があるときにその近くの理事や会員に呼びかけて、地方(ブロック?)での交流を図る。
●7号議案 監事の選出
理事会により推薦された金長信明氏、福田良彦氏を監事に選出した。
●その他
この会を「学会」にするについての手続き等を調べる様、理事会で検討する。
2009年5月24日
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■3.新役員の抱負(2)
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大原一興
自由と前進の精神のもとに、様々な登り口のあるエコミュージアムの世界を再びオープンにして行くことに尽力したいと思います。眉間にしわを寄せたりしないで、気楽につながる楽しみ、知る悦びを。
木俣美樹男
山梨県小菅村において第15回全国大会をお引き受けし、準備を進めております。源流の村には日本人の心があることをよりどころに、会員の皆様のお越しを楽しみにお待ちしております。植物と人々の博物館も一般公開します。
井上敏
地味な仕事ではあると思いますが、エコミュージアムの理論的な部分を少しずつでも形にしていけるよう、会の運営を行っていきたいと思います。
安藤竜二
日本にエコミュージアムが生まれて20年。全国のエコミュージアム実践者が、気軽に問題点を情報交換しあい切磋琢磨できる場づくりに努めたいです。
今橋克寿
個々人の思いから始まり、それらの出会いと交流で、つながり広がっていくのが、エコミュージアムのおもしろいところ。必要なときには、見直しや充電の期間もあってよい。小さくとも灯を絶やさぬことが大切だと思っています。
笹谷康之
地域固有の魅力は、歴史と自然環境によって形づくられ、景観によって表現されるのだなと益々思う近年、地道にエコミュージアム活動に取り組みたいと考えています。
菊地直樹
地域を過去と現在を見つめなおし、そこから未来の選択肢を創りだすことが大事だと思っています。エコミュージアムは、そのことが面白く実現できる活動なのではないでしょうか。よろしくお願いします。
吉兼秀夫
会長職の間皆様にお世話になりました。十分な仕事が果たせず申し訳ありません。今年からは一理事として今まで通り多くの方々や組織とコラボができるよう努めるとともに会員の皆さんにそのような機会を提供したいと思います。
三橋俊雄
本研究会が、日本のエコミュージアム活動をリードしていく「コア」であるという自負をもって、日々努力していかなければとの思いです。また、地域の自然や文化、そして地域の人びとが主人公たり得る内発的発展に寄与し得る研究会であることを再確認しているところです。
大山由美子
日本における様々な動きがあります。18年前にフランスを視察して、同行したメンバーが三者三様の意見を述べていました。エコミュージアムへの期待、観点の違いにより、様々な可能性を描かせてくれたのだと思います。今後も、可能な範囲で、研究会活動に協力したいと思います。宜しくお願いします。
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■4.事務局からのお知らせ
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事務局が変わりました。銀行振込の口座が変わります。
銀行ご利用の方は次回からお振込時、ご注意ください。
2年間不行き届きの中、皆様のご協力で今日まで務めさせていただきました。この間、「郵便振替」優先、会員番号の記入など、細かな注文をお願いしてまいりましたが今後も事務局のスムーズな運営のために嵯峨創平
・新事務局長にご協力をお願い致します。
例会へのご参加、新憲章へのご意見、メーリングリストへの投稿などより積極的なご参加をいただいてこの会の発展につなげていただきたいと思います。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
中野喜吉(ナカノキヨシ)
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局
〒204-0004 東京都清瀬市野塩1-307-1-203  嵯峨創平 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp   TEL/FAX:  0424-95-8963
ホームページ http://www.jecoms.jp
郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通 0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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